パスコンパスの日記

何か色々作るのが好きです

【唐突】好きなwebマンガ紹介(未完も含む)

 今回は唐突に好きなwebマンガの紹介記事です。唐突ではありますが、経緯はあるのでまずは理由を説明します。

なぜ急に紹介記事を書いたか

 最近メカトロ工作のマンガ「めかとろろ」を描いています。ご興味ありましたら、詳しくはこちらをご覧ください。

yoichi-41.hatenablog.com

 こちらの記事を書いた時は気づいていなかったのですが、マンガを描きたいと思ったきっかけとしてwebマンガ(特に個人投稿のもの)に大きな影響を受けたことにふと気がつきました。いい意味でゆるい雰囲気というか、「バチバチにプロでなくてもマンガを描いて投稿して良いんだ、そういう文化があるんだ」 と気づいて刺激を受けて、マンガを自分でも描きたいと思う様になりました。webマンガの世界は広く、人によって読む作品も違ったり、知らない人は全く知らないと思うので特に好きな作品をいくつか紹介します。また、今回紹介するものは無料で全部読めます。

おすすめwebマンガ

密着!帰宅部24時

 電解質さんの作品です。完結してます。ゲームが得意な「師匠」とその友人達の中学生の日常を描いた作品です。初めてハマったwebマンガがこれだったと思います。すごくゆるい雰囲気で好きです。中学生の頃を思い出します。

kitakubu24.jpn.org

f:id:yoichi_41:20220312012226p:plain
密着!帰宅部24時のファンアート(FA)

 数あるエピソードの中でも特に64のスマブラ編が熱いです。書籍化もされてますがそちらは権利的にスマブラ編の内容が変わっているので個人的にはまずはweb版をおすすめします。

とってもセンチメンタルまさ子

 うえむらさんの作品です。未完です。これもめちゃくちゃ好きです。革命家の孫、まさ子が西洋人形のアフロディテと掃除機のだいそんと共に芋中学という学校で下克上をしていくお話です。ジャンルは何だろう?能力バトル物でしょうか。

megusurigirl.web.fc2.com

f:id:yoichi_41:20220312012304p:plain
とってもセンチメンタルまさ子のFA

 改めてこの記事を描くために読み返しましたが、ほんとに読みやすくて面白いです。おすすめです。ちなみにFAはセンチメンタルな?雰囲気で書いてしまいましたが、本編のまさ子は割とアホの子で結構はっちゃけてます。

 

治安維持係・郡山たしか

 まあ図さんの作品です。未完です。これもたぶん定期的に累計で5回位は読み返してます。「日本の警察は酷すぎる。小学生にやらせた方がマシだ」という声から始まった小学校の「治安維持係(=この世界の警察)」に立候補した郡山たしかとそのクラスメイトのお話です。

tasuketekesuta.web.fc2.com

f:id:yoichi_41:20220312012331p:plain
治安維持係・郡山たしかのFA

 読んでいただくと伝わるかと思うのですが、比較的平常なテンションで繰り広げられるギャグが面白いです。私にはとても刺さりました。

週刊、軽やかに肉を投げる仕事

 ロドみさんの作品です。連載中です。週一で6コマのマンガを投稿されています。おそらく実話ベースと思います。リンク先は少し昔の6コマものなので違いますが、最近は転職のお話です。

https://rodomi.tumblr.com/post/154627774400
rodomi.tumblr.com

f:id:yoichi_41:20220312012342p:plain
週刊、軽やかに肉を投げる仕事のFA

 何気ない日常の様子で、マンガ内の空気感や表情が素敵です。Kのニヒルな笑いやお父さんの目がなぜかやたらキラキラしているのがお気に入りです。毎週楽しみにしています。

週刊メロンコリニスタ

 ニャロメロンさんの作品です。時々更新されています。商業でも出されているのでご存知の方も多いかもしれません。タイトルが下にあって二重でおいしいシステムは画期的だと思います。めかとろろのタイトルが下にあるのは実は密かにリスペクトし参考にさせていただいています。

https://meroncholinista.tumblr.com/post/49441163828/%EF%BC%94%E3%82%B3%E3%83%9E-%E8%BF%91%E7%9C%BC
meroncholinista.tumblr.com

f:id:yoichi_41:20220312122239p:plain
週刊メロンコリニスタのFA

 4コマーズのキャラ以外の妖怪の日常系マンガも掲載されています。かわいいです。

まとめ

 少しチョイスが偏ってしまったかもしれません。書いていて気がつきましたが、全般的にゆるくてどこかシュールなものが好きな様です。思えば新都社に投稿したいと思ったのはめかとろろのアイディアが浮かぶだいぶ前だった気がします。ただ、規約で他のSNSに投稿NGだったので結局Twitterとpixivにしてしまいました。
 他にも好きな作品はたくさんあるので、いくつかタイトルとジャンルだけ残そうかと思います。気になった作品は、ぜひ読んでみてください。

  • オーシャンまなぶ 口喧嘩バトル(未完)
  • ZELBESTY SF(未完)
  • ことりと異星人 数学者と婚活(継続)
  • バクバクバク バトル物(完結)
  • 月夜見 和風バトル(連載中)

 そういえばこの内容は明らかに技術ブログの記事ではないですが、創作という大きなカテゴリ内かなと思います。ただそもそも思い返してみると、このブログは別に技術ブログとは名乗っていませんでした。今後は特に深く考えず書きたいことを書こうと思います。読んでくださり、ありがとうございました。

www.pixiv.net

【ROS2】fusion2urdfを使って変換したモデルを動かすために気をつけること

 久しぶりに技術ブログっぽい記事を書きます。去年の秋位からROS2(RobotOS2)を使ったロボットを友達とオンラインで定期的に通話しながら作っています。
 進捗は下のツイートにぶら下げています。「ROSとRTOSの違いって何?」というところから少しずつ本やネットを参考に手探りで進めてきました。やっているうちに色々気をつけるべきところがあったので記事にしました。

