パスコンパスの日記

何か色々作るのが好きです

【C100】めかとろろサポートサイト ※アクスタ制作キットの説明もあり

めかとろろサポート

C100で初出のメカトロ工作とマンガの本「めかとろろ」のサポートサイトです。 3DモデルのDLリンクや補足等を載せていきます。

3DデータDLリンク

人間味マスク(ガチ版)、M5PPWalker(ちょいガチ版)、オンライン操縦ロボ(ガチ版)で使う3Dプリント部品のデータのDLリンクです。 プリント方向やサポート材は3Dプリンタの機種によって適宜調整をお願いします。

人間味マスク(ガチ版)

arm、gear24、rollのみ2個、他は1個だけ使用します。

www.thingiverse.com

オンライン操縦ロボ(ガチ版)

3部品使います。 www.thingiverse.com

M5PPWalker(ちょいガチ版)およびドッチノアシツイテルカワカルチャン

M5PPWalker(ちょいガチ版)ではbodyとlegを各1個ずつ使います。 また、本ではleg coverには触れていませんでしたが、バランスが悪い場合は車輪にカバーをつけると安定します。 ドッチノアシツイテルカワカルチャンではbody1個とphoto_refrector_coverを2個使います。

www.thingiverse.com

アクスタ制作キットの説明

急遽追加したアクスタ制作キットの説明もこちらで書きます。画像に主な手順を示します。 両面と片面がありますが、基本的には紙を切り抜いてからアクリルで挟む手順は一緒です。 手を切らない様に気をつけてください。また、アクリルや紙のエッジにも気をつけてください。

アクリルの厚さはどちらでもOKですが、薄い方を後ろにするとよい気がします。 厚い方のアクリルで挟む際には保護の紙は除去してから挟んで下さい。 また、アクリルを溶かす際は部屋を良く換気してください。 半田ごてがあったまってから隙間を溶かす様にして両面を貼り合わせます。

うまくくっつくと境界は写真の様な感じになります。

本もアクスタキットも疑問点等あればコメントください!

掲載当初の記事

以下、こちらのブログに初掲載時(7/30時点)の記事です。消すのももったいないので残します↓。 折りたたんだ関係で表示が若干崩れています。すみません。

【レポート】NT金沢2022に出てきました

 6/18,19に金沢駅東のもてなしドーム地下広場で開催されたNT金沢というものづくりイベントへ参加してきました。 コミケの原稿がピンチだったり参加されている方が今まで出展したイベントの中でも多かったりということがあり、今回はサクッと抜粋して紹介させていただきたいです。

NT金沢2022 - PukiWiki

 お話を聞くことができた方の中で独断と偏見でチョイスしていますので、ご紹介できなかった方はすみません。順番もランダムです。また、逆に掲載NGの方はTwitterのDMやブログへのコメント等でそちらの旨をお知らせ頂けましたら幸いです。

目次

音楽研究所さん

Tetsuji Katsuda (katsuda10) (@Tetsuji_Katsuda) / Twitter

かなりの頻度でイベント参加されているので、勝手に安心感を覚えてしまいます。 今回はベルの固定の溝の話や中央のロボットはMDFで作られた話等を中心にお聞きしました。

ありがとうございましたー。

あるば~とさん

あるば~と (@albertlabo) / Twitter

怪獣型のロボットを操縦できる展示をされていました。頭にM5Cameraもついています。 実際に体験いただかないとイメージしづらい部分もあるのですが、操縦は基本車の運転の操作でそれ以外にスイッチ盛りだくさんで色々な機能があります。 触っていて楽しい作品でした。

ありがとうございました!

のるLabさん

のる (@KHloCSIavYLAiKZ) / Twitter

心拍数を取得してモニタリンクされていました。右の青色のドットは縦に60マスあり心拍数が60で安定すると横一列に並ぶそうです。面白いです。 他にもアクリルをレーザカットされたきれいな作品等も展示されていました。

ありがとうございましたー。

ぶらこんさん

ぶらこん (@burakon) / Twitter

音がすると走り始めるライントレースカーや叩くと光る枕等を展示されていました。 リアルタイムでコースを差し替えているのが新鮮で面白かったです。

ありがとうございましたー。

nyaruratoさん、HAL900HPさん

にゃるらと (@sakura_metal) / Twitter

HAL900HP (@Hal900H) / Twitter

M5StickVで顔認識をしてM5StickCでサーボモータを動かして呼び込み君の向きを変えていました。 人間味マスクとやっていることがかなり近く、勝手に親近感を感じてしました。 写真は撮りそびれてしまいましたが、もう一つプリキュアのパンチを再現できる作品も展示されていました!NTっぽくて好きです。

HAL900HPさんは去年のNT加賀の時にクラウドファウンディングをされていた射出成型機が商品化されたとお伺いしました。 おめでとうございます! バキュームフォームできれいに厚いものを成形するには枠にぴったりのサイズの加熱板が必要な話や光造形の3Dプリンタの水洗いレジンであれば意外とにおいが気にならなかったりお湯でさっと洗えば縮みづらいこと等、色々興味深いお話をお聞きしました。

ありがとうございました!

湊屋さん

電脳妖精☆ミント@土曜日 西た08a (@MINT9821) / Twitter

CPU@仕事に就きました (@kageyumitomoki) / Twitter

めかとろ人間 (@polaris581) / Twitter

ニキシー管の時計を作られていました!かっこいいですね。 元々は2段に重ねる設計の予定だったとのことですが、今回の展示ではフラットケーブルで繋がれていました。
また、端子の足が裏について見下ろすタイプのニキシー管は初めて見たのでそちらも個人的には新鮮でした。 また、コンデンサヘッドホンやタイプライター(大須で格安で買われて修理したそうです。)等も展示されていました。 ありがとうございましたー。

理工学AtoZ さん

えんじゅ@土曜日 西そ23-a🌸 (@Enju_AtoZ) / Twitter

ものづくりの鳥🐔⚙ (@senbankou21) / Twitter

めかとろ人間 (@polaris581) / Twitter

Twitterで話題になっていたメカとエレキの2種類の時計の現物を見ることができました。

ものづくりの鳥さんの中心の支えのない時計はついのぞき込んで動画を取ってしまいたくなる機構と構成でかっこいいです。

えんじゅさんの縦基板ニキシー管の時計もかっこいいです。中央の「:」の部分はネオン管とのことでした!NT富山の時期ちょっと私用でバタバタしそうですが可能な限り都合をつけて参加させていただきたいと思います。

ありがとうございました!

