パスコンパスの日記

何か色々作るのが好きです

【PCBGOGO】透明基材の基板を作ってみました【PR】

今回は透明基材の基板を作ってみましたのでそちらについての解説記事を書きます。

こちらはPCBGOGO様に協賛いただいた記事になります。 お時間ありましたら下のリンクから様子を見ていただけると記事が役に立ったことになるので大変ありがたいです。

www.pcbgogo.jp

経緯

基板上にイラストを描いた基板、2色レジストやUVプリントの基板等、少し変わった基板を作ってきましたが、より変わった基板を作ってみたくなりました。 そこでPCBGOGO様の方に透明の基材の基板が作れないかご相談したところ、作れるとのことで今回作っていただきました。 表面の方はUV印刷も実施しています。

回路の説明

M5StackCore2でシリアルサーボを動かすための基板です。 後述のペンプロッタで使用します。

回路は秋月電子のFEETECHサーボ STS3032の資料の回路をほぼそのまま参考にしました。直リンク禁止のため気になる方はすみませんが検索してみて下さい。 変更したところは5V対応のMAX485を3.3V対応のMAX3485に変更したことのみです。

また、サーボの機能以外にスイッチやLED、ポテンショメータを追加しています。

コネクタは下記の対応になっています。

※実体配線図の方でJ7がありますが、都合によりJ4を分離したものになります。

フットプリントです。 コンデンサとMAX3485のみ表面実装で後はスルーホールにしました。

UVプリント用イラスト

絵です。 今まで描いた絵に配線を合わせていましたが、 今回は一度Kicadから必要なレイヤーをSVGでエクスポートしてから絵を描きました。

[ファイル(F)]→[エクスポート]→[SVG...]

こちらはNANANAさんの記事を参考にしました。 ありがとうございます。 zenn.dev

今回はInkscapeSVGを読み込みPNGとして吐き出し、 それをClip Studioで編集しました。 Inkscapeだけで慣れている方やイラストレータが使える方はそちらだけで問題ないと思います。

ドット絵の方はしばらく前にセールしていたAsepriteというソフトを使ってみました。

まだあまり使いこんでいませんがマウスでもドット絵が描きやすく アニメーションもできそうだったので今後時々使ってみたいと思います。 最終的なデータはこんな感じです。

今回は表面と裏面の配線の色を赤と青でわかりやすくしたかったのでsvgで出力する際に配線のレイヤーも出力しました。ただ半田をつける部分にはUV印刷がこない様に画像を調整しています。画像の背景はpngで透過にすることをおすすめします。透明基材でも白ベタの印刷をしてしまうと透明部分が見えません。

注文方法

kicadをお使いの場合はプラグインでガーバーデータをアップロードするのが手軽でおすすめです。

ただ今回は特殊な基板のため、普通にアップロードした後にコメントをつける必要があります。下はコメントの例です。

透明基材で作成したいです。また、透明のレジストでの処理をお願いします。表面のみUV印刷も実施したいです。

今回の様にUV印刷を実施したい場合は追加でpngファイル等画像データの添付も必要です。また、完成イメージの図があると齟齬が発生しづらいので余裕があれば作成することをおすすめします。今回は下記の様な完成イメージ図も添付しました。今回はUV印刷で依頼しましたが透明基板に対してシルク印刷での制作も可能とのことです。

こちらははんだ付けをする部分も含めた画像のため、実際に印刷する柄とは少し異なっています。印刷データとの取り違い防止のために※imageと注をつけました。

基板の様子

届いた基板の様子です。

表面です。 印刷が配線幅と同じデータで位置合わせがもしかすると難しいかなと思ったのですが、UV印刷の位置ずれは個人的には気にならないレベルだと思います。

裏面です。 背面の配線は銀色で表面の方は茶色っぽく見えます。面白いです。

透過の様子です。 ガラスの様に完全に透明とまではいきませんが、十分反対側が見えるレベルです。LED等光り物の作品と相性が良いと思います。

材質は「プラスチックの板」という感じで特に強度面で普通の基板との違いは感じられませんでした。 スペックを教えていただきましたが、ハロゲンフリーの材質でヤング率は24~26GPaで一般的なガラスエポキシのFR-4と遜色ない様です*1

注意点(解決済み)

※※※こちらは解決済みの内容になりますが、NT金沢でのサンプル品に関しては 下記の説明が必要なため記載を残します。※※※

実は今回のサンプル品限定ですが、基板にレジストの層がないです。 代わりにUVコーティングをはんだづけが不要な位置に塗布いただく様に依頼しました。 絶縁としては問題ないとコメントいただいています。

ただ、こちらの写真の右の手前から2番目のピンの様にコーティングと銅箔の間にはんだが入り込み、 コーティングや印刷が浮いてしまうことがあります。写真のはんだ付けが下手なのはご容赦ください。

スルーホールの場合は、はんだパッドを独立させてあげれば、配線部にはんだが流れていかないのでコーティングは浮きずらいと思います。 表面実装の場合ははんだを流しすぎるとコーティングが浮く可能性があるので要注意です。

こちらについては透明なレジストを使う対策があり、 透明なレジストは現在発注中とのことで、今後制作される方は問題ないと思います。

動作の様子

今まで簡単なアナログ回路の基板ばかりを使っていたので正常に動くまでかなり苦しみました。 結果的にはシンプルなはんだ付け不良が原因でした。

サーボの動作の様子です。

透明を活かして背面を光らせるとこんな感じです。

X(旧Twitter)が見られないケースがある様ですので画像でも貼っておきます。

光っている時↓

光っていない時↓

ペンプロッタに関して

本筋とそれるので詳細はリンク先を見ていただけたらと思いますが、 この基板はマウザーアワードというコンテストに向けて作っているペンプロッタの作品で使用するための基板です。

protopedia.net

費用に関して(現状不透明) ※情報更新次第追記予定

1番気になるのはここではないでしょうか。 ただ申し訳ないのですが今回PCBGOGO様としても初チャレンジで 基材在庫もなくお取り寄せいただいた材料とのことで実際の注文での料金はまだ未定とのことでした。

注文枚数が増えると単価は下がると思います。また、おそらく需要が多く透明基材の在庫が定常的にある状態となる場合、 値段が下がる可能性もあるかと思います。こちらの方は情報アップデートがありましたら追記します。

まとめ

今回、透明基材でシリアルサーボを動かしてLEDを光らせてみました。透明の基材でも問題なく回路として動くことが確認できたと思います。 ご興味のある方はぜひPCBGOGO様の方で注文してみてはいかがでしょうか。

再掲となりますが、こちら↓のリンクを踏んでチラッと様子を見ていただくと私の記事がPRに貢献できたことになり、ありがたいです(ダイレクトマーケティング)。

www.pcbgogo.jp

注文はAll日本語でOKで新規の方には1USDで送料無料のキャンペーンも実施中の様です。 基板製作をしたことがない方はnomolkさんの記事が解説が丁寧でしたので参考になると思います。

nomolk.hatenablog.com

そしてここまで読んで下さった方に朗報(?)です。数に限りがありますが、今回の透明基板のサンプルを6/22,23のNT金沢というものづくりイベントにて無料で配布しようと思います。 私か私のブースに来てこちらのブログの記事を見せていただいて透明基板がほしい旨をコメントいただけましたら先着順でお渡しします。 一日でなくなってしまうと申し訳ないので二日に分けようと思います。G-1でお待ちしています。

ただ先述した様に金属面の上に直接コーティングされたトライアルの基板ですのでそちらはご了承ください。

NT金沢2024 - PukiWiki

今回は背面でLEDを光らせただけでしたが次の記事ではより透明の要素を活かした作品を作りたいと思っています。 読んで下さりありがとうございました!