 今回の記事はFusion360というCADソフトで作ったロボットをurdfという形式に変換しROS2というシステムを使ってシミュレーションする方法についてです。 URDFはUnified Robotics Description Formatの略の様で、ROSはロボットを動かしやすくするミドルウェアの様なものです。
 ROSにはROS1と2があり、2の方の情報が少ないのでもし誰かのお役に立ったら嬉しいです。 f:id:yoichi_41:20220307233751p:plain

目次

環境

ROS2 Foxy
Ubuntsu 20.04
Windows上のVirtual boxを使用

Fusion360Windows

 ROS2の基本の設定は済んでいる状態とします。 特に面識があったり、アドセンスを設定しているわけではありませんが下の本を参考にしました。

www.kinokuniya.co.jp

手順の概要

  1. Fusion360でモデルを作る(気をつけることが結構あるので後述)
  2. Fusion360にアドインを入れる(バージョンに注意)
  3. Fusion360でアドインを実行する(ここでROS2を選択)
  4. joint_state_publisher_gui を入れる(参考リンク後述)
  5. ワークスペースを作りfusion2urdfで作成されたフォルダを入れ、rviz2、joint_state_publisher_gui、launchを動かす
  6. スライドバーを動かすとジョイントが動く

Fusion360でモデルを作る際に気をつけること

 最初に配置するモデルは「base_link」という名前である必要があります。最初から「base_link」というモデル名で作り始めてもよいですが、リンクを切るという方法でも名前を変更することができます。また、base_linkにしたい部品を複数使用している際にはリンクを切るしかないと思います。
 部品を右クリックすると、下のようなメニューが出てきて切ることができます。また、先にジョイントを設定してからリンクを切って名前を変えるとうまく読み込めないことがあるので注意です。

f:id:yoichi_41:20220306230822p:plain

 他にもジョイントの順番やジョイントの名前等、気をつけるべきポイントがいくつかあり、こちらの記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます。

rt-net.jp

 もう一点、fusion2urdfは何種類かあるためROS2を使うのであればそれに対応したものを使う必要があります。下記のものはOKでした。

github.com

joint_state_publisher_guiを入れる

 joint_state_publisher_guiというgui上でジョイントの角度を変えるツールを入れます。こちらのページが大変参考になりました。ありがとうございます。

kuwamai.hatenablog.com

実際に動かす

source /opt/ros/foxy/setup.bash

 ワークスペースへ移動して

. install/setup.bash

 ワークスペース内へ先ほどfusion2urdfで変換して解凍したフォルダを入れます。
※解凍してそのまま入れるとフォルダが2重になってしまうので中のフォルダを入れます。

colcon build

 ターミナルを3つ立ち上げそれぞれ3つを別々に実行します。 rviz2のターミナルでも忘れずに. install/setup.bashを実行してください。忘れると表示されません。

ros2 launch robot_description robot_description.launch.py
rviz2
ros2 run joint_state_publisher_gui joint_state_publisher_gui

※ launchの後の「robot_description」はパッケージ名に読み替えてください。

動くとこんな感じになります。

まとめ

 久しぶりに技術ブログっぽい記事を書きました。こういった記事は誰かのためにたったらもちろん嬉しいですが、正直未来の自分のため(忘れる)という側面もある気がしています。
 一緒にロボットを作ってくれる友人には感謝しかありません。たぶん一人だとあんまり触ったことのないLinuxの操作の時点で心が折れています。この記事も確認してもらっていたりします。
 読んで下さり、ありがとうございました。

【めかとろろ】メカトロ工作マンガをなぜ急に描き始めたか

 昨年NT富山で唐突に「めかとろろ」というメカトロ工作のマンガを出し、この前1話が無事完結しました。また、NT加賀(新春)でも2話を展示していました。 この記事ではメカトロ工作の作品を作っていた私が、なぜ急にマンガを描き始めたかについて書きます。 マンガを描いてみたいけどどうやったらいいかわからない方にも、キャラの解像度のあげ方等もしかしたら少しお役に立てるかもしれません。

元々めちゃくちゃ描きたかった

 工学部に進む人の半数以上はアニメやマンガが好きなのではないでしょうか?少なくとも私の身の回りではその様に感じられました。教室の隅で肩身の狭かった高校時代と比べ、大学ではそういった趣味について伸び伸びと話せて楽しかったです。別な記事*1でも書きましたが、私は昔から何かを作ることが好きで絵を描くことも好きでした。アニメやマンガが好きで絵を描くことが好きなら自分で描きたくなるのは必然です。大学の頃は特にいわゆる「萌え4コマ」と言われるようなゆるい雰囲気の4コマのアニメが好きでした。今思うと色々と大変な時期もあったので癒しを求めていたのかもしれません。一時期ひだまりスケッチを狂ったように繰り返し見続けて1~4期までを4~5周はしたと思います。

 実際に大学にいた頃もタイトルは決まっていないものの、まんがタイムきらら系の様なゆるい雰囲気の電子工作4コマを描きたいとキャラクター設定等はぼんやり考えていました。その頃までにマンガを描いた経験はほぼありませんでした。強いて言うなら小学生低学年位の頃に下書きも無しで描いた作品「ティーポットーさん」というティーカップのお父さんが主人公の謎のマンガを描いた位でした。描き始めた時にティーポットとティーカップの違いをあまり認識していなかった様です。細かい内容は覚えていませんが、ゴルフボールの「ゴルフぼーや」が月まで吹っ飛ばされてタイムスリップして闇落ちすることだけは覚えています。ただひょんなことから大学の頃にちょっとしたパロディのマンガを2ページ描く機会があり、クリップスタジオで描いてマンガを描く流れだけ体験する機会がありました。