えとせとら研究所さん

えとせとら研究所 〜BOOTH販売開始!〜 (@et_cetera_lab) / Twitter

まこ@C100土曜東ル41b (@MakoTr_315) / Twitter

ぜろω@C100土曜東ル-41b (@zer0ohm) / Twitter

NT加賀の時にも色々とお話しさせていただいたえとせとら研究所さんが出展されていました。今回はArduinoでMega相当のスペックでサイズがUnoの基板のお話しを中心にお話しお聞きしました! シールドを使用すると追加分のピンの穴は埋まってしまいますが、普通に使えばコンパクトでとても便利だと思います。

コミケにもご出展されるとお聞きしてますのでまたご挨拶させていただきたいです。 ありがとうございましたー。

tessecraftさん

tessecraft (@tessecraft_R) / Twitter

エイプリルフールでHTTPの拡張としてコーヒーポットを制御するプロトコルが公開されたそうなのですが、それを実際に作ってしまった作品です! イベント直前に作ったとお話し聞きしましたが、水の勢いが意外とあるのにびっくりしました。また、チューブのカーブがかっこよくて素敵です。

Hyper Text Coffee Pot Control Protocol - Wikipedia

ありがとうございました!

井澤ゆきみつさん

井澤ゆきみつ (@Yukimitsu_Izawa) / Twitter

自作の包丁や革の作品を作られていました!革は硬いので事前に穴を開けておいて糸で縫うそうです。 全然やったことがない分野だったので新鮮でした!

また、隣でiCaの通信を解析して残高(正確には利用履歴)を出せる作品を展示されていました! Suica等各交通系ICはヘッダー的な部分が全て異なっているそうでして、おそらく後からその部分を精算機側をアップデートして対応して支払い可能に変更しているというお話は興味深かったです。

ありがとうございました!

FaTSさん

エフ エー ティー エス (@FaTShtmc) / Twitter

LEDキューブや自作CPUの他、新作の自作CPUを展示されていました!こちらはVGAで四角形を出力できるようにする予定もあるとお話しお聞きしました。すごい...。また次回拝見するのが楽しみです。

ありがとうございました!

BotaLabさん

botamochi (@botamochi6277) / Twitter

新しい作品としてはゲーミング日本刀とマスクを展示されていました。 マスクの方はLEDテープの側面が光るタイプで初めてみました。 日本刀の方はサイズ感も良くて造形も本物の刀の造りを参考にされたそうです。

ありがとうございましたー。

ちょうあい多面体さん、なーしゃさん

Katayama (@cho_ai_hedron) / Twitter

レーザカットやカッティングマシンでカットされた作品やUVプリントされたキーホルダ等を展示されていました! くじを引かせていただいてアクリルのスタンドが当たりました! 今回面白かったのはUV印刷についてで黒色をきれいに出すにはベースの白が必要で、その上に印刷する必要があるのですが裏から見ると白くなってしまうので黒白黒でサンドイッチして印刷するとのことでした。 また、なーしゃさんの方は1石でエルチカする作品と円形ディスプレイを展示されていました。

ありがとうございました!

HanDenさん

HanDen(群)💉💉💉 (@HanDen_Motor) / Twitter

フレキシブルなLEDの電光掲示板とパワーLEDを並べた基板を展示されていました。 LEDはかなり輝度が高く、直視すると危ないレベルとのことでした。意味もなく無駄に強力なの好きです。 今後の拡張も含めてポートも引き出されていました。今後も楽しみにさせていただきますー。

ありがとうございました!

JA1TYEさん

JA1TYE/Ryota Suzuki (@JA1TYE) / Twitter

ESP32でシンセサイザーボイスチェンジャーを作られていました! ボイスチェンジャーは遅延が全然感じられなくてすごかったです。作ってみたいです。 個人的に過去に音モノの工作で諦めたことがあったので今後JLCPCBさんとコラボして記事を書かれるとのことでしたので楽しみにしています。

ありがとうございました!

necobitと愉快な仲間達さん

necobit(ねこびっと) (@necobitter) / Twitter

dominoTECH ʅ(◔౪◔)ʃ (@dominodaosi106) / Twitter

カワヅ (@necobut) / Twitter

※ブースでお話はできていないですが、他にもいらしたと思います

MIDIで電動化したクラッピーやDMXのライトをコントロールされていました! インスタコードという電子楽器も存在は知っていて気になっていたのですが、初めて触らせていただきすごく楽しかったです。 MIDIは基本的にはPCから、もしくはPCを経由して出されているとお聞きしたのですが、 インスタコードを弾いてクラッピーが鳴るまでに全然ラグを感じませんでした。 また、下の方にdominoさんが作られたステッピングモータの楽器も展示されていました!

ありがとうございました!

tichiseさん、元ロボット芸人髙橋ちゃんさん、鷹さん、yukima0707さん

yukima0707@NT金沢 (@yukima0707) / Twitter

 Takuya Ichiseさんのomicro、元ロボット芸人髙橋ちゃんのピピ美ロボ、鷹さんのロボ(正式名称不明?)、yukima0707さんのmicro:bitロボが集まっていました。素敵なツイートだったので掲載許可いただきました。まとめてご紹介とさせてください。

 omicroはずっとタイムラインで見かけて気になっていたのですが、実物やAR機能を拝見したのは初めてでとても刺激をいただきました。LiDARを使ったアプリUnityで作られているとお伺いしました。MacのPCがなくともUnityのクラウドビルドの機能を使えばWinPCのみでも開発できると教えていただきました!

 髙橋ちゃんさんとお話しさせていただいていたら、たまたま昔同じ種類のロボット相撲ロボコンに出ていたことが分かり話が弾みました。スピコンも安くなって便利になっていること等お聞きしました!参考になります。

 鷹さんにはいつもFFF式の3Dプリンタ関連のテクニックのお話をお聞きするのですが、今回はFusion360のコイルの機能を使った角の造形や、ナイロンの造形が糸引きが多くて難しいこと等色々と教えていただきました。

 yukima0707さんはブースでも色々と展示をされていて、巨大なピアノや100均の扇風機でアルミホイルの円盤を回す作品やホテル用の照明コンテストの作品等興味深かったです。

みなさま、ありがとうございました!

ProtoPediaさん

ProtoPedia (@ProtoPedianet) / Twitter

ひげだるま (@masaya3) / Twitter

ブースにいらっしゃった方 ※他にもいらしたかもしれません

AIRPOCKET (@AirpocketRobot) / Twitter

からあげ (@karaage0703) / Twitter

電子工作作品を投稿できるサイトProtoPediaさんのブースです。 登録作品を展示されていました。

protopedia.net

からあげさんのラズパイでレトロのカメラで写真が撮れる作品やAIRPOCKETさんのタイマIC555の空中配線の作品等を拝見してお話しお聞きました! シャッターのカシャッという音について考えたことがなかったのでびっくりしたと、空中配線で素子を置き換えて回路を変えるアイディアが素敵でした。

また、M5コンテストの景品だったようなおぼろげな記憶のあるM5Stationがありました。かっこいい。

ありがとうございました!