関連記事

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*1:基板の機械的な強度にはあまり詳しくないですが、ChatGPTに聞いたのと調べて出てきた数値がそれっぽかったので書いてみました。

多層プリント配線板用高性能FR-4材料 | 事業・製品 | 三菱ガス化学株式会社

つくろがや!運営目線振り返り※個人の意見です

しばらく時間が経ってしまいましたが、つくろがや!の運営目線での個人的な反省等振り返りをしたいと思います。ものづくり系のイベントを実施される方(?)のお役に立ったら幸いです。また、規模感の違い等で私の振り返りが当てはまらないことも多々あるかと思いますので話半分と言いますか、利用できそうなところだけ拾っていただけたらと思います。 ↓が公式サイトです。検索に引っかかりづらいのでリンクを貼っておきます。

tsukurogaya.nagoya

反省

音の出る展示の配置

音の出る展示が固まっていると隣同士で音がかき消されてよく聞こえないかと考え、配置を遠めにしたのですが、逆に隣の展示の音が大きかったというケースがあった様です。 イベントにもよりますが、音の出る展示は固めて配置している場合もあるので次回はそちらの方針にしてみようかと思います。

ポジティブースの運営

ファミレスの予約表の様に当日その場で書き込む等ができると良かったかもしれません。柔軟に次の方がいない場合は長めでもOKとしていましたが、ブースに人がいるため遠慮してしまう可能性を考慮できていませんでした。また、思っていたより大作を持ってきてくださる方もいて、準備時間を考慮できていなかったのでその辺りも今後の運用を要検討です。

アナウンス

フロア中央でマイク無しで呼びかけたのですが、向いている向きによって声が届かない方もいた様でした。申し訳ないです。次回は音系の展示の方にご協力いただく、フロアの端から呼びかける等工夫をします。

開始や終了時間に関して

Xやサイト、マップには一応書いていたのですが、分かりづらかったというお声をいただきました。小さかったかもしれません。受付にどーんと掲示しておくと良さそうです。

看板や受付に関して

大きな看板があると行った証明になるので良いというお声もいただきました。なるほど。次回用意しようと思います。ありがとうございます。また、 受付が分かりづらかったというご意見もいただいたのでテーブルクロスも用意しようと思います。

机や椅子の配置図に関して

直前まで募集をしていた関係でスタッフ側で用意した配置の紙と最新の配置が異なって当日朝の設営時に混乱を招きました。バージョンの表記等をして防止したいです。

事前案内に関して

何度か案内メールを送ってしまった関係で途中連絡事項が散らばってしまい分かりづらくなりました。こちらは途中運営側でスプレッドシートに連絡事項をまとめたものを用意して対応しました。次回は時間等も含めシートを見れば一通り必要な情報がわかる様に最初からまとめようと思います。

ハンコに関して

もっと運営側で制作の協力を依頼すべきでした。軽い気持ちで作り始めましたが、画像の変換、TPUの造形は想像より大変でした。今後イベントで参加者の方の作品のハンコを作る方がいたら制作の分担をすることを強くおすすめします。大変です。

前年度の写真

前回の開催時の雰囲気がわかると良いというコメントもいただきました。確かにどんな感じかわからないと新たに申し込みづらいですよね。次回はサイトに写真を載せたいと思います。

公式サイトのアクセス性

検索で見つかりづらいです。リンクされるサイトが増えると見つかりやすくなったりするでしょうか。とりあえずこちらの記事からリンクを貼ってみました。

お礼等

ここまでネガティブなことばかり書いていましたが、良かったことやお礼をお伝えしたいことも書きます。

Protopediaさんへのお礼

赤字であることをブログに書いたところを拾って下さり、支援して下さり誠にありがとうございました。大幅プラスにしたい気持ちは全くないのですが大きなマイナスだと続けていくことが難しいので大変ありがたかったです。また、Protopediaの時間も最初は緊張していましたが大変楽しく参加させていただきました。ありがとうございます。

机のお手伝いのお礼

初日朝の机の配置のお手伝いをご協力いただいた、TMDものづくり工房さん、botamochiさん、原田直樹さん、幻魚白蝦蛍烏賊さん、コウケツ畳店さん、HAL900さん、マツモトさんは本当にありがとうございました。 仮にご協力がなかったとしたらとてもスタッフのみでは時間内に配置ができず、もっとバタバタしていたと思います。

出展、見学の方へのお礼

出展してくださる方、見学して下さる方がいなければイベントは成り立ちません。かなり早めから募集開始をした関係で序盤は予定の30組程ご応募いただけるか内心心配していた時期もありましたが、結果としてはほぼ想定通りご参加いただけて大変ありがたかったです。本当にありがとうございます。

運営メンバーへのお礼

ふらっと展示、ポジティブース含め全ブースのポストができたのは受付で運営メンバーが誰かしらいてくれたおかげだと思っています。仮に1人だったとしたら受付から離れられなかったと思います。改めて直接お伝えしようとは思いますが、こちらにも書いておきます。本当にありがとうございました。

トラブル

幸運なことに大きなトラブルはなかったと思っています。基本的に楽しんでいただいたかなと思っていて、それはとても良かったです。

感想

今回はスタンプラリー、コメントツリー、ポジティブース、ふらっと展示とだいぶやってみたいことを盛り込みまくってしまったので次回はもう少しどうするか考えようと思います。完全に同じことばかりも面白くないですが、負担が小さめで評判の良かったことはアップデートしつつ続けたいです。そしてハードルの低いLT的なことも楽しそうかな等と今から思っていたりします。自分でイベントを開催するとやりたいことを試せるので楽しいですね。

ただ、時期は調整できると良いかもしれません。4月はNT名古屋からは良い感じに離れていますがNT京都と近いです。NT京都は準備のために泣く泣く参加を諦めました。実は人間味マスクを作るきっかけになったイベントなので出たかったです。当時はコロナでオンラインになってしまったのでまだちゃんとした出展をしたことがない。来年は5月開催位が狙い目でしょうか。とはいえ遅すぎるとまたNT金沢が近づいてくるので難しいです。

簡潔に書こうと思っていましたが、気づいたらいつもの様にダラダラと書いてしまいました。読んで下さり、ありがとうございました!