大学の友達が遊びに来た

 それから何年か経ち、社会人になりました。社会人になってからもふとしたタイミングで電子工作の4コマは描きたいと思いたち、数年おきにキャラ設定等を考えていました。舞台を大学のサークルにする案、素子を擬人化する案等キャラ設定や1ページだけのマンガを描いては挫折して、また数年が経ちました。そんな2021年のコロナが少し落ち着いていた頃、大学時代の友達が泊りで遊びに来ます。社会人になってからアニメの話をすることが減っていたので久しぶりに語り合います。また、その友人と私とどちらもボードゲームが好きなのですが、とあるボードゲームを遊んでいた際にそのゲームのHPにキャラ設定が細かく記載されていることにテンションが上がります。こちらです。

www.dominagames.com

 そんな日の夜、ふとメカトロ工作の4コマを描きたかったことを思い出しその友達とアニメでありそうな展開のネタで話が盛り上がります。 話しているうちに「最初にクラスで工作をしていて浮いているBちゃんに、周りの目が気になるAちゃんが「そんなんじゃ友達ができないよ。なんでそんなことをやっているの?」と伝えると、きょとんとした顔でBちゃんが「好きだからだよ」と言われてAちゃんがハッとするシーン」が浮かびました。そして二人ともこれは絶対に 教室の西日が差している放課後のシーン だと解釈が一致します*2。善は急げ、その日の朝にはそのイメージからキャラクタの絵を描いてみました。名前もこのタイミングで決めました。こちらは何度か修正した後のもので一部伏字にもしていますがこんな感じで絵を描きました。

f:id:yoichi_41:20220220001758p:plain

 その後も3~4人のオタク友達に話を聞いてもらってどういうエピソードがよさそうか、その友人がどんなキャラが好きか等話を聞きながら良いと思ったところを取り入れて解像度を上げていきました。数年前にはネタが思いつかなかった「めかとろろ」ですが、このキャラの解像度を上げる工程に追加して作品のネタについても解像度を上げる方法を思いつきます。ここ数年で作ったメカトロ工作の作品をそのまま「めかとろろ」の中に登場させればリアルな解説もできれば、実際に困ったところを取り上げることもできます。
 他に決めた方針としては、マンガを描くことに関しては完全にど素人なので「展開はベタベタの王道で行くこと」を決めました。私が作った作品については私にしか描けないですし、絵がうまい人は世の中星の数ほどいるので上を見てもしょうがありません。自分で描くことに意味があると思います。これらのやり方はそこそこ成功している様で今のところネタ切れになる気配がなく、2022年2月20日現在2話の投稿中ですが既に5話まで文字ベースのプロットができています。

自分の経験について

 めかとろろの1話のエピソード(過去の回想)は自分の体験を基にしています。なぜ描いたのかは全く覚えていませんが、小学生低学年の頃に大真面目に描いた阿吽の仁王像の絵を友達に笑われて泣いてしまいました。それで絵を描くことはやめた訳ではありませんでしたが、見せる人は選ぶようになりました。
 めかとろろで一貫して伝えたいのは「誰かから何か言われようが関係なく、何かを作ることは楽しいので一緒にやろう」という様なことです。切り口を変えつつ2話以降もこれがベースにあると思います。自分にある要素からしかキャラの動きが想像できないので3人共結果としてメカトロ工作大好き人間になると思いますが、まぁメカトロ工作のマンガを描きたくて始めたのでとりあえずはそれでもいいかなと思います。全く自分にない要素を描ける作家の方等はすごいなぁと思います。
 ロボコンをやっていた頃は結果が出なくてへこむこともありましたが、趣味で作品を作る様になってからはあまり気にせず自分の作りたいものを作る様になりました。コンテストに応募したりもしていますが、どちらかというと〆切を設けて自分を鼓舞するためにやっています。めかとろろ1話を曲に例えるなら、サビはこの4コマになります。Twitterの反応も一番大きかったです。

 そういえばこちらの1コマ目は実はハルロックというマンガのとあるコマをリスペクトして描いています。ハルロックについて知らない方は下記のリンク先の記事を読んでいただくと概要が分かると思います。私は紙の本しか持っていませんが、電子書籍等もある様です。

makezine.jp

まとめ

 話数がたまってきたら実際の作り方の記事と合わせて技術書的な同人誌を作りたいと考えています。一回ちゃんとした印刷の形で本にしてみたいです。 正直本に私の作品の作り方を書いて「自分も作りたい」と思う方がいるかは疑問ですが、流用したり応用してもらって何かに生かせる可能性はあるのではないかと思います。
 ぜひ趣味でマンガ描いてみませんか?大変か大変じゃないかというと、何度か挫折しているので大変ですが楽しいです。まずはハードルを下げて出すことを重視して勢いで始めるのが良いと思います。私も背景とかかなり手抜きです。読んで下さりありがとうございました。

www.pixiv.net

↑Pixivでも少し遅れて投稿しています。↓1話完結した時のエンドカード的な絵。

f:id:yoichi_41:20220220002357p:plain

*1:この記事です。yoichi-41.hatenablog.com

*2:お互い何年もアニメを見続けているので謎の幻覚というか暗黙の文脈の理解がありました。真っ白いワンピースでひまわり畑に麦わら帽子の女の子等?