みやこ電子工房さん

みやこ電子工房@土曜日 西 そ 20a (@miyadenshikobo) / Twitter

電子ライダー@土曜日 西 そ 20a (@denshirider) / Twitter

合同ブースのみやこ電子工房の電子ライダーさんです。 今回初めて物販有で展示されたそうです。自作CPUと解説書を売られていました。

個人的に隣で見ていて驚いたのが1日目に自作CPUキットを買われて次の日にはんだ付けを終えて作品を持ってこられた方がいたことでした。 私もやったことがあるのですが、1日でやるには大変な作業なのでびっくりしました。しかも動作成功していました。すごいです…。

他にもキーボードやメカナムのロボットも展示されていました。 コミケもよろしくお願いしますー。いつもありがとうございます!

てーもんとパスコンパス

てーもん (@temon_cs12a) / Twitter

パスコンパス (@pscmps) / Twitter

 てーもん君は1日目予定があったので2日目のみ参加でした。昨年からのロボット型ムービングライトも良い仕事をしていましたが、今回目を引いていたのは車のメータを使ったボリュームメータだと思います。実際に乗車していて車のスピードメータがこんなに荒ぶったら大変なのでここでしか見られない動きだと思います。

私の方でも今回初の作品をいくつか展示しました。

お品書きです。

  • 機構キーホルダ 3ギア

若干恒例になりつつある前日から作り始めた機構キーホルダの新作を持っていきました。

こちらのサイトの機構を参考にしました。こちらのサイトは507個もメカ機構が載っているので暇なときに眺めると楽しくておすすめです。

507 Mechanical Movements, 222

過去の機構キーホルダはこちらにまとめています。

yoichi-41.hatenablog.com

utt (@d4uno) / Twitter

オンラインロボコンやMow1do等時々協力して作品を作っているutt君との共同作品です。 ちょっとわかりづらいのですが、簡単に言うとAIに文章を考えてもらって嘘のニュースをラジオ風に読み上げる作品です。 ガワは3Dスキャンしたテルミンを100均のbluetoothスピーカにかぶせていたのですが、スピーカの調子が悪かったので途中からPCから直接音を出していました。

  • めかとろろ 4話(途中)

オエカキ・パスコンパス@土-西そ20b (@oekkpscmps) / Twitter

メカニクスとエレクトロニクスを合わせたメカトロクスの工作マンガ「めかとろろ」ですが4話(途中)を持っていきました。 本来であれば完成させたかったのですがちょっと無理でした。コミケでは解説記事含めてちゃんと出せる様に頑張ります。 また、マンガの方はTwitterのモーメントにまとめていて現在掲載中の3話まで無料で公開中(特に今後も公開消す予定はない)ですのでお時間ありましたら読んでいただけたら嬉しいです。

  • 動画

CMでM5Stackのコンテストをやっていたので投稿してみました。マンガと簡易版の人間味マスクの宣伝をしています。動画中では「コミケに受かれば」と言っていますが無事に受かりましたので頑張ります。

まとめ

 さらっと書こうとしましたが書き始めると筆が乗ってしまうもので結局思っていたより長くなってしまいました。やっぱりオンサイトのイベントは直接作品を見ながらそこでしか聞けない話が聞けるので楽しいです。次はNT富山でしょうか。MakerFaireTokyoは落ちてしまいましたが見学に行きたいと思っています。その前にコミケのための原稿を書かないと割と本当にまずいのでまずはそこに注力します。読んで下さりありがとうございました!

関連リンク

からあげさんのレポート 他の方のレポート記事のリンクも貼られていました。 NT金沢2022レポート - karaage. [からあげ]

Protopediaの時間 人間味マスク紹介いただきました。ありがとうございます。 ProtoPediaの時間 Vol.80 #NT金沢 振り返り - YouTube

品モノラジオ 一瀬さんと堀さんをゲストに迎えられて振り返りをされていました。 品モノラジオ 058 一瀬 卓也&堀 洋祐&湯村 翼&塚谷 浩司 - YouTube

去年のNT金沢のレポートです。2記事に渡っていたんですね。忘れてました。当時久しぶりのイベントだったので熱量がすごい。 yoichi-41.hatenablog.com

yoichi-41.hatenablog.com

【レポート】MakerMeetingForMakerFaireKyotoで拝見した作品や感想等

 前回の記事でMaker Meeting For Maker Faire Kyoto(以下MFKyoto2022)で展示する作品について紹介しました。

yoichi-41.hatenablog.com

 今回の記事では出展してみての感想や、他の展示者の方の作品をご紹介を書きたいと思います。
 理想的には全ての展示者の方の作品を拝見したいところでしたが、自分の作品の説明をしたりタイミング悪く展示者の方がいらっしゃらなかったりと、例のごとく全ては観きれていません。単純にタイミング良くお話しできた方、動画を撮れた方のみ記載しています。それ以外に意図はありません。順番も50音順です。
 動画撮影の際に許可をいただいていますが、万一掲載NGや内容に誤り等ありましたら、お手数をおかけしますがTwitterのDM等でご連絡いただけましたら幸いです。

目次

Scratchとリアルワールドで遊ぼう!! (610tさん)

Twitter
むとうたけし (@610t) | Twitter

関連サイト
Maker Meeting for Maker Faire Kyoto - むとうたけしの生活

 ブロックプログラミング言語「スクラッチ」で色々なデバイスと連携した展示をされていました!M5Stack系列とも繋がるんですね。全く知りませんでした。

 デモとして体験させていただいたのはこちらのハプティクスモジュールです。7〜8000円で、音のデータを入れるとそれに応じて不思議な触感を感じることができます。こればっかりは体感しないと分からないのでぜひ機会があれば体験してみて下さい。無理矢理に言葉で説明するなら、マッサージチェアや電気風呂の様な周期的な振動だったりモデルガンを撃った時の反動?だったりを感じられます。ありがとうございました!