【PCBGOGO】フルカラーUV印刷基板でフルカラーLEDを光らせる【PR】

これまで基板の作り方を工夫してイラストを描く、萌基板の作り方を解説する記事を書いてきました。 今回は遂にPCBGOGOさんの方で始まったフルカラーUV印刷の基板を作りましたのでそちらの方法について書きます。

こちらの記事はPCBGOGGOさんから協賛いただいております。 お時間ありましたら下のリンクから様子を見ていただけると記事が役に立ったことになるので大変ありがたいです。

www.pcbgogo.jp

作り方

今まではどのレイヤーをどの様な形状にするかを慎重に検討する必要がありましたが、今回はその必要がありません。今までで一番楽だと思います。 基板データはkicadにて用意し、何らかのソフト(私はclip studioを使いました)で用意した印刷したいデータを一緒に添付します。

kicadでPCBGOGGOさんのアドインを使っている場合、画像添付前のファイルが圧縮してサイトへ転送されますので、少しだけ手間ですが一度それをDLしてから解凍し、png等の形式で画像を追加してまた圧縮してから転送すると良いと思います。

画像としての推奨条件は下記になります。

  • 300dpi以上の解像度

  • ランド等、銅箔が露出する部分の印刷は透過にする

上の方の理由は解像度が粗すぎるとジャギーが目立ち品質が悪くなるためです。下の方は銅箔の上に印刷が載らない様にするためです。こちらについては事前の反映が難しい場合はpcbgogoさんの方でデータ修正対応いただけると思います。その場合、納期が伸びることがありますので、対応可能な場合は実施しておくと良いです。確認しましたが、追加料金はかからないそうです。

印刷データを入稿したことのある方は気になるかもしれませんが、位置合わせ用のトンボ等は不要とのことでした。印刷したい位置とサイズを申請フォームのコメントに入力すればOKです。 ここに、質感を書いておくと反映してもらえます。普通に頼むとざらざらのマットな質感ですが、つるつるのぷっくりシール(?)の様なコーティングをしてもらうことも可能です。光沢仕上げと書けばそちらにしてもらえると思います。

意図的にフラッシュをたいて質感の違いが出る様に写真を撮りました。

通常のマットな質感だとこのような感じです。

光沢仕上げだとこの様になります。トップコーティングがされている様な状態です。

また、UV印刷の注意事項の案内が出ていましたのでそちらのリンクも貼ります。

www.pcbgogo.jp

回路

今回は、フルカラーUV印刷の基板なのでフルカラーLEDを光らせることにしました。 ただ光らせても面白くないので、ロウソクICでユラユラ光らせるのと出力を切り替えようとしたのですが 秋月電子でロウソクICの取り扱いが終わっている様(ディスコン?)でした。 そこで思いついたのがメロディICの出力をLEDに繋ぐ案でした。 ブレッドボードで試してみたところうまくいったので、スイッチでこれらを切り替えられる様にしました。

回路図はこんな感じでシンプルです。届いてから気が付きましたが、ポテンショの抵抗値が0になった時でもLEDの電流制限抵抗が0にならない様に直列に抵抗を入れておけたら良かったです。

フットプリントはカソードコモンで秋月電子で見つけた部品とピン配置が一致しているものがあったのでそれを選びましたが、 届いてから穴径が小さかったことに気がつき調整がいることに気がつきました。配線時、何だか細い線しか繋げられないなぁと思った時に気が付くべきでした。  
まぁ初回なので致命的なミスがなければOK位の気持ちでいきましょう。 また、今回UV印刷する面にはできるだけ凹凸がない方が良いかと思い、表面の中央部を避けた構成としました。 また、裏にQRコードを記載して、この記事に飛んでこれるようにしました。こちらの面はシルク印刷です。

実は回路は全然専門でないのでおそらく配線上あまり良くないところが多々あると思います。 勉強するのにおすすめの本やサイトがあったらコメントいただけたら幸いです。 逆にこれ位の回路だったらとりあえずミスらず繋がっていれば動くという例として初心者の方を勇気づけられたらと思い残します。 また、基板を配布する予定なのでその方が現物で目視で追わずにこちらの画像で追えるよう残す意味もあります。

部品リスト

全て秋月電子で買えます。

秋月電子通商 トップページ

  • スライドスイッチ 1回路2接点 基板用 SS-12D00G3

  • 半固定ボリューム 1kΩ [102] 3386K-EY5-102TR

  • RGBフルカラーLED 5mm OSTA5131A カソードコモン OSTA5131A-R/PG/B\

  • 電池ボックス 単3×2本 リード線・フタ・スイッチ付 SBH-321-3AS150\

  • カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/4W1kΩ CF25J1KB\

  • 三端子メロディIC かっこう・ワルツ UM66T32L UM66T32LK-T92-K

販売コードコピペ用です↓ 
115707
106107
102476
111523
125102
107055

フルカラーLEDはニッパーで切ったりして足をいい感じにとんがらせないと挿せません。すみません。 バージョン2を作ることがあったら改善します。 メロディICは別な曲でもOKです。

料金

気になるのは制作料金ではないでしょうか。同じUVプリントであれば通常仕上げと光沢仕上げは料金は変わりません。 基板の仕様によって値段は変わるため、実際にはお見積りをお願いします。 参考に多色レジストとの場合で比較した表をいただいたのでそちらを載せます。

今回の私の作っていただいた基板はサンプル扱いで値段は算出不可とのことでした。

動作確認

一旦まずはオーソドックスなポテンショ側の動作確認をしてみました。 メロディICを応用例等は後々追記していこうかと思います。

Xの動画↓

YouTube short↓

まとめ

今までに比べると画像を用意して位置を指定するだけで、今までに比べるとかなりお手軽でした。 フルカラーUV印刷にかけてフルカラーLEDの基板にしましたが、 他にもフルカラー印刷を活かしたアイディアを思いついたらまた作りたいですね。

tsukurogaya.nagoya

また、こちらの基板はつくろがや!2に持っていきますのでぜひご都合つく方は遊びに来ていただけましたら幸いです!

読んで下さり、ありがとうございました!

おまけ①2色レジストとの比較

実は事前に前回のデザインの基板でサンプルを作っていただいていました。 2色レジストの基板の記事に書くと話がややこしくなるためこちらの記事で比較します。

左がUV印刷の基板、右が2色レジストの基板です。

色が白っぽいのは元々のデータが淡い色使いのためです。また、少し位置がずれているように見えますが正式サービス開始前のトライ品であり、実際のずれの程度とは変わっている可能性があります。

おまけ②過去の萌基板の記事

こちらは過去の記事です。

yoichi-41.hatenablog.com

yoichi-41.hatenablog.com

おまけ③ NANANAさんの記事

NANANAさんにこちらの記事のリンクを追加いただいたので お礼ではないですがリンクを追加しました。

位置合わせのためにSVGで出力する方法等も説明されています。

zenn.dev

【イベント】つくろがや!2やります!

2022年につくろがや!というものづくり展示イベントを開催し、2023年にはミニイベントで2日間で3Dプリンタでその場でコマを作り戦わせました。そして2024年4/6,7にものづくり展示イベントの2回目としてつくろがや!2を開催します。

この記事ではX(旧Twitter)で書ききれなかったり、公式サイトには載せる感じではなかったりする背景や思いを書きたいと思います。

そもそも何でイベントを開催しているのか

一言で言うと「私がものづくりイベント参加が好きだから」です。何度かこのブログには書いていますが、ものづくり展示イベントに出展すると他のことで得られない様な楽しさを感じられます(個人の感想です)。 ↓確認したら定期的に言っていました。

普段の生活をしていて作った作品を直接観て、感想を言っていただける機会はそう多くないでしょう。会場に来てくださる方はものづくりに興味がある方が多いので、創作の大変さを知っており安易に否定することはほぼないと思っています。

東海イベントを増やしたかった

また、つくろがや!初回当時は大垣のミニメイカーフェア(隔年)とNT名古屋、伊勢ギーグフェア位しか東海でのものづくり展示イベントがなく、またコロナの影響もあって中止や延期もありました。