【レポート】FabCafe Nagoyaへ行ってUVプリンタを使ってみた

 名古屋の久屋大通の近くにFabCafe Nagoyaというお店があるということをTwitterで知ったので先日遊びに行ってみました。 サイトはこちらです。

fabcafe.com

ごはん

 カフェという名前ですが、結構普通のお昼ごはんのメニューがありました。ハンバーグを食べました。

f:id:yoichi_41:20220130124228j:plain

店内の様子

 学生さんや公園で遊んでいた親子の方の様な方ふらっと入られている様な印象を受けました。

f:id:yoichi_41:20220130134619j:plain

 人が映らないほうが良いかと思って人気がない写真ばかりですが、何だかおしゃれです。

f:id:yoichi_41:20220130134622j:plain

 本棚の本も気になりました。M5Stackの本があります。

f:id:yoichi_41:20220130133005j:plain

機器

 受付の奥の方に機器が固まって配置されていました。機器はミシンと

f:id:yoichi_41:20220130132928j:plain

3Dプリンタ

f:id:yoichi_41:20220130132933j:plain

UVプリンタと

f:id:yoichi_41:20220130133021j:plain

レーザカッタ(写真撮り忘れ)がありました。

UVプリントしてみた

 UVプリンタ以外は比較的身近に触ることができるので、 今回はドロップインの15分1100円のプランで事前に用意したデータを印刷してみました。

f:id:yoichi_41:20220206212021p:plain

 用意したデータはこんな感じです。 揃えることができない不思議なルービックキューブです。 発色や色味を見たかったのでカラフルな色にしています。 絵自体はお絵かきチャットを使って描いてから別のソフトでレイヤー等編集しました。
 データの色の設定はCMYKにする必要があり、うまく設定できているか不安だったのでその場で担当の方にご相談してご確認いただきました。ちなみにうまく設定できていませんでした。

f:id:yoichi_41:20220206102227j:plain

 家から持ってきたアクリルに印刷していただき、きれいに印刷できました。裏側を透かしたい場合はベースの白色は塗らないそうです。 また、最初に塗料の乗りを良くするために透明なプライマーを最初に塗ると教えていただきました。 マシンは2~300万円位するそうなので個人宅にはなかなか導入するのは難しそうです。
 1点、気が付いたこととしては白地を先に印刷するとよくあるアクリルスタンドと逆の印刷になります。傷防止の観点ではアクリル面の下に色の印刷があり白地が外に露出している方が良いと思われるので、依頼の際にご相談するとよいと思います。

まとめ

 ドロップインの他にも予約してがっつり使うコース、キーホルダ等を作る体験コース等もありました。 個人的にはどこかのタイミングで描いているメカトロ工作マンガのオリジナルキャラのアクリルスタンドを自分で作ってみたいと思います。
 今時データを送ればアクリルスタンドを作ってくれるサービスもたくさんあるようですが、レーザカットは自分でできますし印刷過程を見れたり面白いので自分でできるところは自分でやりたいです。 読んで下さり、ありがとうございました。

NT加賀(新春)の展示ご紹介※全てではない

 2022年1/15,16にNT加賀へ出展してきました。 内容問わず個人やサークルで色々な「何か(N)作ってみた(T)もの」を展示するイベントです。

NT加賀2022(新春) - PukiWiki

 毎度話し込んでしまったり自分の展示の紹介をしていたり疲れて力尽きたりしていて全ての展示を見切れないので見られた分だけのご紹介になってしまいますがご了承ください。 Twitterアカウントは申し込みのスプレッドシート記載のものを載せさせていただいています。 また、動画や画像は基本的に展示者の方に事前にご相談してから撮影させていただいていますが、記載がNG、内容に誤り等ありましたらお手数をおかけしますがTwitterのDMかこちらの記事へのコメントか何等かの手段でご連絡いただけましたら幸いです。

 基本的にこちらのフロアマップのNo.順でご紹介します。ただ2日目は一部の方が移動されていたのでその辺りはご了承ください。

NT加賀2022新春エントリーシート - Google スプレッドシート

ふぁらお加藤さん

ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) | Twitter

 輪ゴム鉄砲やダイスを入れたケース等を展示されていました。 多くのバージョンがあり、2連で撃てるものや1連のものがあります。

f:id:yoichi_41:20220116130630j:plain

 教えていただいて面白かったポイントとしては子供たちに遊んでもらう時に手で持つ部分がないと 方針を握ってしまってゴムを飛ばすことができない(自分の手にぶつかる)ことがあるということでした。 ユーザビリティの観点で改良されていてこの形になったというのが教えていただかないとなかなか気づかないので面白いです。 ありがとうございました!

お花と猫 prerist miuさん

Twitterアカウント見つからず

 遊べるハーバリウム「ペタリウム®️」を展示されていました。振ると泡が上に行って粉が下に行くのが面白いです。

なかなか手がかかっていて液が漏れないようにシーリングをすること、高温の場所でなければ意外と長持ちすること等を教えていただきました。ありがとうございましたー。

ちょうあい多面体さん

Katayama (@cho_ai_hedron) | Twitter

 今回新作としてUV印刷とレーザカッタを使われたパズル等を展示されていました。(写真撮り忘れ) こちらのパズルは両面に違う柄でUV印刷されていて普通のパズルの2倍遊べます。 1点興味深かったのが実は間違いで両面に同じ柄を印刷してしまったものがあり、柄が同じで違うピースが発生しているとのことでした。 完全に真っ白な牛乳パズルというものも見たことがありましたが、それ以上に柄を見ながら探しても合わないことがあるというのはなかなか類を見ない超絶難易度のパズルなのではないでしょうか。 ただ、意外と小学生数人いれば数時間で完成するとのことで、根気さえあればクリアすることはできる様です。

 また、恒例となりつつあるくじも引かせていただき今治タオルが当たりました! ありがとうございましたー!