虹色ライトとArchetype Memoriesのコラボ (ikkeiさん)

Twitter
ikkei (@jh3kxm) | Twitter

関連サイト
rainbow

 アルミをリュータで削って作られた幾何学模様の入れ物の中に小さなLEDを仕込んでフルカラーに綺麗に光る作品を展示されていました。こちらの作品は写真を撮りそびれてしまったので関連リンクをぜひご覧下さい。きれいでした。

 たくさん作品ご紹介いただきましたが、動画としてはこちらを撮らせていただきました。サイズ感がかわいいです。

 他にもLoRaというロングレンジの無線のM5向けのモジュール(遮蔽物ありで2〜3kmと仰っていたと記憶しています)も検討されていました。LoRaでは同じ信号を広い帯域で送るそうです。各帯域により、ノイズの影響で失われるデータが異なるため、受け手側で各帯域の信号を復元するとデータが失われづらく、単一の通信と比べてノイズに強いという様なお話も全く知らなかったので大変興味深かったです。

 他にも極小のLED基板のアクセサリを作られていたりされていました!ありがとうございました!

あめのひくうかん (KIS Worksさん)

Twitterはされていない様です。

関連サイト
HOME | Rainyspace

 一貫して雨へのこだわりと愛が素晴らしい作品を展示されていました。動画に撮った2作品以外も関連サイトには掲載ありますのでそちらについてもお伝えします。

水たまりマット

 某ダンスゲームのマット(2000円位とのこと)が人口芝の下に引いてあります。こちらを踏むと「パシャッ」という水たまりを踏んだ時の様な音が鳴ります。面白いです。arduinoで制御されていました。位置の分解能としてはダンスの入力の8マスか9マスだと思うのですが、特に気になりませんでした。動画は撮りそびれたので関連サイトでご覧ください。

雨世界カメラ

 webカメラの映像に画像処理をして、画面に雨がくっついているかの様に映し出されます。何のソフトを使われているのか聞きそびれてしまいました。processing等でしょうか?こちらもサイトに画像があります。

雨粒の振動を伝える傘

 こちらは動画を撮りました!ツイートをご覧いただければと思います。

雨粒に揺れる草木

 こちらも面白かったです。アイディアがすばらしいです。

 「なぜ、こんなに雨にまつわる作品を作られているのですか?」とお聞きしたところ、「雨の日の静かな感じや人が少ない特別感が好きで、それを布教したいから」と仰っていました。私は普段雨は好きではなかったのですが、お話をお聞きした次の日、京都で雨の中で観光をしていて「これはこれでありか」と思えました。ありがとうございました!

会話と自動演奏のロボット (音楽研究所さん)

Twitter
Tetsuji Katsuda (katsuda10) (@Tetsuji_Katsuda) | Twitter

関連サイト
歌って踊れるコミュニケーションロボット〜バディくん

 演奏ロボットと、さらに追加で前々からタイムラインで開発状況を拝見していたコミニュケーションロボットを生で拝見しました!

タイミングが合わず直接お話はできませんでしたが、ありがとうございました!

木津川アートプロジェクト (木津川市さん)

Twitterはされていなさそうです。

関連サイト
木津川アート

 木津川市のアートのお祭りの担当の方もいらしていました!チラシをいただいたので貼っておきます。(画像アップロード後回転させたのですが、うまく反映されていないかもしれません。すみません。)企業の方ともコラボしたいとおっしゃっていました。お近くの方はぜひご参加、見学ご検討されてみてはいかがでしょうか?

RE:DIRECTION >& MFKyoto 2022 (京都産業大学ファブスペースさん)

関連サイト
ファブスペース | 京都産業大学 情報理工学部(旧コンピュータ理工学部) / 大学院 先端情報学研究科の関連情報

 学生さんがファブスペース(デジタル工作機械がある工作スペース)で作成された作品を展示されていました。たくさんあったので全ては写真を撮れていないです。

 こちらは技術的にunityや arduinoを触ったことがないメンバーでどうやったらやりたいことを実現できるか考えて、色がつく動画を何パターンか用意しておいて対応する方法で実現させたと聞きました。私も経験的に第一段階として完成させることが大事ということは感じているのですばらしいと思いました。

 ライノセラス?というツールは使ったことがないのですが、数式で3D形状を作れる様です。面白そうですね。他にはレーザカッタの彫刻をしたアクリルパネルに下から光を当てた作品や、腕や腰にくっつけられる名刺入れ等のガジェットも見せていただきました!ありがとうございましたー。

人工大理石透過型LEDタッチディスプレイ・空冷式3Dペン (京都産業大学・情報理工学部・平#研さん)

Twitter
hirai-lab (@hirai_lab) | Twitter

関連サイト
平#研の研究プロジェクトリスト | Ubiquitous Media Lab. / 平#研究室

 大学の研究室から2種の作品の出展をされていました。どちらも面白かったです!詳細は関連サイトにありましたのでぜひそちらもご覧下さいー。

 昔に私もフォトリフレクタを使ったマイコンレスな回路を作って遊んでいたので勝手にシンパシーを感じてしまいました。こちら、その時の記事です。

【人間味センサ】プリント基板の謎センサの製作 - パスコンパスの日記

ありがとうございました!

デジファブを利用したkuralab.オリジナルグッズ制作 (kuralab.@大阪電気通信大学さん)

Twitter
kuralab.ヴィジュアルデザイン研究室 (@kuralab_project) | Twitter

関連サイト
kuralab.(クララボ)ヴィジュアルデザインゼミ – kuralab.(クララボ)は、大阪電気通信大学 総合情報学部 ゲーム&メディア学科 ヴィジュアルデザイン研究室の愛称です。印刷/デザイン/Webコミュニケーションを研究テーマに、電子部品をモチーフにしたオリジナルキャラクターグッズの企画制作を通してモノ作りについて学んでいます。

 顔がついた電子部品達がキュートでした。光を当てて模様を作ったシルクスクリーンで模様を手刷りされた作品やmicro:bitを使ったペンプロッタ等を展示されていました。ツイートにも書きましたが、卓上ペンプロッタで有名な「いしかわきょーすけさん」をリスペクトされているとのことでした。

こちらはシルクスクリーンの様子です。

 こちらはmicro:bitのプログラムの解説パネルです。ありがとうございました!

ExiBee (kochi.exさん)

公式のTwitterは見つからなかったのでおそらく使用されていないかもしれません。

関連サイト
kochi.ex - Qiita

 普通のシングルボードコンピュータは信頼性が低いですが、こちらは振動試験等色々なテストをクリアして信頼がおける産業用にも使用可能なボードとご説明いただきました。今後どんどん置き換わっていくのではないでしょうか?ご説明ありがとうございましたー。

ガーデニングボード&機構標本 (電算軒さん)

Twitter
そーてっく (@soh_tech_tech) | Twitter

 タイミングの都合でガーデニングボードの方は拝見できていませんが、機構標本の方を観せていただきました!

 私もメカ機構のキーホルダを作っているのでこういった作品はとても大好物です。大変良い刺激をいただきました。ありがとうございました!