北陸でNT金沢、富山、鯖江、加賀と毎年たくさんイベントをやっているのが羨ましく、東海でイベントを増やしたいと思いました。そこからご縁があって知り合ったつくろか!やつくると!、つくるけぇ!を運営している方々にご相談したのが始まりでした。今は刈谷や浜松のマイクロメイカーフェアも開催されてイベントは増えていますが、それぞれ特色が違うのでまぁ良いのではないでしょうか。(上のポストはNT金沢の展示の様子です)

出展のハードルを下げたい

個人的につくろがや!で一貫している要素として「出展ハードルを下げたい」という思いがあります。ものづくり展示イベントは見学だけでも楽しいですが、出展すると別格の楽しさがあります。大人になればなるほど面と向かってほめられる機会は少なくなるのではないでしょうか?学校の部活と違って同じ興味のある方と新たに会うことも難しいです。

そんな時に思い切ってものづくりイベントに出展してみると、月並みな言い方かもしれませんが、世界が広がります。

新たなことを知ることで、意外とこれとこれを組み合わせたらこんなことができるのではないかと引き出しも増えていき、やりたいことがやりきれない程になっていきます。やりきれないのが良いのかという議論はありますが、やりたいことがなくただ過ごすよりは充実していて楽しいと思います。ご都合よろければ一歩踏み出してみませんか?後半を読んでいただければと思いますが、ハードルを下げる仕組みをいくつか用意しております。

コミケに出るなんて、数年前の私には思いつきもしなかったと思います。 出展者で出ている方がいて、更に新たに出会った身近な友人が出ていてやってみるかとなりました。 本を作るのに気合を入れすぎて続編を書くのはまだ先になりそうですがまたいつか参加したいです。

規模感に関して

初回開催は借りられた会場が狭く、およそ10組程でしたが、今回はseeedの松岡さんにご協力いただきヨシヅヤYストア西春店の催事場をお借りできることになりました。

今回大変ありがたいことにふらっと展示を含めて約30組以上の応募をいただきました。配置等、考えることが多く前回と比べて少し大変でしたが何とかなりそうです。そう考えるとNT東京の運営のお2人すごいな…。尊敬します。

オリジナル企画について

せっかく運営するのですから、何かオリジナルの要素を入れたいと思いました。 運営メンバーと話し合い、前述の出展ハードルを下げることと出展者が不在の間も楽しめるアイディアを出して4つ反映してみました。

①展示体験ポジティブース

「野生の出展者」という言葉が適切かわかりませんが、結構な割合で顔見知りの見学の方に話を振ると何等か作品を持っているケースがありました。 私自身も見学のみの参加の際も、割と小型の作品を持っていきがちです。 一例として下のポストのお2人はMakerFaireKyoto2023でどちらも見学者でしたが作品をお持ちで見せていただきました。

そんな時に知り合いのまつはちさんのこちらのポストを見かけます。

この時はそのまま特にリプライ等もしていませんでしたが、改めてつくろがや!2を実施する際にこちらのことを思い出して相談し、 つくろがや!2向けに調整して生まれたのが「展示体験ポジティブース」です。

告知のポストに結構な反響があり、当日もたくさんの方に楽しんでいただけたら良いなと思っています。 原案のまつはちさん、検討ご協力いただいたせがわさんと運営メンバーに感謝いたします。

②感想満開コメントツリー

こちらは、「出展者としては気軽に感想がもらえたら嬉しいよね」というところから検討が始まった企画です。 直接伝えるのが難しかったとしても、全体を見終わった後の感想として文字で書くのであれば実施しやすいケースもあるのではないでしょうか。 また、他の人もたくさん書いているのが可視化されるとハードルも下がる気がします。

また、お恥ずかしながら出展料と会場レンタル費がとんとん位で チラシの印刷費やその他は完全に赤字なのでピカピカの紙に書ける権利とサイトにスポンサー表記できる権利で投げ銭を推奨できたらと思っています。 スポンサー表記の方は最近のメイカーフェアを参考にさせていただきました。

こちらの2つは必須ではないので載せたくない方やピカピカの紙を使いたくない方は投げ銭のみでも全く問題ありません。 この辺をあまり推しすぎると印象が悪いのかなぁと思っていて塩梅が難しいですがこのブログを読んで下さっている方であれば大丈夫と信じて書いてしまいました。 印象悪かったらすみません。

0402追記:ProtoPedia様に協賛いただきました!

こちらの記事を読んで下さり、 ProtoPedia様よりスポンサーのご提案をいただきました!誠にありがとうございます!これで宣伝費含めとんとんになりそうです!非常にありがたいです!

ProtoPedia | つくる、たのしむ、ひろがる

ProtoPediaをご存知でない方向けに補足しますとITに関わる作品を登録できるサイトです。眺めているだけでも面白いですし、登録してみると何か良いこともあるかもしれません。

③出展者紹介ムービー

イベントに行っていると分身したいと思うことが何度もあります。「説明するパスコンパス」「展示を見て回るパスコンパス」「LTを見るパスコンパス」等々…。 イベント中、どうしてもブースを離れることがあると思います。 そんな不在の間にもどんな作品か分かってもらうために、各テーブルに体験方法や説明のタブレットを置いておく案が出ました。 ただタブレットをそ大量に用意することは現実的に難しく、落としどころとして事前に受付で出展者の作品のムービーを流すことに落ち着きました。 動画を編集してくれたてーもん君には頭が上がりません。

www.youtube.com

④スタンプラリー

こちらは運営アドバイザーとして参加いただいているSeeed松岡さんのアイディアです。 スタンプラリーがお子さんが好きとのことで、出展者の方の絵柄でスタンプを用意しました。

前回の10組程のネームプレートを分担して作った時のノリでやり始めましたが、 30組以上のスタンプの転写面を一人で印刷するのは骨が折れました。 早めに転写面の方も協力依頼をすればよかったというのが今回の反省です。 持ち手の方はSeeed松岡さんとまつはちさん、てーもん君に手伝ってもらいました。ありがとうございます。 ただ、転写面用のTPUの様な柔らかい樹脂はダイレクト式でないとノズルが詰まるリスクがあるんですよね。 私の友人ではそちらでないタイプの3Dプリンタ保持者が多いので難しい所です。

まとめ

何だかいろいろ書きましたが、結局は「ものづくりイベント楽しいですよ」と言いたいだけだと思います。

イベントは私一人では絶対に実施できませんし、出展してくださる方がいなければ成り立ちません。 ここを読んで下さる方がどれ位いるかわかりませんが、関わってくださっている方にお礼をお伝えさせてください。ありがとうございます。

お近くの方はぜひ遊びにいらしていただけたら嬉しいです!
読んで下さり、ありがとうございました!

tsukurogaya.nagoya

おまけの絵

【PCBGOGO】2色レジストの萌基板をPythonとKiCadで作る【PR】

前回、イラストをシルクやレジスト、カッパーを利用して表現する萌基板の作り方についての記事を書きました。

yoichi-41.hatenablog.com

今回は一歩進んで、1色のレジストの萌基板をより簡単に作る方法と2色のレジストを使った萌基板を作る方法について書きたいと思います。 2色のレジストを使った基板の製造方法の解説記事は私の調べた限りではあまり見つからなかったのでお役に立ったら幸いです。