ナーシャさん

mizki|na.xia (@jk196jp) | Twitter

 トランジスタの特性を利用した不思議なLチカの回路を展示されていました! 本来であればトランジスタの接続されていない端子(※)に入力を入れてON、OFFを切り替える使い方が一般的と思いますがこの回路はその端子が浮いています。

ブレッドボードを用いた実験

 回路の分野にあまり詳しくなく詳細をお伝え出来なくて申し訳ないのですが、トランジスタwをこの向きで繋ぐと5V以上で電流が漏れて戻ってを繰り返してLEDの点滅を繰り返すイメージだと思います。

 隣にはご自身が設計された回路も展示されていました。どちらも小さな基板の上に実装されていてコンパクトさに惹かれます。 ご説明ありがとうございました!

XMAKERSさん

yukima77 (@ykmtd77) | Twitter

 NT金沢等でもお世話になりました!大きく展示内容は変えられていないとお伺いしましたが、 EnOceanという省電力のデバイスについて色々と教えていただきました。下の写真はスイッチを押す力だけで発電できるそうです。

f:id:yoichi_41:20220116143914j:plain

 よく押すスイッチにつけるだけで充電や給電しなくて良さそうで便利です。バッテリの持ち時間は課題になりがちなので何かで使う用途を思いついた際に使いたいです。ありがとうございましたー。

tessecraftさん、ぐりさん

tessecraft (@tessecraft_R) | Twitter

ぐり(群) (@zgtk_guri) | Twitter

 お二人でご出展されていました。順番にぐりさんの作品からご紹介させていただきます。 本物の発車ベルを押すとBluetooth(BLE)で接続されたスマホアプリから聞いたことがあるアナウンスとメロディが流れます。 普段では絶対押せない禁断のボタンを押し放題というのは謎の快感を感じられると思います。

 キットとして販売もされていましたのでリンクも貼らせていただきます。 guri-tech.booth.pm

 tesssecraftさんの方はフルカラーのLEDキューブも展示されていました。 フルカラーLEDにはマイコン内蔵タイプとRGBタイプがありますが、前者のタイプとのことでした。縦方向に伸びている足がGNDになります。横にまとまって各段に繋がっている細い配線が信号線です。バッテリ駆動で単体動作しているのも格好良いですね

 ありがとうございましたー。

HanDenさん

HanDen(群)💉💉@NT加賀 (@HanDen_Motor) | Twitter

 フルカラーLEDテープを使ったフレキシブルな電光掲示板を作成されていました!NT金沢ぶりに拝見させていただきましたが直接的な意味でパワーアップしていました!具体的には電源基板のW数が上がっています。

 共立電子で500円位の意外と安い電源で元々2Aの電流しか流せなかったところを Aまで流せる様にされています。力により進捗を作り出す感じ、嫌いじゃないです。また、前回に引き続きこちらの基板はテトリスもできたりもしますのでまた何かパワーアップするのを楽しみにさせていただきます。ありがとうございましたー!

沖川 豊さん

沖川 豊 (@zoukeibaka) | Twitter

 かっこいいマスクと外骨格を展示されていました。 FFF式の3Dプリンタで部品を作られています。顔にぴったりのサイズで六角穴付きボルトとインサートナットでしっかり固定されています。 写真ではわかりづらいですが、ゴムバンドを使用して後頭部と接続したりと着脱性の工夫もされています。

 もう一つの方の外骨格もロマンを感じます。見た目のこだわりからマイナスドライバで回すネジを採用されていました。また、面白いのが固定方法で、布を挟んで内側から磁石で貼り付けます。ただ、回転中心がチェーン部にあるため、曲げた時に裏側の磁石とのずれが生じるとのことでした。今後色々と改良される予定とお伺いしたので次回以降拝見するのが楽しみです。ありがとうございました!

音楽研究所さん

Tetsuji Katsuda (katsuda10) (@Tetsuji_Katsuda) | Twitter

 音楽研究所さんの展示を見るとものづくりイベントに来たなぁと実感します。今回はベルで演奏するロボットとおみくじを展示されていました。終わり際には「蛍の光」等、時間帯によって曲を変えられていたのも印象的でした。

 ベル単体でも展示されていました。 f:id:yoichi_41:20220115164634j:plain

 タイミングが合わずコミュニケーションロボットについてお話しお聞きできなかったですが、また次の展示会でお話しお聞きできれば幸いです。ありがとうございました!

BotaLabさん

botamochi (@botamochi6277) | Twitter

 初めて出展したNT名古屋2019から何度かお会いしています。Botamochiさんです。色々な展示をされていました。しっぽロボット(装着型)の動きと中身です。

f:id:yoichi_41:20220115111552j:plain

 ワイヤーは張り具合の調節等が大変なイメージがありますが、安定して動いていてすごいです。写真を撮り忘れましたが、サメ型のしっぽが動くロボットも展示されていました。

 また、光るブレードも展示されていて、押し出しのアクリルをレーザで面を荒らして光を拡散しています。これはいつか私もやってみたいです。

f:id:yoichi_41:20220115110930j:plain

 ありがとうございました!

あるば~とさん

あるば~と (@albertlabo) | Twitter

 今回は1日目のみのご出展で、タイミング悪くお話しさせていただくことができませんでした。制作されている状況はたびたびツイートで拝見していたのでご本人様のツイートをお借りします。

 恐竜型のロボットが初のご出展だと思います。ATOM CAMが良い感じでフィットしています。また次回以降のイベントではご挨拶させてください。ありがとうございましたー。

五味さん

五味 (@GomiHgy) | Twitter

 M5シリーズのレーザセンサユニットを使われて非接触で太鼓を叩くアトラクションを展示されていました。ついつい手を差し込んでしまいます。

 途中から色々な方が高速に叩くために様々な工夫をしていました。ご本人のまとめはこちらです。

 オンラインの展示会ではなかなかこういったことは起こりづらいと思うのでやはり現地のイベントは楽しいと思います。他にもフルカラーLEDについてのお話し等色々聞かせていただいて興味深かったです。ありがとうございました!