自作のCO2計やエネループ1本で使える電飾モジュールなど(ニコニコ技術部さん)

Twitter
†ましぐれ† (@mashigure) | Twitter
長船 俊 (@s_osafune) | Twitter

関連サイト
ニコニコ技術部 まとめwiki - PukiWiki

 NTイベントで何度かお会いしている方々でニコニコ技術部としてご出展されていました!よろしければ、こちらの記事もご覧下さい。

yoichi-41.hatenablog.com

今回は今まであまりお話お聞きできていなかった作品を中心に拝見しました。

 また、ましぐれさんははてなブログもされているのでそちらの記事も貼らせていただきます。

mashigure.hateblo.jp

ありがとうございました!

外骨格恐竜「うちのシロ」 (ヒゲキタさん)

Twitter
ヒゲキタ (@higekita1) | Twitter

関連サイト
うちのシロ | kilostar

 こちらの作品も音楽研究所さんのロボットの様にメイカーイベントの風物詩になってきている気がします。たまたま入り口付近ですれ違ったので動画を撮ったのですが、距離が近く大迫力な感じに撮れました。ありがとうございました!

​ OTTOロボット・ファミリー (ファブラボ神戸βさん)

Twitter
FabLab Kobe (@FabLab_Kobe) | Twitter

関連サイト
ファブラボ神戸 - FabLab Kobe

 OTTOというチェコオープンソースの二足歩行のロボットを色々なアレンジをされながら作られていました。かわいいですね。前の記事で書きましたが私も歩くロボは作っていたので楽しく拝見させていただきました!

ありがとうございましたー。

3Dプリンタで作製する三次元計測が可能な構造化照明顕微鏡 (三重大学大学院工学研究科電気電子工学専攻有機エレクトロニクス研究室さん)

Twitterは使われていないかもしれません。

関連サイト
https://www.meta.elec.mie-u.ac.jp/daigo.html

 OpenFlexure顕微鏡というオープンソース3Dプリンタで作れる顕微鏡の改良を行われてました。 ちょっと難しくて正確に解説が出来なさそうなので詳しくは関連サイトをご覧ください! 3Dプリントをうまく使って動く構造が実現されていたのでデータを観察して次回の作品作りに活かしたいと思いましたー。

ありがとうございました!

ロジックICで創るCPUキットTTM8 (みやこ電子工房さん)

Twitter
みやこ電子工房 (@miyadenshikobo) | Twitter
電子ライダー (@denshirider) | Twitter
成瀬歩実 (@naruse_ayumi22) | Twitter

関連サイト
コミケに出たい – みやこ電子工房 電子ライダーのサイト 自作CPU

 お世話になっているみやこ電子工房さんの展示です。今回は改良したメカナムロボとロジックICを使った自作CPUの展示をされていました。NT富山の際のメカナムロボはシングルボードコンピュータのマウス移動を検知してラズパイ ピコで制御していたそうですが、今回は専用のメインボードを作られていました。実は私はメカナムを使ったことがないのでちょっと憧れも感じます。

電子ライダー on Twitter: "回っています… "

 自作CPUの方はレトロなSFアニメの様にチカチカ素敵に輝いていました。実は購入させていただいているのでGW後半でなんとか完成させる予定です。半田付けはそんなに得意ではないですが、頑張ります。

ありがとうございました!

自分の展示関連の振り返り

今回工夫したところは主に3点です。

  • 子供向けに顔の絵を描いてもらって顔認識できるか試して遊んでもらった

  • 今までスマホで顔の画像を出して顔認識のデモをしていたのをあらかじめ印刷した顔の画像(モナリザ、いらすとやの男性、いらすとやの顔認証するイラスト)を使った

  • 途中から人間味マスクの説明をする時に「これは誰かに笑顔になってもらうためだけに生まれた作品です」という紹介をすることにした

 1番上(顔の絵で遊んでもらう)はかなり良かったと感じています。イラストを描いてもらうことで能動的に楽しんでもらえました。なかなかうまく認識しないこともあったり、意外と認識すると驚いたりと、出展側としても発見がありました。

 2番目(顔の画像を印刷して用意)は単純に説明の際に手間取らなくなり便利でした。今までの展示会ではしゃべりながら顔の画像をスマホから探して表示させてからデモを行なっていたので、バタバタしていましたが、今回はスムーズでした。

 3番目(紹介の言い方を変えた)が個人的には1番大きい気づきだったかもしれません。私の作品は私の中では「技術的に非常に革新的なことはしていない、かつ作りたいものを作っておりあまり役には立たない」ため、時々思わず自虐的に「何の役にも立たないです」と言ってしまうことがありました。見学の方がそういった作品が好きな方で笑ってもらえれば問題ないのですが、この言い方は人によっては「何で役に立たないものについての話を聞かなければいけないんだ」と不満を感じることもあるのではないかと気づいたのです。
 そのことに気がついてからは意図的に上記の様に説明の仕方を変えました。笑ってもらえればそれで目的達成なので大成功です。それでも笑ってもらえない時はしょうがないです。今後も展示会に出る時は安易に自分を下げる発言はしない様に気をつけようと思います。

反省点も3点です。

  • めかとろろがマンガだと気づいてもらえなかった。あまり読んでもらえなかった。

  • 1人参加だったのでブースで説明役がいない時間がどうしても発生してしまった。

  • M5PPWalkerが有線で動きが安定しなかった

 1つ目(めかとろろが読んでもらえなかった)は飾り方が悪かった部分もあったかと思います。表紙が見える様に置いていたのですが、途中見学者の方から、「イラストだと思った」とコメントをいただきました。説明は近くに置いていましたが、パッと見で本だと分かりづらかった様です。また、Maker Faireでは1ブースをじっくり観るより色々観てまわりたいのでマンガ3話分を読む時間はなかなか取ってもらえません。NTイベントのゆったりした空気とまた違う部分だなと感じました。今後はパネルにマンガを表示しておいて流しっぱなしにする等気づいてもらいやすい様な仕組みも検討したいと思います。

 2つ目(ブースに人がいない時間があった)は一緒に来てくれる予定だった友達が都合がつかなくなってしまった関係で今回やむを得なかったのですが、やはり最低2人以上での参加が望ましいと感じました。今度のNT金沢ではてーもん君と合同ブースなのでその辺は大丈夫そうです。

 3つ目(M5PPWalkerが不安定)はバッテリの持ちとのトレードオフなのですが8SservosHATのバッテリ端子に安定化電源から有線で電源供給を行った展示をしており、配線のコシが固くてうまく歩けないことが多々ありました。過去に長時間展示でバッテリ不具合が何度もあったた対策だったのですがなかなかここは難しいです。今後も検討します。

まとめ

 1月のNT加賀ぶりの出展、Maker Faire系のイベントの現地出展は初でしたがとても楽しく過ごすことができました。感染対策等難しい状況の中、開催いただいたことに関して感謝しかありません。発信を始めてTwitterアカウントを作った時から「Maker Faire Tokyoに出たいです」という文言は変えていないのでそこはいつかは実現させたいと思っています。今回はその第一歩になったかなと思っています。
 今年のMaker Faire Tokyoは去年がオンラインだった影響で去年の出展OKだった方が無条件でOKらしいので狭き門かもしれませんが、またトライしてみようと思ってます。
 読んで下さり、ありがとうございました!