また、こちらの記事はPCBGOGOさんの協賛をいただいております。 こちらのリンクよりアクセスいただけると大変ありがたいです。

www.pcbgogo.jp

目次

萌基板をより手軽に作る方法

絵を描いた後に基板用のレイヤーに分ける際、9割の方は混乱するのではないでしょうか。私も混乱しました。混乱する理由としては下記になると思います。

  • 色を塗る領域と反転したデータが必要なレイヤーがある

  • レジストの下に配線があり明るく見える色の部分は、そのままレイヤーとして出力しない

頭の中でこことここが重なるからこのレイヤーはここは塗りつぶさないで…と考えて整理しても、いざプレビュー画面で確認すると意図と違う状態になってしまうケースがあります。 これは手動でペイントソフト上でデータを整えているから大変なのです。どの組み合わせでどの色が出るかは決まっているため、プログラムで色を抽出できれば簡単にレイヤーを作ることができます。

1色レジスト用プログラム

pythonで書きました。あらかじめopencvを入れておく必要がありますのでご注意下さい。また、それぞれのレイヤーの色はBGRの順で数値で指定します。また、もう一つコツとしてはペイントソフトで絵を描く際にアンチエイリアス無しで0/1のベタ塗りのペンで描くことです。これにより、指定した以外の色が使われなくなるので正しくデータを作ることができます。

プログラム本体

ChatGPTに相談しながら書いてみました。

クリックで詳細表示

import cv2 #pip install opencv-python
import numpy as np

def extract_and_save_bgr(input_path, output_path, target_color, target_color2 = None):
    # 画像の読み込み
    image = cv2.imread(input_path)
    # RGB値の変換
    target_color = np.array(target_color, dtype=np.uint8)
    # 特定のRGB値のピクセルを抽出
    mask1 = cv2.inRange(image, target_color, target_color)

    if target_color2 != None:   #2色のORのマスク カッパー用
        target_color2 = np.array(target_color2, dtype=np.uint8)
        mask2 = cv2.inRange(image, target_color2, target_color2)
        result = cv2.bitwise_or(mask1, mask2)
    else:   #1色の場合
        result = cv2.bitwise_and(image, image, mask=mask1)

    # 結果を保存
    cv2.imwrite(output_path, result)

if __name__ == "__main__":

    input_path = "karaageall.png"

    ## レジストの出力
    output_path_resist = "output_resist.png"
    target_bgr_resist = [233, 197, 149]  #銀色部(レジストがマスクされていない部分 生基板部分も含める場合は要調整)
    extract_and_save_bgr(input_path, output_path_resist, target_bgr_resist)

    ## シルクの出力
    output_path_silk = "output_silk.png"
    target_bgr_silk = [255, 255, 255]  #白(シルク印刷)
    extract_and_save_bgr(input_path, output_path_silk, target_bgr_silk)

    ## カッパーの出力
    output_path_copper = "output_copper.png"
    target_bgr_temp = [149, 153, 233] #薄ピンク(レジストの下にカッパーがある)
    extract_and_save_bgr(input_path, output_path_copper, target_bgr_temp, target_bgr_resist)

出力例

こちらの画像で実際にプログラムを回してみると下記の様になります。

レジストマスク

レジストマスクのデータです。こちらはレジストを塗らない部分に色がついています。

シルク

シルクです。こちらは元々プログラムでレイヤーを想定していなかったデータなので 斜めの線は白のBGRが255ではない値が入ってしまっている部分があったので拾いきれていないです。

カッパー

カッパーです。これの抽出を手動でやろうとすると混乱して難しいです。 また、頭のところ等で塗りの境界でRGBの値が変わってしまっているので意図せず色が抜けています。

2色レジスト用プログラム

こちらも考え方自体は一緒です。ただ2色あるのでややこしいです。

プログラム本体

微妙に整理しきれていない部分もありますが 公開せず埋もれるよりは不完全でも公開した方がいいだろうマインドで公開してみます。

クリックで詳細表示

import cv2 #pip install opencv-python
import numpy as np

def extract_and_save_bgr(input_path, output_path, target_color, target_color2 = None, target_color3 = None, invert_flag = None):
    # 画像の読み込み
    image = cv2.imread(input_path)
    # RGB値の変換
    target_color = np.array(target_color, dtype=np.uint8)
    # 特定のRGB値のピクセルを抽出
    mask1 = cv2.inRange(image, target_color, target_color)

    if target_color2 != None:   #2色のORのマスク カッパー用
        target_color2 = np.array(target_color2, dtype=np.uint8)
        mask2 = cv2.inRange(image, target_color2, target_color2)
        result = cv2.bitwise_or(mask1, mask2)
        if target_color3 != None:   #多色レジスト対応のため追加
            target_color3 = np.array(target_color3, dtype=np.uint8)
            mask3 = cv2.inRange(image, target_color3, target_color3)
            result = cv2.bitwise_or(result, mask3)
            
    else:   #1色の場合
        result = cv2.bitwise_and(image, image, mask=mask1)

    if invert_flag == True: #反転する
        result = cv2.bitwise_not(result)

    # 結果を保存
    cv2.imwrite(output_path, result)

if __name__ == "__main__":

    input_path = "toko.png"

    ## 赤レジストの出力 
    output_path_resist = "output_resist_tokor_2.png"
    target_bgr_resist_silver = [210, 200, 195]  #銀色部(レジストがマスクされていない部分 生基板部分も含める場合は要調整)
    target_bgr_light_red = [110, 115, 197] #薄ピンク(レジストの下にカッパーがある)
    target_bgr_red  = [63, 61, 126]    #濃いピンク(カッパー無し赤レジスト)
    extract_and_save_bgr(input_path, output_path_resist, target_bgr_light_red, target_bgr_red, None, True)
    # extract_and_save_bgr(input_path, output_path_resist, target_bgr_resist_silver, target_bgr_light_red, target_bgr_red, True)

    ## 青レジストの出力 
    output_path_resist = "output_resist_tokob_2.png"
    target_bgr_light_blue = [216, 157, 134] #薄青(レジストの下にカッパーがある)
    target_bgr_blue  = [142, 90, 70]    #濃い青(カッパー無し青レジスト)
    extract_and_save_bgr(input_path, output_path_resist, target_bgr_light_blue, target_bgr_blue, None, True)

    ## シルクの出力
    output_path_silk = "output_silk_toko_2.png"
    target_bgr_silk = [255, 255, 255]  #白(シルク印刷)
    extract_and_save_bgr(input_path, output_path_silk, target_bgr_silk)

    ## カッパーの出力
    output_path_copper = "output_copper_toko_2.png"
    extract_and_save_bgr(input_path, output_path_copper, target_bgr_red, target_bgr_blue,None,True)

出力結果は白色が使う部分です。 こちらの方法の注意点としてスルーホールの穴に対応できないことがあります。 頑張ってランドを絵に反映できれば良いですが、今のところ簡単な良いやり方は思いついていません。 根性で手動で修正するしかないと思います。部品は全て裏面に配置した方が良いです。 今回はpcbgogo様の方で私のミスに何点か気付いていただき、 データ修正いただきました。ありがとうございました。 また、製造用データも特別に共有いただいたので、 プログラムで出力したものと実際に使用された製造用データも並べて表示します。