MintiaPさん

鷹@人外ドールお迎え相談受付中 (@MintiaP) | Twitter

 モンスターの子の展示されています。写真を撮り忘れてしまったのでご本人のツイートをお借りします。

 いつもお話しさせていただくと3Dプリンタ関連の活用法の話題になりがちですが、今回は2重関節(普通の関節より深く曲がる)の構造について製品のものはよくできているので2軸が真上から見た時に一致しているが、なかなか自分で設計すると難しいこと等色々と教えていただきました。

 ありがとうございました!

FET_EL / saijyou さん

FET_EL@ʅ( ◔౪◔)ʃ (@FET_EL) | Twitter

saijyou(ねっこんの飼い主)5G対応💉 NT加賀に出展します (@saijyou3) | Twitter

 展示の方は見に行けていないのですが、巡回されているタイミングでスマホを向けたらポーズをとっていただきました!

 せっかくなのでツイートしていない方のポーズの写真も載せます。

f:id:yoichi_41:20220116150140j:plain

 顔の立体感等、すごいです。また、次回以降お話しお聞きできれば幸いです。ありがとうございました!

子供ベースさん

 タイミングの問題でお話しお聞きできていないですがマイクロビットを使ったロボット等を展示されていました。

 こちらも近くで走っていたのでこちらの皆様の展示かもしれません。

 次回以降うまくタイミングを合わせてご紹介いただけたら幸いです。ありがとうございましたー。

ヒゲキタさん

ヒゲキタ (@higekita1) | Twitter

 説明不要かもしれません。巨大な恐竜が定期的に歩き回っていました。何度か拝見させていただいていますが、圧倒的な迫力です。

 覗き込むと操縦席に熊が載っていたそうです。見落としてしまいました。こちらの作品もものづくりイベントに来たなーと実感する風物詩?の一つになりつつある気がします。ありがとうございました!

ををつか屋さん

ををつか (@wowotsuka) | Twitter

 2進数入力専用の電卓の展示と計算尺の販売をされていました。2進数の足し算、引き算ができます。電卓で7セグメントLEDではなくLEDだけが並んでいるのが新鮮です。

f:id:yoichi_41:20220116100241j:plain

 丸い計算尺は対数の仕組みを使って割り勘の計算ができます。対数の目盛りをどのように出力されたのか気になってお話しお聞きしたのですが、エクセルの円グラフで出されたりしているとのことでした。なるほど。思いつきませんでした。

f:id:yoichi_41:20220116100822j:plain

 ありがとうございました!

えとせとら研究所さん

えとせとら研究所@BOOTH販売開始! (@et_cetera_lab) | Twitter

 掃除機のACモータをDCで動かされていました。構造的にDCで電圧をかけても動くとのことでした。面白いですね。

 また、レベルメータ*1を使うための基板やLEDマトリクスで作られた自作のゲームができる作品等も見せていただきました。

f:id:yoichi_41:20220116102434j:plain

 本も販売されていたので買わせていただきました。はんだ付けがあまり得意でないので参考にさせていただきます。ありがとうございましたー。

f:id:yoichi_41:20220116131612j:plain

湊屋さん

電脳妖精☆ミント (@MINT9821) | Twitter

 コンデンサヘッドホンの作り方の本と実物を展示されていました。インスタントカメラの基板を改造して昇圧する基板を作り、そちらを改造されているとのことです。 コッククロフト・ウォルトン回路というものがあるのですね。「この辺の界隈の人は高校生位の頃にみんな作ってますよー」と教えていただいて驚愕しました。私は高校生の頃ゲームと部活しかしていなかったです。 写真は撮りそびれてしまったのでBOOTHのリンクを貼らせていただきます。

mechatro.booth.pm

 つくろがや!でもよろしくお願いします!ありがとうございましたー。

理工学AtoZさん

えんじゅ@BOOTH販売開始🌸🍑🥟 (@Enju_AtoZ) | Twitter

 NT富山では大変お世話になりました。ただ、展示ブースはいつ見に来ても大人気でお話しお聞きできずでした。 BOOTHで作品や本を販売されている様でしたのでリンクだけ貼らせていただきます。

atoz-enju.booth.pm

 またの機会に拝見させてください。ありがとうございましたー。

長船さん

長船 俊@NicoTECH自造社団 (@s_osafune) | Twitter

 2日目はアルバートさんの位置へ移動されていたと思います。基板や電源を販売されていました。ニッケル水素電池1本で3.3V/500mAを取り出せる基板を購入させていただきました。他の充電池とニッケル水素電池は特性が異なり、大電流が取り出せるとのことでした。このサイズでここまで電流を流せるのは便利ですね。今後何か作品を作る時に使用したいです。ありがとうございました。

f:id:yoichi_41:20220116143043j:plain

 また、こちらのサイトでオンライン販売もされている様です。

PERIDOT CRAFT オンラインショップ

TMDものづくり工房さん

TMDものづくり工房 (@TMD_MWS) | Twitter

 TMDさんもおなじみの座禅マシーンを展示されていました。前回お会いした時にNT富山ではサーボモータが故障してしまっていましたが、今回は無事に動く状態でした。写真は撮りそびれてしまったのでご本人様のツイートをお借りしています。

 今回は3Dプリンタの精度についてのお話で盛り上がりました。向きや角度を変えてFFF式で造形した時の収縮率等決まった形のパーツを出力して比較してそれを展示されたいとお伺いしました。かなり興味があります。今回の展示期間中に1台3Dプリンタも新たに注文されたとのことでしたので楽しみにしています。ありがとうございました!

