パスコンパスの日記

何か色々作るのが好きです

【JLCPCB】リニアXYモータ(フレキ基板ver.)の作り方【PR】

最近リニアモータを作っています。 リニアモータといっても少し変わったものです。 一般的なXYステージのようにX軸・Y軸それぞれにモータやガイドを持つのではなく、 基板上の配線と磁石だけで平面上を移動できるのが特徴です。

去年位にも一回試作を作って挫折していたのですが 昨今のAIの発展具合を見てリベンジができそうとチャレンジしてみました。 特にKiCadデータを生成するスクリプトやファームウェアの作成ではAIをかなり活用しています。

最終的にはペンプロッタを作りたく、まだそこまでは完成していないのですが いったんここでまとめておこうと思います。 動作の様子は下記の様な形になります。

動画 X(旧Twitter)

動画 YouTube  ※↑が見れないとき用 内容同じです

支援に関して

こちらの記事でご紹介するリニアXYモータの名刺4倍サイズFPCの製造について、JLCPCB様よりご支援いただきました。 ご快諾してくださりありがとうございました!

名刺4倍サイズは値段が高いのでお試しで作ることはおすすめしませんが 50mm角の移動範囲のものはセール中であれば製造費約2USDで5枚製造できるのでおすすめです。 一番下に初めての方向けの簡易的な発注手順も記載したのでそちらもよろしければ。

日本語発注システム jlcpcb.com

英語発注システム jlcpcb.com

参考サイトと公開情報先

こちらの仕組みは私が0から考えた訳ではありません。 下記のサイトの構造や理論を参考にさせていただきました。

今回はこれらの公開されている事例を参考にしつつ、基板や生成スクリプト、制御系を新たに作成しました。 私自身も公開されている情報を参考にして製作できたため、今回作成した基板データやスクリプト、ファームウェアについてもGitHubで公開します。 ハードウェアはCERN-OHL-P-2.0、ソフトウェアはMIT Licenseで公開しています。

kevinlynagh.com

hackaday.com

下記は今回私の方で作成したGitHubのページです。

github.com

解説

構造の概略

上のリンクのページがとても分かりやすいので概略の説明にとどめますが、 往復する配線に電流を流し、発生する磁場で磁石を引き付けて動かす仕組みになっています。

配線は上と下に2層あり、それぞれ直交しているためXY平面で動くことができます。 ステッピングモータに似た仕組みで各軸に対してA相B相があり半ピッチずれていて 交互に引き付けます。

作り方

今回、スクリプトでサイズを指定すると基板データを生成する様な形で用意しました。 スクリプトを実行する場合、KiCad 10は別途DLしていただく必要があるのでご注意ください。無料です。 GitHubより50mm角の移動範囲の製造用のデータも保存してあるのでそちらをそのまま注文いただくことも可能です。 詳しくはGitHubのページの説明をご覧ください。

github.com

フレキ基板

フレキ基板はデフォルトだと黄色になります。 反対側も透けて構造が分かりやすいです。 初回試作は50mm角の移動範囲のものを作りました。 厚さはざっくり0.1mm位でフレキシブルというだけあって柔らかいです。

今回ご支援いただいた名刺4倍サイズのものは シルクでイラストも載せたかったので基材が白いものを選びました。 シルクも黒色になるので線が見やすくきれいな仕上がりでした。 フレミングの左手の法則を「指の長い方から電・磁・力」と高校生の頃に覚えたことを思い出したのでそれを絵にしてみました。

KiCad10だとイメージコンバータからシルクや任意の層へ 画像を読み込めるので簡単です。 ただ、これはシンプルな私のミスなのですが部品名の文字列が襟の付近に残っていたのを見落としていました。 イラストを載せる場合は消すか目立たない位置にずらすのが良いと思います。

そういえば今回FPCを使っているのは、磁石と配線の距離をできるだけ近づけるためです。 電流により発生する磁力を利用する構造なので、基板が厚くなって磁石と銅配線の距離が離れるほど不利になります。 このフレキ基板の前に物理配線での試作も作ったのですが、下の相が磁石から遠くなりやはり力が弱くなってしまいました。 線径Φ0.65mmなので大したことがない距離に思われるかもしれませんが影響は思った以上に大きかったです。

厳密なことを言えばシルクのイラストもない方がいいのですが、載せたかったので載せてしまいました。 一応裏返せば完全にシルクがない状態で使用できます。

制御基板

今回、制御はラズピコ2Wを使ってみました。 理由は値段が比較的安くてGPIOがたくさんあるためです。 AIを使って作成しましたがUSBの位置を考えるとマイコンの向きが反対の方が良かったですね。 完成度の高い基板ではないと思うのですが、プロトタイプとして使用するにあたり動作が問題ないことは確認しています。

モータドライバ単体の基板も用意したので、そちらを使えばお好きなマイコンで使えます。

ファームや制御基板のデータもGitHubで公開しているのでご覧ください。 ちょっとリッチな構成ですが、電流を2A程度まで流せる様に1相につき1個のDRV8835の基板を使っています。

一点注意事項としては、XYそれぞれ電源を分けて供給するケースを想定しているため、電源供給がバラバラになっています。広いランドを短絡させることで両方同時に供給することができます。