出力例

こちらが元の画像です。今回はプログラミングでのレイヤー分け前提で アンチエイリアシングごりごりで色もベタ塗りにしています。

赤レジストマスク

赤を塗らないところにマスクをするのでこちらの白い領域をマスクします。 いただいた赤レジストマスクの製造データはこちらになります。穴や外形外の部分以外はおよそ正しくできていそうです。 上の画像と色の付け方が違い少しわかりづらく申し訳ないですが、赤色の部分がマスクです。

青レジストマスク

青を塗らないところにマスクをするのでこちらの白い領域をマスクします。 こちらでカッパーが露出している領域もマスクしています。 下が、いただいた製造用データです。スルーホールの部品がショートしない様に調整いただいています。 これを自力で調整するのは非常に面倒だと思います。

シルク

シルクです。こちらはマスクではないのでそのまま色が付いた白い部分が白くなります。 こちらも色が反転して少しわかりづらいですが、ピンクのところにシルクの白色が載ります。

カッパー

カッパーは白色のところにそのまま載ります。 こちらも本来スルーホールの部分を考慮する必要がありますが この時点ではできていないです。 製造用データで見ると、こちらの水色の部分に金属が載ります。

データの読み込み方

KiCadへのデータの読み込み方も何種類かあるかと思いますが、 今回はイメージコンバータを使ってみました。

イメージコンバータでの読み込み

画像を読み込み、どの基板レイヤーであるかとフットプリントを選択して、クリップボードにエクスポートします。 必要に応じてネガのチェックはつけたり外したりしてください。基本はネガのチェックはそのままでOKと思います。画像はシルクのレイヤーです。

その後、PCBエディタへ移動し、Ctrl+Vをすると形状を貼り付けられます。 本当はこれで終われば楽なのですが、ここから少し面倒です。

フットプリントのレイヤーの設定

例えば今回はシルクのレイヤーを想定して読み込んでいますが、 左のフットプリントの基本プロパティからは表と裏のカッパーしか選べません。

これを手動で変える必要があります。 フットプリントをダブルクリックすると、「フットプリントのプロパティ」が開きます。

その中の右下の「フットプリントを編集」を選択します。

画面が開いたら図形をダブルクリックするとレイヤを選べます。 これで閉図形を一つ一つ正しいレイヤーに設定する必要があります。 面倒です。他に良いやり方があるかもしれませんが、現時点で私は知りません。 前回のInkScapeの変換に比べたこちらの方法のメリットは、思った形状が出やすいことかと思います。 InkScapeベクターに変換すると思った様に角が出なかったりうまくいかないケースがありました。

2色目のレジストマスクの設定

また、普通の設定では前面のレジストマスクは1層しかありません。 今回の様に2色使いたい場合は、余っているユーザレイヤーに入れておくとよいです。 出力の際にそちらも出力することを忘れない様ご注意ください。 普段だとデータ出力はアドイン一発ですが、今回の様なケースではユーザレイヤーにもチェックを入れて 「ファイル」→「製造用出力」→「ガーバー」で出力する必要があります。

また、完成のイメージ図のpngやjpgの画像も一緒に入れてコメントも添えておいた方が良いです。 かなり2色レジストはデータ作成が難しいので、 おそらく何等か問題があった場合にPCBGOGOさんであればご連絡いただけると思います。 毎回実施いただけるのかはわかりませんが、今回はデータの修正を実施いただけて大変助かりました。

製造費用

やはり気になるのは製造費用ではないでしょうか。 普通の基板であればかなり格安ですが、2色のレジストの基板は通常ラインと別での対応となるため価格は上がります。また、今回かなり細かい図柄だったのも影響しているそうです。

今回10枚で132USDでした。およそ2万円になるかと思います。費用半分位が多色レジスト対応の費用とのことです。 また、100枚まとめて注文すると約200USDとなるとのことで、多く注文すると単価は抑えられる様です。

費用面からもなかなか2色のレジストはハードルが高いですが、ここぞというアイディアがあれば作ってみてはいかがでしょうか。 1色の基板であればこちらと比べてかなり格安で作れるのでおすすめです。 PCBGOGOさんであれば初回登録クーポンもあり25USDまで割引がかかります。

www.pcbgogo.jp

今回の回路

表の絵の話ばかりしていましたが、 今回はリレー以外は表面実装を多用して ソレノイドを動かす基板を作ってみました。

AH1806-Wはフットプリントが同じサイズだったので面倒でそのまま流用したので回路的にはおかしいです。 本当は2SC2412KT146Rを使っていますが、見事にフットプリントの向きを逆にしてしまいました。ものぐさするものではないですね。

基板の品質

届いた基板を見てみました。

細かい集中線の部分までシルク印刷されています。口のところは少し埋まってしまっています。 髪は青色のレジストが使われており、色の違いも表現できました。

裏側です。今回は使った素子をメモで書いてみました。また私のミスでU1は足の向きが逆なので注意です。

動作の様子

動作の様子です。 実は何らか仕上げてソレコンに出そうかと思っていたのですが いまいち期限内にまとめきれず断念しました。

ペンプロッタの上下とかにすると絵を描いているっぽくなって良いかもしれないですね。

まとめ

2色レジストの基板は調べても情報があまり出ず、結構苦労しましたが PCBGOGOの窓口の方に色々助けていただき無事完成させることができました。 ありがとうございました。

萌基板シリーズの記事の集大成として、次回はUVフルカラー印刷の基板の記事を書きたいと思います。 作り方自体は今までで一番簡単なのではと予想しています。 読んで下さり、ありがとうございました!

追記:部品リスト

部品リストを載せておきます。 部品はRSで買いました。

こちらは初回ロットは向きを間違えたので上下逆に実装する必要があります。 2SC2412KT146R ローム トランジスタ, NPN, 表面実装, 150 mA, 2SC2412KT146R | RS

  • 抵抗

TE Connectivity 厚膜チップ抵抗器, 2012サイズ, 0.125W, 1kΩ, ±1% https://jp.rs-online.com/web/p/surface-mount-resistors/2230427?gb=s

Yageo 抵抗器, 10kΩ, 0402 (1005M), 0.0625W AC0402FR-0710KL https://jp.rs-online.com/web/p/surface-mount-resistors/1977966?gb=s

  • リレー

3V駆動の方でも使い勝手が良いかもしれません。 Omron シグナルリレー SPDT 5V dc IM G5V-1 DC5 https://jp.rs-online.com/web/p/signal-relays/0369343?gb=s

ローム スイッチングダイオード 表面実装, シングル,エレメント数 1 SC-90A, SOD-323FL, UMD, 2-Pin 1SS355VMTE-17 https://jp.rs-online.com/web/p/switching-diodes/1681456?gb=s

回路は秋月のドライバ内蔵リレーモジュール基板(販売コード 113574)を大変参考にさせていただきました。

響け!ユーフォニアムの第7回定期演奏会(京都昼)に行ってきました

響け!ユーフォニアム」という吹奏楽をテーマにしたアニメが好きなことは時々このブログに書いています*1。 今回は2/10に京都で定期演奏会というイベントに行ってきて(初参加)、物語の舞台となっている宇治周辺を散策してきた(こちらは4回目位?)のでその感想を書きます。

話が面白くてキャラが魅力的で絵がきれいで曲が良くて熱い作品なので観たことが無い方に「ちょっと観てみようかな」と思っていただきたいと常々思っています。こちらの記事で楽しんでる様子を流し読みしていただけて、もし魅力が少しでも伝わったら幸いです。
吹奏楽がテーマですが、私の様に楽器に詳しくなかったり弾けなくても楽しめます。今年の4月から続きのテレビシリーズをやるので今のうちに過去作を観ておけたらとても良いのではと個人的には思います。

