何かと話題の愛知トリエンナーレ2019の一部の展示であるアストロ温泉さんという方の展示を観て来ました。私は元々明和電機の土佐さん*1や藤原麻里菜さん*2の様な不思議な作品が大好きなのですが、偶然ツイッターでアストロ温泉さん*3のことを知りましてこれは面白そうだと行ってみた次第です。
名古屋の展示も今週末まで!こっちには私はいませんがこっちもよろしくお願い致します。
— アストロ温泉 (@ASTROONSEN) 2019年9月26日
〜9/29(日)まで
PM1:00〜7:00
(毎週金、土、日のみ開廊)
会場 N-MARK 5G
名古屋市中村区長戸井町4-38
黄金4422.BLDG.5階 pic.twitter.com/MsCVl30RLF
本当であればもっと早く行って他の方も行きやすいタイミングでご紹介したかったのですが、都合がつかず展示期間が終わってからのご紹介になってしまいました。またどこかで展示はされると思いますので機会ありましたらぜひ。
目次
展示作品
架空の温泉街、アストロ温泉のお土産をモチーフにして作品を作られているとのことです。テーマがあると多種多様な作品も統一感がある様に見えてきます。中でも気になったものをご紹介します。
インスタバエの標本
インスタ映えとハエをかけている様です。解説は野暮でしょうか。目がインスタのアイコンになっています。手をこすっているのもゴマスリをしている様子に見えてしまうのは穿った見方をしすぎかもしれません。「インスタ映えのためだけに食べずに捨てられてしまったスイーツに群がるのかなー」等とぼんやり考えながら鑑賞させていただきました。
オートオート 自動嘔吐マシン
すごい勢いで口から紙テープ(?)が出て回っていました。諸行無常というか輪廻転生というか何か感じるところがあります。お酒を呑んで吐いて後悔してもまた飲んでしまう人間のカルマを表現しているのかもしれません*4?
アストロ温泉さんの展示を拝見しました
— パスコンパス (@pscmps) 2019年9月29日
オートで嘔吐するマシンです pic.twitter.com/RZn3WQ20Vf
アストロイド 顔面型電動コミュニケーション装置
楽しげな装置でした。3つのボタンがあって押すとそれぞれに対応して音や動作が発生します。人間のコミュニケーションも限界まで単純化すれば3種類に分類できるということなのでしょうか。勝手に予想した各動作の意味を書いてみました*5。
- 目が光る → その話題に興味がある
- ベル → もうその話題に飽きたので次に行きたい
- 口パク → 自らの発言
アストロ温泉さんの展示を拝見しました
— パスコンパス (@pscmps) 2019年9月29日
顔面駆動型コミニュケーションマシンです
2体向かい合わせてみたいと思いました pic.twitter.com/SdMtbicEMe
トレモロンX 電動鉄琴
見た目が非常にメカメカしくて気になったのですが休憩中だった様で残念でした。ミニ四駆サイズのモータがいくつか見えたので糸を巻き取って演奏するのかもしれません。いつか演奏しているところも観てみたいです。
配線が繋がっていた、おそらく演奏のためのボタンも「どこからどう見ても音が出るボタン」という感じで面白かったです。
まとめ
NT名古屋の時もそうでしたがやはり他の方の作品を観ると自分にない視点や工夫に気がつけて楽しいなと改めて思いました。これからも面白そうな展示会や博物館には足を伸ばしてレポートしてみようと思います。
他のレポート
また、以下は私も出展した「NT名古屋」というイベントのレポートです。ものづくりの楽しさがダイレクトに伝わる愉快なイベントでしたので、もしよろしければ読んでいただけたら嬉しいです。
読んで下さり、ありがとうございました。
*1:明和電機さんのサイトです。www.maywadenki.com
*2:藤原さんのサイトです。fujiwaram.hateblo.jp
*3:アストロ温泉さんのサイトです。astroon.blog.fc2.com
*4:全然芸術には詳しくないので、ただ思ったことを書いています。
*5:こちらも完全に私の妄想です。