【出展】Maker Meeting For Maker Faire Kyotoに出ます

本日こちらのイベントに出展します。

Make: Japan | 「Maker Meeting for Maker Faire Kyoto+ 子どもワークショップ」は4月30日に開催!

他の方の展示のご紹介や感想も追記か新しい記事で書きたいと思います。
この記事では取り急ぎ、今回の展示の概要について書きます。
また、今回はコロナ感染予防の観点で展示者の方とワークショップ参加の方以外は参加不可です。

人間味マスク

もはやおなじみ(となっていると嬉しい)人間味マスクです。顔認識で扇が飛び出ます。今回は次のコミケ(受かれば)に出す予定の「マンガ+技術書」に載せるのために簡易版の人間味マスクも作りました。お子さんが多いと思うのでその場で顔の絵を描いてもらって認識するか試してもらったり、印刷したいらすとやさんやモナリザの紙で遊んでもらえたらと思っています。※本来ならお客さんの顔で反応させたいところですが、マスクをしていると検出が難しいです。後述のメカトロ工作マンガの1話に出てきます。

M5PPWalker

こちらは何回か展示会に出しているものの、不具合が多く動かない期間が多い、機嫌の難しい子です。バッテリやWiFi環境に起因することが多いため、今回は思い切ってどちらも有線にしました。電源は安定化電源から供給、UIとしてはスマホから操縦ではなく有線で繋いだジェスチャーセンサを使います。ジェスチャーセンサで非接触で指令できる様にできたのが気に入っています。後述のメカトロ工作マンガの2話に出てきます。

機構キーホルダ

メカ機構のキーホルダです。当日の夜というか朝に一種類追加しました。参考にした機構はこちらです。

507 Mechanical Movements, 101

前回は人気投票をしてみましたが、今回は人間味マスクの方を優先して投票は無しで行く予定です。

めかとろろ

メカトロ工作マンガです。3話のフルが今回出すのが初めてです。毎週4コマ一つを投稿しているのでそちらでも読んでいただけたらとてもうれしいです。絵を描く方が時間がかかりますが、文字ベースのシナリオはすでに15話近くまで書いていますので安泰?です。

めかとろろ まとめ

まとめ

今絶賛電子ライダー君の車に乗せてもらって会場へ向かっていますがGWというのと事故があったのか、高速道路が混んでいましたが、空いてきました。 翌日は関西の友達と京都観光する予定ですので気が向いたらそちらも記事にするかもしれません。 読んでくださり、ありがとうございました!
それでは良いGWを!

【唐突】好きなwebマンガ紹介(未完も含む)

 今回は唐突に好きなwebマンガの紹介記事です。唐突ではありますが、経緯はあるのでまずは理由を説明します。

なぜ急に紹介記事を書いたか

 最近メカトロ工作のマンガ「めかとろろ」を描いています。ご興味ありましたら、詳しくはこちらをご覧ください。

yoichi-41.hatenablog.com

 こちらの記事を書いた時は気づいていなかったのですが、マンガを描きたいと思ったきっかけとしてwebマンガ(特に個人投稿のもの)に大きな影響を受けたことにふと気がつきました。いい意味でゆるい雰囲気というか、「バチバチにプロでなくてもマンガを描いて投稿して良いんだ、そういう文化があるんだ」 と気づいて刺激を受けて、マンガを自分でも描きたいと思う様になりました。webマンガの世界は広く、人によって読む作品も違ったり、知らない人は全く知らないと思うので特に好きな作品をいくつか紹介します。また、今回紹介するものは無料で全部読めます。

おすすめwebマンガ

密着!帰宅部24時

 電解質さんの作品です。完結してます。ゲームが得意な「師匠」とその友人達の中学生の日常を描いた作品です。初めてハマったwebマンガがこれだったと思います。すごくゆるい雰囲気で好きです。中学生の頃を思い出します。

kitakubu24.jpn.org

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密着!帰宅部24時のファンアート(FA)

 数あるエピソードの中でも特に64のスマブラ編が熱いです。書籍化もされてますがそちらは権利的にスマブラ編の内容が変わっているので個人的にはまずはweb版をおすすめします。

とってもセンチメンタルまさ子

 うえむらさんの作品です。未完です。これもめちゃくちゃ好きです。革命家の孫、まさ子が西洋人形のアフロディテと掃除機のだいそんと共に芋中学という学校で下克上をしていくお話です。ジャンルは何だろう?能力バトル物でしょうか。

megusurigirl.web.fc2.com

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とってもセンチメンタルまさ子のFA

 改めてこの記事を描くために読み返しましたが、ほんとに読みやすくて面白いです。おすすめです。ちなみにFAはセンチメンタルな?雰囲気で書いてしまいましたが、本編のまさ子は割とアホの子で結構はっちゃけてます。

 

治安維持係・郡山たしか

 まあ図さんの作品です。未完です。これもたぶん定期的に累計で5回位は読み返してます。「日本の警察は酷すぎる。小学生にやらせた方がマシだ」という声から始まった小学校の「治安維持係(=この世界の警察)」に立候補した郡山たしかとそのクラスメイトのお話です。

tasuketekesuta.web.fc2.com

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治安維持係・郡山たしかのFA

 読んでいただくと伝わるかと思うのですが、比較的平常なテンションで繰り広げられるギャグが面白いです。私にはとても刺さりました。

週刊、軽やかに肉を投げる仕事

 ロドみさんの作品です。連載中です。週一で6コマのマンガを投稿されています。おそらく実話ベースと思います。リンク先は少し昔の6コマものなので違いますが、最近は転職のお話です。

https://rodomi.tumblr.com/post/154627774400
rodomi.tumblr.com

f:id:yoichi_41:20220312012342p:plain
週刊、軽やかに肉を投げる仕事のFA

 何気ない日常の様子で、マンガ内の空気感や表情が素敵です。Kのニヒルな笑いやお父さんの目がなぜかやたらキラキラしているのがお気に入りです。毎週楽しみにしています。

週刊メロンコリニスタ

 ニャロメロンさんの作品です。時々更新されています。商業でも出されているのでご存知の方も多いかもしれません。タイトルが下にあって二重でおいしいシステムは画期的だと思います。めかとろろのタイトルが下にあるのは実は密かにリスペクトし参考にさせていただいています。

https://meroncholinista.tumblr.com/post/49441163828/%EF%BC%94%E3%82%B3%E3%83%9E-%E8%BF%91%E7%9C%BC
meroncholinista.tumblr.com