Gym<P>、HAL900さん

Gym〈P〉 (@Gymnopedian) | Twitter

 今回一番衝撃を受けたのはこの展示だったかもしれません。手動で使える射出成型機の展示をされていました。射出成型機と言われても馴染みのない方も多いかもしれませんが、プラスチックの工業製品はだいたい射出成型で作られていると思います。ペレットと呼ばれる樹脂の粒を熱で溶かして型に押し出してプラスチックを製品の形に成形します。本来は何メートル級の大きいマシンなのですがこれが卓上で手動でできるのです。すごい。。こちらの写真は型の写真です。

f:id:yoichi_41:20220115131700j:plain

 サイズとしては50mm*50mmですが、型を光造形の3Dプリンタで作られることでかなり精巧な作りのものが作れる様です。鉛筆の芯を入れてNT加賀のペンを配布されていたのでいただいてきました。

f:id:yoichi_41:20220115134410j:plain

 こちらのサイトでクラウドファンディングをされている様です。ご興味ある方はぜひ。ご説明いただき、ありがとうございました。

camp-fire.jp

akita11さん

akita11/JunichiAkita (@akita11) | Twitter

 秋田先生のブースです。Twitterで拝見させていただいていたチップマウンタ(基板に抵抗等の素子を配置するマシン)の実物を拝見しました。

 3Dプリンタをベースに改造されていてメカの機構から、エアー関連、OpenCVによる抵抗の検出の画像処理等、様々な分野の技術がてんこ盛りで見ていて飽きません。 他にもCH5XX系のマイコンが安価でUSBデバイスとしても認識されるためサブとして使用するにはかなり優秀であるお話等も教えていただきました。ありがとうございました。 スイッチサイエンスでチップマウンタの本なども購入可能な様です。

www.switch-science.com

ましぐれさん

†ましぐれ† (@mashigure) | Twitter

 決まったブースを持たれずに璃奈ちゃんボードを持たれて会場内を回られていました。下の動画は動作の様子です。

 Arduinoで作成されていて、裏側のボタンに応じた表情が光ります。お面を作ったことのある身としては謎のシンパシーを感じます。 外装のクオリティも高いです。ましぐれさんご自身のブログを更新されていたのでリンクを貼らせていただきます。ありがとうございましたー。

mashigure.hateblo.jp

パスコンパス

パスコンパス (@pscmps) | Twitter

 私です。展示ブースの位置はHanDenさんと沖川 豊さんの間でしたが、長くなりそうなので最後にしました。今回は動く状態で初めて展示したのがM5PPWalkerでした。ただし1日目の途中でひっそりとI2Cの接続エラーとなって動かなくなっていました。8ServosHatで長時間運用、または大きめのサーボは荷が重いのかもしれません。3つのサーボが動けば歩くことはできるのでPWMを直で入れて電源だけはバッテリ供給の基板等作ったら良いんでしょうか。時間があったら試してみたいです。

f:id:yoichi_41:20220115151105j:plain

 動いていた頃の様子。

 もう一つ、新しい試みとして機構キーホルダの人気投票を行ってみました。機構キーホルダについてはこちらの記事にまとめています。

yoichi-41.hatenablog.com

 前日(当日)深夜に新しく追加した「パタパタ」を携え歴代の機構キーホルダで好きなものに投票いただくというものです。 今まではなかなか全部を見ていただくことは多くなかった気がしますが、この投票にしたことで一通り触っていただくことが多く嬉しかったです。 1日目は初代のゼネバ機構が一位。

f:id:yoichi_41:20220115170105j:plain

 2日目も同様でした。初代の壁を越えられない。ちなみに左から制作順になっています。

f:id:yoichi_41:20220116170850j:plain

 最後に、メカトロ工作のマンガ「めかとろろ」を本の形にして持っていきました。2話は今回初公開です。 暖かいお言葉をたくさんいただけて、とてもモチベーションに繋がりました。本当にありがとうございます。 また、お絵かき仲間が増えてクリップスタジオトークができたのも新鮮で楽しい経験でした。 めかとろろについてはブログでなぜ描き始めたか等はどこかのタイミングで書きたいと思っています。

 こちらのツイートから2022/1/24現在1話まで読めます。2話も随時更新予定です。 フォローいただけたらバンザイして喜びます。

 私の展示スペースの写真です。

f:id:yoichi_41:20220116094841j:plain

まとめ

 気が付けばかれこれNT名古屋2019から伊勢ギークフェア、NT加賀2020、NT金沢2021、NT富山2021、NT加賀(新春)と6回位展示イベントに出ています。だんだんと顔なじみの方も増えてきましたが、みなさま色々と日々制作されていたり新しい話題があったりと何度お会いしてもお話が尽きません。また、会場で展示でなく見学でお会いする方からも毎回元気をいただいています。
 なかなか難しい状況ですが、落ち着いたタイミングを見計らって名古屋のものづくりイベント「つくろがや!*2」ができる様に水面下で色々とメンバーと協力しながら準備を進めています。
 これからもイベント駆動型開発で次のイベントに向けて何か作品を作る&イベントの準備をしていきたいと思います。読んで下さり、ありがとうございました!

