きっかけ
ものづくり展示イベントでステッカの配布をされているケースがよくあります。4月開催のつくろがや!3でも何かやりたいなと思い、せっかくなのでノベルティの電子基板を配布してみることにしました。奇しくもsuzan worksさんからも同じアイディアのご提案をいただき、1日目と2日目で別な種類の基板を配布します。豪華ですね。
今回はこちらの基板についての記事です。

2日目のsuzan worksさんの基板については詳細こちらをご覧ください。
#つくろがや まで4週間! #今作ってます !
— スーザン@子育てエンジニア (@suzan_works) 2025年3月15日
お祭り気分で上げてこう!ってことで、ロゴ入りLEDアクセサリーをプレゼントします。イベントは4/12,13開催で、私が出展する4/13に配布予定です。4/12にはパスコンパスさんから別のプレゼントがあるので、ぜひ2日とも来てくださいねねね!!! pic.twitter.com/rd46WJzcdK
この記事はPCBGOGOさんに協賛いただいております。基板作成にご興味ありましたら下記のリンクからサイトを見ていただけるとこの記事が役に立ったことになるので大変ありがたいです。
https://www.pcbgogo.jp/promo/pasukon7
つくろがや!のページはこちらです。
目次
コンセプト
今回は簡単、シンプルというコンセプトで作りました。
部品点数もできるだけ減らしてはんだ付けも不要です。(はんだ付けすることもできる)
電池周り
こちらの記事を参考にしました。これで部品を一つ減らせます。フットプリントは新たに自分で起こしています。
ハンダ不要
こちらの記事を参考にさせていただきました。実際に拝見したのは去年の大阪のつくろか!の時だった様に思います。また、kazuedaさんは秋葉原ロボット部でつくろがや!3にもご出展いただく予定です。ありがとうございます。
フットプリント
今回、久々にフットプリント(部品をはんだ付けをする部分の形状)を自作しました。幅6mm、高さ12mmです。
端子は少し大きめにして後は基板外形のカット線でボタン電池の挟み込み形状を作ります。
場合によっては端子が削れてしまうと基板制作会社の方から問い合わせが来るかもしれませんが、問題ないと回答すれば大丈夫と思います。

回路
先ほどフットプリントを自作した端子のところが一見わかりづらいですが、他の部分はシンプルです。端子が2つあるのは裏表に導通面を出すためです。

フットプリントの割り当てです。BUTTON_BATTERY_HOLDERが今回作ったフットプリントです。
…と基板が届く前に記事を書いている時はシンプルだし問題ないだろうと思っていました。見事に間違えました。初めてやってみることは慎重に確認した方が良いですね。具体的には端子の組み合わせを間違えました。裏表両方に端子を設けて電池の裏表が一定で良い様に端子の割り当てを変えました。これがあだになりました。表の1,3番ピンと裏の2番ピン、もしくは表の2番ピンと裏の1,3番ピンで電池を保持することになります。回路図を見ると分かるのですが、その組み合わせが配線が同じ側になってしまっています。回路が成り立ちません。追加で基板表面を削ることで何とかします。50枚…。
実体配線
表のゆるい感じの回路図のシルクはクリップスタジオで描きました。外形線のレイヤーで電池保持部は作っています。

シルクを消した表の配線です。左側の形状が肝です。

裏側の配線です。ほぼベタGNDで端子のところだけですね。また、協賛いただいたProtoPediaさんのロゴも入れさせていただきました。ありがとうございます!
実装(差し込みのみ)
今回はハンダ不要です。テグスを百均で買ってきてちょうど良さそうな太さを探します。
よく考えたらDIPの部品用のフットプリントの穴径を全て同じものにすれば良かったですね。
部品はしばらく前に秋月電子の店舗でセールになっていた自己点滅LED等を使おうと思っています。抵抗は470Ω位で後は必要に応じて増減すれば大丈夫だと思っています。スイッチはすずめっき線の抜き差しでとにかく簡単な構成を目指します。
ボタン電池とゴムテグスを差し込んでみました。良い感じです。

続いて部品を差し込みます。

無事にはんだ付け無しでも点灯しました。
また、記事を書かれていたkazuedaさん(https://x.com/kazueda)にNT京都でお会いしてこちらの話をした際に、おすすめのテグスの型番↓を教えていただきました!写真のものはダイソーのテグスですが、こちらも購入して試そうと思います!ありがとうございました!
https://www.amazon.co.jp/dp/B07CF7XRZQ?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title
実装(はんだ付け)
はんだ付け無しでも点灯はしますが、キーホルダ的に使いたいとすると差し込みのみでは抜けてしまいそうで少し不安です。普通にはんだ付けもしてみることにしました。

良い感じです。こちらは先日秋月で安売りしていたスライドスイッチと自己点滅LEDを取り付けています。
余談:シルク印刷の種類に関して
PCBGOGOの担当の方からシルク印刷に関して情報をいただいたのでせっかくなのでこちらに記載します。シルク印刷には実は「レーザー印刷」と「スクリーン印刷」の2種類の方法があるそうです。
レーザー印刷は精度が高く効率が良いですが、図形を描画する際には平面度がスクリーン印刷程高くないそうです。
スクリーン印刷は平面度が優れており、図形の描画に向いていますが、時間がかかるそうです。
図形の描画が多い基板で備考に書くとスクリーン印刷をお願いできるケースもある様なので試してみても良いかもしれません。今回の基板はレーザー印刷で、確かに少しだけロゴの辺りに段差が見えましたがベタ面全面でないので気にならないレベルだと思います。
まとめ
少しミスはありましたが、リカバリー可能な範囲で安心しました。お住まいの地域等等色々あるかと思いますので難しいケースもあると思うのですが、もしご都合よろしければつくろがや!3に遊びに来ていただけましたら!
冒頭にも少し書きましたが一日目はこちらの基板を、2日目はスーザンさんの基板を配布予定ですし楽しい作品が集合予定です。楽しみですね。
#つくろがや LED基板プレゼント、 #OSHWLab 支援いただき無料配布できます。設計データも公開予定で、画像を差し替えるだけで、誰でもオリジナルアクセサリー作れるようになります🔧
— スーザン@子育てエンジニア (@suzan_works) 2025年3月16日
ちなみに前ポストの動画は開発中でまだまだ改良してきますよー! pic.twitter.com/POOG951SHj
また、こちらも再掲になりますが、PCBGOGOさんに協賛いただいた記事ですので、ご興味ありましたら、こちらのリンクからご覧下さい。2025年3月18日現在、「会員登録すれば$50クーポン」と書いてありますのでお得に作ることができそうです。
https://www.pcbgogo.jp/promo/pasukon7
読んでくださり、ありがとうございました!