先日こんな動画をアップロードしました。 300km以上自宅が離れた友達に、wifi機能搭載のマイコン(M5StickC)を使ってロボットを遠隔操縦してもらったといった内容です。
動画
内容は一緒です。ニコニコの方でたくさんの宣伝とコメントをいただけたのでそちらで見ていただいた方が楽しめるかもしれません。
本当にありがとうございます。
ニコニコ動画
YouTube
こちら、部品と3Dプリンタが使える状況があれば実際に実施するのは非常に簡単です。
色々な方が各地で「どこからでもロボコン」を開催してくれたら良いなと思うのでモデルと組み立て方を公開させていただきます。
目次
3Dデータ
こちらのサイトで公開させていただきました。
穴の間隔はレゴテクニックに合わせているので飾り等はつけやすいかと思います。
General-purpose robot of M5StickC and 8Servos Hat by passcompass - Thingiverse
部品一覧
マイコン周り
サーボ
スイッチサイエンスでこちらのサーボがなかったのでこちらにしました。 バケットとアームベースの寸法は上のものに合わせているのでご注意ください。
車輪周り
送料との兼ね合い等ありますが、上のキットではなく下記の様にバラで買った方が安いです。
ねじ
- M3x15mm 4本(前輪駆動タイプ時 8本)
M2x15mm 2本
M3ナット 4個(前輪駆動タイプ時 8本)
M2ナット 2個
部品は都合により全てスイッチサイエンスで買いましたが、 一部は秋月電子の方が安いです。
一覧で見るとこのような感じになります。
3Dプリントした部品は左から「バケット」、「ささえ」、「ブリッジ」、「おさえ」、「アームベース」で上にあるのが「ベース」です。
組み立て方
本体
①M5StickCと8Servos Hatを用意します。
②M5StickCの頭に8Servos Hatを差し込みます。
③「 ベース」と「おさえ」を1セット、とM3X15mmのねじとナットを2セット用意します。
④「おさえ」にねじを通します。
⑤ 段が付いている方をベースの内側へ向けます。
⑥ 段が内側の状態で「おさえ」をM5SticKCと8Servos Hatを挟んだ状態で「ベース」に差し込みます。
⑦裏には「ささえ」を差し込みます。
⑧ナットで止めます。
車輪の取り付け
① 次に車輪を組みます。
②ゴムを取り付けます。
③連続回転タイプのサーボを用意します。
④軸を下にして「ベース」にサーボを差し込み、付属のネジで固定します。
⑤裏から見るとこんな感じです。
⑥黄色い信号線がタイヤから遠い方になるように差し込みます。左車輪は1番、右車輪は2番のポートに取り付けました。
⑦車輪を取り付けます。
⑧中心をねじ止めします。
⑨「ブリッジ」をかぶせます。
アームの取り付け
①「アームベース」とサーボを用意します。
②M2X15mmのネジを「アームベース」側から差し込み固定します。
③「 アームベース」をM3X15mmのねじで固定します。
④サーボホーンはホーン側から見て反時計回りに最大限回した状態でホーンを上向きにした状態で取り付けています。※可動域を間違えると無理な力がかかるのでご注意ください。
⑤横から見るとこの様な状態です。
⑥「バケット」を取り付けて付属のねじで固定します。
※しつこい様ですがサーボの可動域とアームの取り付け位置がずれると最悪サーボが壊れるのでこちらはホーンのみでの動作確認後にねじ取り付けをおすすめします。
⑦完成です
前輪駆動タイプ
また、M5StickCの向きを変更し、「ささえ」を2個にすると前輪駆動タイプに変更可能です。
裏側の様子です。
まとめ
3Dプリンタが使える状況にあれば、8Servos HatとM5StickCを使ったこのマシンは簡単に組めると思います。
前提条件のハードルはあるのですが...。
また、樹脂色の違うパーツは3Dプリンタが不調な際に友人に出力してもらいました。ありがとうございました。
次回はUI Flowを使ったプログラミングについて書こうと思います。 読んで下さりありがとうございました。