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週刊メロンコリニスタのFA

 4コマーズのキャラ以外の妖怪の日常系マンガも掲載されています。かわいいです。

まとめ

 少しチョイスが偏ってしまったかもしれません。書いていて気がつきましたが、全般的にゆるくてどこかシュールなものが好きな様です。思えば新都社に投稿したいと思ったのはめかとろろのアイディアが浮かぶだいぶ前だった気がします。ただ、規約で他のSNSに投稿NGだったので結局Twitterとpixivにしてしまいました。
 他にも好きな作品はたくさんあるので、いくつかタイトルとジャンルだけ残そうかと思います。気になった作品は、ぜひ読んでみてください。

  • オーシャンまなぶ 口喧嘩バトル(未完)
  • ZELBESTY SF(未完)
  • ことりと異星人 数学者と婚活(継続)
  • バクバクバク バトル物(完結)
  • 月夜見 和風バトル(連載中)

 そういえばこの内容は明らかに技術ブログの記事ではないですが、創作という大きなカテゴリ内かなと思います。ただそもそも思い返してみると、このブログは別に技術ブログとは名乗っていませんでした。今後は特に深く考えず書きたいことを書こうと思います。読んでくださり、ありがとうございました。

www.pixiv.net

【ROS2】fusion2urdfを使って変換したモデルを動かすために気をつけること

 久しぶりに技術ブログっぽい記事を書きます。去年の秋位からROS2(RobotOS2)を使ったロボットを友達とオンラインで定期的に通話しながら作っています。
 進捗は下のツイートにぶら下げています。「ROSとRTOSの違いって何?」というところから少しずつ本やネットを参考に手探りで進めてきました。やっているうちに色々気をつけるべきところがあったので記事にしました。

 今回の記事はFusion360というCADソフトで作ったロボットをurdfという形式に変換しROS2というシステムを使ってシミュレーションする方法についてです。 URDFはUnified Robotics Description Formatの略の様で、ROSはロボットを動かしやすくするミドルウェアの様なものです。
 ROSにはROS1と2があり、2の方の情報が少ないのでもし誰かのお役に立ったら嬉しいです。 f:id:yoichi_41:20220307233751p:plain

目次

環境

ROS2 Foxy
Ubuntsu 20.04
Windows上のVirtual boxを使用

Fusion360Windows

 ROS2の基本の設定は済んでいる状態とします。 特に面識があったり、アドセンスを設定しているわけではありませんが下の本を参考にしました。

www.kinokuniya.co.jp

手順の概要

  1. Fusion360でモデルを作る(気をつけることが結構あるので後述)
  2. Fusion360にアドインを入れる(バージョンに注意)
  3. Fusion360でアドインを実行する(ここでROS2を選択)
  4. joint_state_publisher_gui を入れる(参考リンク後述)
  5. ワークスペースを作りfusion2urdfで作成されたフォルダを入れ、rviz2、joint_state_publisher_gui、launchを動かす
  6. スライドバーを動かすとジョイントが動く

Fusion360でモデルを作る際に気をつけること

 最初に配置するモデルは「base_link」という名前である必要があります。最初から「base_link」というモデル名で作り始めてもよいですが、リンクを切るという方法でも名前を変更することができます。また、base_linkにしたい部品を複数使用している際にはリンクを切るしかないと思います。
 部品を右クリックすると、下のようなメニューが出てきて切ることができます。また、先にジョイントを設定してからリンクを切って名前を変えるとうまく読み込めないことがあるので注意です。

f:id:yoichi_41:20220306230822p:plain

 他にもジョイントの順番やジョイントの名前等、気をつけるべきポイントがいくつかあり、こちらの記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます。

rt-net.jp

 もう一点、fusion2urdfは何種類かあるためROS2を使うのであればそれに対応したものを使う必要があります。下記のものはOKでした。

github.com

joint_state_publisher_guiを入れる

 joint_state_publisher_guiというgui上でジョイントの角度を変えるツールを入れます。こちらのページが大変参考になりました。ありがとうございます。

kuwamai.hatenablog.com

実際に動かす

source /opt/ros/foxy/setup.bash

 ワークスペースへ移動して

. install/setup.bash

 ワークスペース内へ先ほどfusion2urdfで変換して解凍したフォルダを入れます。
※解凍してそのまま入れるとフォルダが2重になってしまうので中のフォルダを入れます。

colcon build

 ターミナルを3つ立ち上げそれぞれ3つを別々に実行します。 rviz2のターミナルでも忘れずに. install/setup.bashを実行してください。忘れると表示されません。

ros2 launch robot_description robot_description.launch.py
rviz2
ros2 run joint_state_publisher_gui joint_state_publisher_gui

※ launchの後の「robot_description」はパッケージ名に読み替えてください。

動くとこんな感じになります。

まとめ

 久しぶりに技術ブログっぽい記事を書きました。こういった記事は誰かのためにたったらもちろん嬉しいですが、正直未来の自分のため(忘れる)という側面もある気がしています。
 一緒にロボットを作ってくれる友人には感謝しかありません。たぶん一人だとあんまり触ったことのないLinuxの操作の時点で心が折れています。この記事も確認してもらっていたりします。
 読んで下さり、ありがとうございました。

【めかとろろ】メカトロ工作マンガをなぜ急に描き始めたか

 昨年NT富山で唐突に「めかとろろ」というメカトロ工作のマンガを出し、この前1話が無事完結しました。また、NT加賀(新春)でも2話を展示していました。 この記事ではメカトロ工作の作品を作っていた私が、なぜ急にマンガを描き始めたかについて書きます。 マンガを描いてみたいけどどうやったらいいかわからない方にも、キャラの解像度のあげ方等もしかしたら少しお役に立てるかもしれません。