第7回定期演奏会(京都 昼の部)の感想

オーメンズオブラブ

開幕と同時のオーメンズオブラブが最高でした。好きな作品は良い思い出が増えて勝手にどんどん好きになっていく様な気がするのですが、この曲は久々の新作のアンコン編を初日に観に行った時に隣の人がOPで感動で鼻をすすって泣いていたのにもらい泣きをしてしまった思い出がよみがえり、今日聴きに来れて本当によかったなぁとしみじみとしてしまいました。

繰り返し観たOPが脳内で流れつつもこの楽器からこんな音が出るのかと楽しく聴くことができました。

アンサンブルの4曲

次にアンサンブルの形式での演奏がありました。フラワークラウン、ティータイム、メヌエット、フロントラインの流れで、ティータイム以外はサントラでヘビロテしていた曲で馴染みがありました。ヘビロテしていたはずでしたが、コンバスだけの音を生で聴いたことがなかったのでメヌエットの優雅な音色と演奏は個人的にとても新鮮な気持ちで聴くことができました。演奏者のお2人が仲が良さそうなのも素敵でした。プレッシャーものすごいはずなのにそれを感じさせない安定さでした。
もう一つ特記するならばフロントラインのマリンバがすごすぎて意味がわかりませんでした。片手に2本ずつバチを持って正確無比に鍵を叩いている様子は楽器のできないど素人の私からするとすごさをどの様に描写して良いか分からないレベルです。

[Brass7] ティー・タイム/高橋伸哉/ Tea Time by Shin'ya Takahashi - YouTube

上のリンク先の動画のティータイムは作中での演奏シーンやサントラにも収録がないため、かなり新鮮な気持ちで聴くことができました。

朗読劇

続いて朗読劇がありました。 今回は北宇治カルテットの4人ではなく、出演されていた声優のみなさんもおっしゃられていた様に少し珍しいメンバーだったと思います。 キャラクター名の方で言うと緑輝、奏、梨々花、求という2年生1人に対し1年生が3人でしかも1人だけパートも違います。 あらすじは河原町でコンサートに行く緑輝と求が奏と梨々花にバッタリ会って、雑談をして最後に写真を撮る様な内容でした。 アンコン編ではセリフが無かった(ということを私はここのトークで知った)求君ですが、奏ちゃんと顔を合わせる度にケンカをしている日常の風景が浮かぶ内容でほのぼのとしてとても良かったです。

勢い余って絵を描きました。画力が追い付かないので原作の絵と全然違うのはすみません。

google earth河原町の通りのタイルを見て何となくそれっぽくしてみています。

DREAM SOLISTER

朗読劇の後はTRUEさんの一期のOP、DREAM SOLISTERでした。声量すごすぎて清々しいというか何と言ったら良いのか、とにかくめちゃくちゃ爽やかで晴れやかでした。演奏してる方々もみんな楽しそう。

BGMのオーケストラアレンジ

その後は作中のBGMのメドレーのオーケストラアレンジでした。これも通勤中サントラをひたすらループしていたので曲自体は馴染み深かったのですが、生演奏で迫力が普段と段違いでした。更に「今私は作中でも登場している宇治文化センターで聴いているのだ」ということを改めて考えると最高です。

アンサンブル

その後はTRUEさんのアンコン編のエンディング曲「アンサンブル」でした。今回ユーフォのイベントでは生演奏は初披露とおっしゃってた様な気がします。ここで個人的にゾクゾクしたのはTRUEさんの歌詞に合わせたパフォーマンスでした。「一人では曲を奏でられない」という様な内容の歌詞の部分で奏者の方の方に振り返ったり、左右の描写が出てくるところで観客から見た方向に腕を上げたり等、曲を全身全霊で表現されていました。数日経った今思い出してもわくわくします。温泉や風呂に浸かった時につい「あ"〜」と声を出してしまうことがあると思いますが、その時の感覚に近いです。時が経ったら忘れてしまうと思いますが、ここに文で残しておけばまた思い出せるでしょう。読み返すかは分からないですが。

【TRUE】「アンサンブル」Music Video(『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』主題歌) - YouTube

そしてPV今初めて見ましたけど良いですね。

アンコール曲 宝島

ここで一旦終了となりましたが、拍手は鳴り止まずアンコールの曲が始まりました。ちょっとこれがですね。あの、宝島…。宝島がほんとマジでめちゃくちゃウルトラ良すぎて比喩でなく開始後しばらく涙が止まりませんでした。あの曲名曲すぎる。曲の始まりもサプライズというかパーカッションの方が立膝でポーズを取って踊りながら登場して始まって、ポーズ決めてスタート!という感じでこれがもうテンション爆上がりです。声にならない雄叫びを上げる感じです。良い意味でやばいです。今記事を書きながらサントラ宝島に切り替えました。何といっても演奏されているみなさんが楽しそうなのがジーンと来ます。

思えばオーメンズオブラブのOPも楽しそうな写真がずらっと流れるので心に響いたのかもしれないです。心から楽しんでいる様子を見るとこちらまで幸せになります。この記事を読んで下さっている方にも少しでもこの感覚が伝わって良い気持ち(?)になっていただけたら嬉しいです。ソロの演奏も作中の部長の様子を思い出して身震いしました。また聴きたい。

運営関係者の方が東京公演の様子をポストされているツイートを発見したので引用させていただきます↓。改めて楽しそうすぎる。

少し話が逸れますが、好きな作品や物事にハマる要因として正のフィードバックループがかかることがあると思います。今回の例で言うと、元々のアニメの演奏のシーンの印象に更に実際の演奏会が楽しかった思い出が足されます。その後に宇治を観光して良かった思い出も足されると、またイベントや聖地に行きたくなり行けば行くほど思い出が増えて楽しくなります。制御工学では正のフィードバックループがかかると対象の挙動が発散し制御不能となりますが、好きなことのフィードバックループはよほど、止める必要はありません。 何らか人に迷惑をかけたり、自分の生活が窮する程にお金をかけてしまったら考え直した方が良いと思いますが、個人ブログに楽しかった思い出をひたすら書き殴っている分には何も問題はないのではと思っています。

一緒に行った友人とも話したのですが、自分が好きなことを相手にうまく紹介して興味を持ってもらいたいという気持ちがそこそこある方な様です。繰り返しになりますが、少しでも良さが伝わればと思いながら、色々な表現で気持ちを表現してみています。

アンコール曲2 三日月の舞

アンコール、盛りだくさんでした。まだ終わりじゃないです。三日月の舞を宇治で聴けました。はい。一期で練習シーン等かなりフレーズが繰り返されるので非常に印象深い曲です。聴くことができて本当に良かったの一言に尽きます。

アンコール コメント

その後に声優の方々とTRUEさん、指揮の大和田先生のコメントの時間がありました。印象に残っているのは久石奏役の雨宮天さんの感想が他の方の3倍位長くてテンションが高くて心底楽しんで参加されていたのだなと感じたことでした。また、月永求役の土屋神葉さんが「ユーフォへの出演が決まる前からセルフで宇治をロケハンしていた」という話も素敵で、勝手に好感度が爆上がりしました。