「考えの整頓 ベンチの足」という本と明和電機の「ナンセンス発想法」と

 正月明けに実家から家へ戻る際に電車内で暇なので、「何かおすすめの本がないか」と親に相談して本を借りました。そちらの本が良かったので簡単に感想を書こうと思います。1エピソードが短くサクッと読めて面白かったです。

考えの整頓 ベンチの足

暮しの手帖社 | 考えの整頓 ベンチの足

考えの整頓 ベンチの足 佐藤雅彦

 暮しの手帖という雑誌に連載されていた記事をまとめた本の様です。この作者の方はNHKピタゴラスイッチ等を作られている方とのことです。

 色々な話がありましたが、多くがちょっとした日常の違和感や妙なところに着目した内容でした。
 例えばタイトルの「ベンチの足」は要約すると「工事中の公園に置いてある設置前のベンチに違和感を感じてよくよくみると、設置後は地中に埋め込まれる足の下のコンクリートのブロック部分が大きくて驚いた」という様な内容でした。

 こういった違和感は普段何気なく過ごしていると見落としがちですが、意図的に意識することでちょっと生活が楽しくなったり何かを作る時のアイディアのヒントになったりするんじゃないかなぁと思ったりします。

明和電機のナンセンス発想法

 違和感を見つけられない時は意図的に違和感を作り出すのも手だと思います。たまたま先日、明和電機のナンセンス発想法という動画を見て発想法を試してみました。

手順の概要

  「ナンセンス発想法」Nonsense way of the thinking - YouTube

 詳しくは動画を見ていただければと思いますが、手順の概要は下記の流れです。

  1. 朝触ったものを6個書く(まくら等)
  2. それぞれに「おかしな」とつける
  3. 「おかしな〇〇」で連想する形容詞や動詞を書く
  4. 「おかしな○○」を2つ組み合わせたおかしな発明品を3つ考える
  5. その内の1つを絵に書く

私の結果

 ちなみに私がやった結果はこの様になりました。

f:id:yoichi_41:20220103095032j:plain f:id:yoichi_41:20220103095035j:plain  ちょっと地味ですね。何回かやったらまた違う結果になる気がします。こちらは2021年末にやったのですが、その後たまたまこんなツイートを見かけました。

Rafael Sommerhalder on Twitter: "#bubbles… "

 既存品で手軽に達成しているので私のエアコンのアイディアの上位互換な気がします。少しひねってプラスアルファの要素を足すなら「消毒液をシャボンにして飛ばす展示でものづくりイベントで手を消毒してもらう」等でしょうか。

まとめ

 本の感想だけ書こうと思っていたら連想で明和電機の発想法についても書いてしまいました。何はともあれ2022年も何らか楽しい物を作っていけたらと思います。読んでくださりありがとうございました。

「はてなブロガーに10の質問」に回答させていただいた

 からあげさんやしろいとり子さんのブログを拝見してレッドスターをもらえることを知ってそれにつられて書き始めました。実はいにしえの「うごくメモ帳」というサービスを使っていた頃にもらったカラースターはいくつかあるのですが、せっかくいただけるのであれば欲しくなってしまいますね。

ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

 名前にSとNが入っているので「磁石」→「コンパス」と連想してそのままでは面白くないので頭に「パス」をつけて「パスコンパス」にしました。 深くは考えていません。

はてなブログを始めたきっかけは?

 今まで色々技術ブログの記事を参考に工作をしていたので、自分も何か誰かに役立つ記事を残せないかなと思って始めたのがきっかけでした。最近では展示作品の紹介やポエムが多くなってしまっていますが、役に立ったと言っていただけた記事もあるのでひとまず書きたい記事を書いていこうと思います。

自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

 自分の半生を振り返った記事です。反応いただけてとても嬉しかったので色々と追記できる様に今後も活動していきたいです。

yoichi-41.hatenablog.com

ブログを書きたくなるのはどんなとき?

 展示会に出た後は特に書きたくなるのでだいたい一気に書きます。書ききれないと次の項で描いた様に下書きで眠りにつきます。

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

 数えたら20記事もありました。タイトルだけで力尽きているものもあれば、割と書いているのに何となく非公開のものもありますね。もうたぶん出さないであろう記事だけここで供養します。

  • 秋葉原】個人的におすすめのお店のご紹介 → 記事を放置しすぎてもうなくなってしまったお店もあります…。

  • 【AIきりたん】生まれて初めて作曲した曲に歌詞をつけてみた →AIきりたんが出始めた頃に自作BGMに対して歌ってもらった時の記事です。

  • 「作って動かすAlife」のWindows+Acanondaのセットアップ覚書 →だいぶ前に書いたのでもう環境も変わっている気がするのでお蔵入りです。

  • 【レポート】NT鯖江を見学して来ました(10/3) → 去年のNT鯖江を見学したレポートです。ほぼ完成していますが、絶妙に途中で力尽きていて今更公開するのも…という感じです。

  • イカーフェア東京の感想 → 今見たら「10/4メイカーフェア東京へ行っ」まで書いて止まっていました。

  • 【レポート】NT加賀1日目に出展してきました → この時はツイートで満足してしまって記事の中身は書けていませんでした。

  • Python】Anaconda環境でPyocrとTesseractを使ってLineBoxBuilder等ができない時の対応OCRしようとした時のメモの様です。

自分の記事を読み返すことはある?

 どうやって作ったか忘れた時や、誰かに展示会で見た作品を紹介する時等、時々読み返します。

好きなはてなブロガーは?

 フォローさせていただいているブロガーの方はみなさん尊敬しています。あまりTwitter等でもリプライを頻繁にするタイプではないですが、楽しく拝見させていただいています。

はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

 ブログを書くことで考えが整理されたり、感想いただけたり、参考にさせていただいたりと色々なメリットがあると感じています。いつもありがとうございます。

10年前は何してた?

 ロボット作るかゲームするか勉強するか寝るかの生活をしていました。

この10年を一言でまとめると?

 10年の間で自由にものを作って更に発信するようになったなーと思います。

まとめ

 何事も新しいことを始めるのはハードルが高く感じますが、いざ始めてみると割と色々何とかなるなという印象です。勢いが大事ですね。できる限りやりたいことはとりあえずやってみる精神で生きていきたいと思います。読んで下さりありがとうございました。