元々めちゃくちゃ描きたかった

 工学部に進む人の半数以上はアニメやマンガが好きなのではないでしょうか?少なくとも私の身の回りではその様に感じられました。教室の隅で肩身の狭かった高校時代と比べ、大学ではそういった趣味について伸び伸びと話せて楽しかったです。別な記事*1でも書きましたが、私は昔から何かを作ることが好きで絵を描くことも好きでした。アニメやマンガが好きで絵を描くことが好きなら自分で描きたくなるのは必然です。大学の頃は特にいわゆる「萌え4コマ」と言われるようなゆるい雰囲気の4コマのアニメが好きでした。今思うと色々と大変な時期もあったので癒しを求めていたのかもしれません。一時期ひだまりスケッチを狂ったように繰り返し見続けて1~4期までを4~5周はしたと思います。

 実際に大学にいた頃もタイトルは決まっていないものの、まんがタイムきらら系の様なゆるい雰囲気の電子工作4コマを描きたいとキャラクター設定等はぼんやり考えていました。その頃までにマンガを描いた経験はほぼありませんでした。強いて言うなら小学生低学年位の頃に下書きも無しで描いた作品「ティーポットーさん」というティーカップのお父さんが主人公の謎のマンガを描いた位でした。描き始めた時にティーポットとティーカップの違いをあまり認識していなかった様です。細かい内容は覚えていませんが、ゴルフボールの「ゴルフぼーや」が月まで吹っ飛ばされてタイムスリップして闇落ちすることだけは覚えています。ただひょんなことから大学の頃にちょっとしたパロディのマンガを2ページ描く機会があり、クリップスタジオで描いてマンガを描く流れだけ体験する機会がありました。

大学の友達が遊びに来た

 それから何年か経ち、社会人になりました。社会人になってからもふとしたタイミングで電子工作の4コマは描きたいと思いたち、数年おきにキャラ設定等を考えていました。舞台を大学のサークルにする案、素子を擬人化する案等キャラ設定や1ページだけのマンガを描いては挫折して、また数年が経ちました。そんな2021年のコロナが少し落ち着いていた頃、大学時代の友達が泊りで遊びに来ます。社会人になってからアニメの話をすることが減っていたので久しぶりに語り合います。また、その友人と私とどちらもボードゲームが好きなのですが、とあるボードゲームを遊んでいた際にそのゲームのHPにキャラ設定が細かく記載されていることにテンションが上がります。こちらです。

www.dominagames.com

 そんな日の夜、ふとメカトロ工作の4コマを描きたかったことを思い出しその友達とアニメでありそうな展開のネタで話が盛り上がります。 話しているうちに「最初にクラスで工作をしていて浮いているBちゃんに、周りの目が気になるAちゃんが「そんなんじゃ友達ができないよ。なんでそんなことをやっているの?」と伝えると、きょとんとした顔でBちゃんが「好きだからだよ」と言われてAちゃんがハッとするシーン」が浮かびました。そして二人ともこれは絶対に 教室の西日が差している放課後のシーン だと解釈が一致します*2。善は急げ、その日の朝にはそのイメージからキャラクタの絵を描いてみました。名前もこのタイミングで決めました。こちらは何度か修正した後のもので一部伏字にもしていますがこんな感じで絵を描きました。

f:id:yoichi_41:20220220001758p:plain

 その後も3~4人のオタク友達に話を聞いてもらってどういうエピソードがよさそうか、その友人がどんなキャラが好きか等話を聞きながら良いと思ったところを取り入れて解像度を上げていきました。数年前にはネタが思いつかなかった「めかとろろ」ですが、このキャラの解像度を上げる工程に追加して作品のネタについても解像度を上げる方法を思いつきます。ここ数年で作ったメカトロ工作の作品をそのまま「めかとろろ」の中に登場させればリアルな解説もできれば、実際に困ったところを取り上げることもできます。
 他に決めた方針としては、マンガを描くことに関しては完全にど素人なので「展開はベタベタの王道で行くこと」を決めました。私が作った作品については私にしか描けないですし、絵がうまい人は世の中星の数ほどいるので上を見てもしょうがありません。自分で描くことに意味があると思います。これらのやり方はそこそこ成功している様で今のところネタ切れになる気配がなく、2022年2月20日現在2話の投稿中ですが既に5話まで文字ベースのプロットができています。

自分の経験について

 めかとろろの1話のエピソード(過去の回想)は自分の体験を基にしています。なぜ描いたのかは全く覚えていませんが、小学生低学年の頃に大真面目に描いた阿吽の仁王像の絵を友達に笑われて泣いてしまいました。それで絵を描くことはやめた訳ではありませんでしたが、見せる人は選ぶようになりました。
 めかとろろで一貫して伝えたいのは「誰かから何か言われようが関係なく、何かを作ることは楽しいので一緒にやろう」という様なことです。切り口を変えつつ2話以降もこれがベースにあると思います。自分にある要素からしかキャラの動きが想像できないので3人共結果としてメカトロ工作大好き人間になると思いますが、まぁメカトロ工作のマンガを描きたくて始めたのでとりあえずはそれでもいいかなと思います。全く自分にない要素を描ける作家の方等はすごいなぁと思います。
 ロボコンをやっていた頃は結果が出なくてへこむこともありましたが、趣味で作品を作る様になってからはあまり気にせず自分の作りたいものを作る様になりました。コンテストに応募したりもしていますが、どちらかというと〆切を設けて自分を鼓舞するためにやっています。めかとろろ1話を曲に例えるなら、サビはこの4コマになります。Twitterの反応も一番大きかったです。

 そういえばこちらの1コマ目は実はハルロックというマンガのとあるコマをリスペクトして描いています。ハルロックについて知らない方は下記のリンク先の記事を読んでいただくと概要が分かると思います。私は紙の本しか持っていませんが、電子書籍等もある様です。

makezine.jp

まとめ

 話数がたまってきたら実際の作り方の記事と合わせて技術書的な同人誌を作りたいと考えています。一回ちゃんとした印刷の形で本にしてみたいです。 正直本に私の作品の作り方を書いて「自分も作りたい」と思う方がいるかは疑問ですが、流用したり応用してもらって何かに生かせる可能性はあるのではないかと思います。
 ぜひ趣味でマンガ描いてみませんか?大変か大変じゃないかというと、何度か挫折しているので大変ですが楽しいです。まずはハードルを下げて出すことを重視して勢いで始めるのが良いと思います。私も背景とかかなり手抜きです。読んで下さりありがとうございました。

www.pixiv.net

↑Pixivでも少し遅れて投稿しています。↓1話完結した時のエンドカード的な絵。

f:id:yoichi_41:20220220002357p:plain

*1:この記事です。yoichi-41.hatenablog.com

*2:お互い何年もアニメを見続けているので謎の幻覚というか暗黙の文脈の理解がありました。真っ白いワンピースでひまわり畑に麦わら帽子の女の子等?