アンコール曲3 ムーンライトセレナーデ

アンコールの最後の曲は3期の特別映像で流れていた曲で、調べるとどうやらムーンライトセレナーデという曲名の様です。フルで聴いたのは初めてだったのでとても新鮮でした。3期がとても楽しみです。

オマケ・パネル

また、宇治市公式の紫式部コラボのパネルも大人気で列に並んで写真を撮りました。この場に揃うのは今日だけで今後は観光センターや源氏物語ミュージアム等に置かれる様です。

そういえば物販のトートバッグが欲しかったのですが、直前で売り切れてしまいました。

宇治周辺散策

演奏会後と翌日は宇治周辺を散策しました。

ホテル(ホテルトレンドJR宇治駅前)

事前に深く調べずにJR宇治駅の近くのホテルに泊まったのですが、商店街とのコラボパネル?がホテル内に置いてありました。

友人がチェックインしている際に1人写真を撮っていたからどうかわかりませんが、受付の方が去年のキャンペーンのクリアファイルで残っていたものをプレゼントしてくれました。嬉しい。

宇治橋

アンコン編のポスターの上の方の3年生がいるところの背景はここかなと思います。京阪宇治駅から橋を渡って駅を眺める方向です。宇治橋は趣があって好きです。

駐車場

ここは3期のPVで映っていたところだと思います。16秒くらいです。PVが公開されてから初めて宇治に来たので早速現地に行ってみました。登校する途中のシーンになるのかなと思います。

良い感じです。よく見てみると平等院の駐車場でした。喜撰橋の近くで川から少し離れる方向に行った辺りです。

宇治川沿い

ここも3期のPVの最後でこのアングルで映っていたと思います。

時期的に桜は咲いていませんが、場所はここかなと思います。宇治橋をJR宇治駅側に渡った側の川沿いの道です。駐車場も近いです。

アル・プラザ宇治東

ここは作中では出てきていないと思いますが、中の本屋に原作の武田綾乃先生の特集スペースがあると聞いたので行ってみました。

ユーフォ以外の作品も含めて棚の一角が丸々良い感じにまとめられていました。他の本屋であまり見ないファンブックの文庫本があったので買って帰りました。

水道橋

18:00も過ぎてだいぶ日も暮れて作中の夕方と比べるともはや真っ暗でしたがアル・プラザの近くの水道橋にも寄ってきました。印象深い場所です。1日目はこんな感じで後は夜ご飯を食べてホテルに帰って話して寝ました。

中路ベーカリー

ここのフランクデニッシュが作中にも出てきていて食べたいと思っていました。1度目は売り切れ、2度目はお休みで3度目の正直で今回ついに買うことができました。開店が7:00だったので7:15にはお店に着く様に動いた甲斐がありました。

棚に置いてあったフランクデニッシュを持ってレジへ行ったら、焼きたてに取り替えていただけて感謝です。場所は黄檗駅の近くです。

伏見稲荷

ここはユーフォの方では出ていないですが、せっかく京都に来たのと武田先生の短編集の方で登場していたので行ってみました。過去にも何度か来たことはあったのですが、頂上までは行ったことがなかったのでぐるっと回れて楽しかったです。朝一に行ったので比較的空いていましたが、降りてきたら人が沢山いたので正解だったなと思いました。

そういえば神社は出ていないですが、駅は一期の最終話では出てました。

六地蔵周辺

黄檗伏見稲荷六地蔵と、分かる方には分かりますが行ったり来たりしています。今回一番行きたかったのは3期のキービジュアルのここの茶畑でした。

アングル違いでアンコン編にも映っていた道です。 他にも六地蔵周辺のスポットもこちらのサイト等を参考にしつつ何ヶ所か巡りました。

ぶらり聖地巡礼の旅 響け!ユーフォニアム【 場所別まとめ 】

お肉ダイニングきくさん

六地蔵の後は宇治に戻りました。ユーフォファンが集うお店があると知って今回初めてお邪魔しました。ちょうどお昼時で前日が定期演奏会だったこともあってか大人気でした。かつ丼おいしかったです。人が空いたタイミングで店員さんが気さくに「今なら店内の写真撮っていいよ!」と言ってくださったのでお言葉に甘えて写真を撮らせていただきました。ありがとうございます。また行きます。

東隼上がり児童公園

最後はまた黄檗へ移動してアンコン編の最後の公園まで行ってきました。近くのコンビニでチョコまんが売っているかなと思いましたが、残念ながらそれはありませんでした。

位置情報を使ったデジタルスタンプラリーを去年ここでやっていた様で、地元の方からの温かいメッセージのパネルが残っていました。

まとめ

演奏会も聖地巡礼も大満足でとても楽しかったです。また宇治やイベントには遊びに行きたいと思います。ここまでハマった作品は人生で今まで無かったので、3期が終わってしまったら途方もない喪失感に襲われそうで怖いです。外伝とか映像化してくれないかな…。 読んで下さり、ありがとうございました!

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*1:他の記事は関連記事からご覧ください

【イベント】直近で気になっているものづくり系イベントまとめ

こちらのブログは去年位から最低何となく月一の更新を続けられている様です。 今月はバタバタして書ける内容が現時点であまりないのですが せっかくなので今後出展予定のイベントや気になっているイベントを書いておこうかと思います。 こんなイベントあったんだ、ともしお役に立ったら嬉しいです。

2/2,3 YOXO Festival @横浜 ※行けない

いきなり予定がかぶって行けないのですが、 横浜のイベントです。 過去に参加された方の話によるとすごく盛り上がるそうです。

yoxo-o.jp

2/25 メイカーズながおかまつり@新潟 ※行けない

こちらも行けないのですが、気になります。 後、シンプルに新潟にあんまり行ったことがないので 行きたいというのもありましたが、今年は断念しました。

www.city.nagaoka.niigata.jp

2/10 DGで遊ぼ@那須 ※参加

今年初開催のDG(デジタルガジェット)で遊ぶ展示イベントです。 何かとお世話になっているプロトペディアのみなさまが主催で楽しみです。 play-dg.connpass.com

3/2,3 刈谷MicroMakerFaire@愛知 ※参加

大変ありがたいことに、 いつものメカトロ同好部の出展と からあげ帝国の出展の2つです。

makezine.jp

3/24 NT京都@京都 ※迷っている

いつもなら迷わず参加しますが つくろがや!2の直前のため迷っています。 でも絶対楽しいので参加したい。 とはいえだいぶ直前なので準備をしなければいけない気がする。

wiki.nicotech.jp

4/6,7 つくろがや!2@愛知 ※主催

出展者絶賛募集中です! お気軽にどうぞ! t.co

4/27,28 Maker Faire Kyoto@京都 ※出たい

去年出させていただいてとても楽しかったので応募予定です。 受かると良いですが、まだわかりません。 makezine.jp

4/29 NT函館@北海道 ※行けない

本当は行きたかったですが、 MakerFaireKyotoの後にすぐ用事を入れてしまったので難しかったです。 また来年都合が合えば参加したいと思います。 wiki.nicotech.jp

まとめ

何だか2024年はのっけからものづくりイベントがたくさんあって楽しいですね。 コロナで縮小していたのがだいぶ緩和されて増えてきた印象です。 この後はNT金沢やまた未だ出れたことがないMakerFaireTokyo等にも挑戦していきたいと思います。 読んで下さりありがとうございました!