↑ここです。

デバッグ方法

先日作ったPlotterFlowというWebサイトから動かせます。 Webシリアルの繋がるブラウザで接続し、設定のプロファイルで「Pico 2 DRV8835 XY Planar(開発中)」を選択します。 初期設定のパラメータ類はGitHubの説明を参考に調整してみてください。 最初はマイクロステップ無しのU1が良いと思います。 U4位で動けると動作がだいぶ滑らかになります。

pscmps.github.io

JOG動作もできます。

シリアルで指令を送れれば動くはずなのでTeraTerm等でもOKです。 また、Pico2Wの場合はWebブラウザでアクセスしても動かせます。

必要な部品/工具

動作確認に必要な部品や工具は下記になります。

必須部品

  • フレキ基板 x1 ※これがないと動かせない JLCPCBさんサイトで製造データ(Gerber ZIP)をドラッグ&ドロップし設定して注文可

github.com

  • 制御基板 x1 ※ブレッドボード+ジャンパ線でもよい JLCPCBさんサイトで製造データ(Gerber ZIP)をドラッグ&ドロップし設定して注文可

github.com

  • ネオジム磁石x4以上 ※100均Φ6mm
  • Raspberry Pi Pico 2/2W x1 ※公開ファームをそのまま使う場合。モータドライバを別途制御すれば他のマイコンでも可
  • 分割ロングピンソケット 1×42 (42P) x必要分 ※秋月 必要数はモータドライバ単体で使うか等で変わる 多めにあって困る部品ではない
  • ピンヘッダー 1×40 (40P) x必要分 ※秋月 これも多めにあって困らない
  • 配線 ※被覆線 基板との接続用
  • DRV8835使用ステッピング&DCモータードライバーモジュール x4 ※秋月のブレイクアウトボード
  • メタルクラッド抵抗 1Ω10W x4 ※50mm角版では必要。名刺4倍版では不要
  • 電源 ※持っていない場合はDP100がコンパクトでおすすめ

あるとよい部品

  • コンデンサ470μF/0.1μF x各2 ※なくても動くことを確認しているので別になくてもよい
  • 熱収縮チューブ ※配線周りの短絡防止等
  • 6P トグルスイッチ x4 ※タミヤのもの等 手動で各相が働いているかを確認したい場合はあると便利です そうでなければ不要です

必須工具

  • はんだごて、はんだ ※DRV8835、ピンヘッダ等のはんだづけ用 鉛入りがはんだ付けしやすいのでおすすめ

あるとよい工具

  • ニッパー ※配線カットやコンデンサの足カット等
  • ワイヤストリッパ ※被覆むき カッタ等でも可(ただしめんどくさい)

Tips

ここでは細かい駆動時の注意や工夫点を書いておこうかなと思います。 プログラムや配線作成はAIにほぼお任せしたのですが、主に物理配線周りで苦労がありました。

電源に関して

安定化電源でのテストをおすすめします。 理由は電流制限が容易にできるためです。 今のところ短時間で2.5A位まで流して壊れていませんが 長時間流し続けると発熱も増すため注意が必要です。

私の環境では最大2A程度を目安に試していますが、 FPCや配線、ドライバの発熱を確認しながら徐々に電流を上げてみてください。 DRV8835はA/BのHブリッジを並列接続することで最大3Aの駆動に対応します。 連続して流せる電流は放熱条件等に依存するのでご注意ください。 理想的にはXY別系統で電源を用意してそれぞれ2A程度流せる方が動作が安定すると思います。

抵抗に関して

50mm角の基板の場合、配線が短いため直結の場合モータドライバから電流を流すことができないケースがあります。 おそらく短絡扱いされて保護回路が働いている様です。 その場合はメタルクラッド抵抗等、定格電力の高めの抵抗を配線に噛ませるとよいです。 私の場合は各相に1Ω10Wの抵抗を配線に噛ませたところ動くようになりました。 名刺4倍サイズの場合は配線長さがあるためテスタで測ると約4Ωあり、追加の抵抗は不要でした。

磁石に関して

磁石はダイソーやセリアで買えるΦ6mmの磁石を使います。 ダイソーが厚さ3mm、セリアが2mmで磁力の違いもありますが軽い方が有利かもしれません。 ちなみに私は今は大量に買ってしまったダイソーの方の磁石で動かしています。

また、磁石は4つ位くっつけた状態の方が動きやすいです。 1個だと、励磁の谷というかうまく動かない位置にハマってしまうことがあります。 動きやすい向きもあるので向きを変えつつ試してみてください。 逆に数が多すぎても摩擦が増えて動きづらくなるケースもありそうです。

超簡易動作確認に関して

6P トグルスイッチを使うと簡単に手動で電流の流す向きを切り替えられます。 半田付けは必須ですが、配線をワニ口クリップ等で繋ぎなおすより圧倒的にやりやすいのでおすすめです。 6ピンの中央端子にモータを繋いで電源をクロスで配線して切り替えるイメージです。

タミヤさんのページの図が分かりやすいと思います。

www.tamiya.com

これを4個用意するとXYの各相についてスイッチでの切り替えで動作確認ができます。 手動の場合は各1相のみ励磁して他は全てOFFで確認するのがいいと思います。 理由は2本以上流すと電流が流れすぎてしまうのと、引き付けに対して邪魔をしてしまうためです。 そういった意味ではばねで中央に戻るタイプのトグルスイッチが最も用途に合います。 値段が高めですが、見つけたものの中では MS-500J-MF Yが電流も6Aまで流せて余裕があり 中点へばねで戻るので良さそうです。

www.sengoku.co.jp

中点に勝手に戻らなくても手動で戻せば問題はないです。

今後

現状はまだ磁石を動かせた段階でペンで描くところまではできていないのでその辺を調整していきたいです。 展示でお披露目したく、ターゲットは11月のNT名古屋かなと思っています。

wiki.nicotech.jp

結構構造や動きが面白いと思います。 あまり広く知られていないためか作っている人が多くない気がしたので公開してみました。 私も過去の作例を参考にさせていただいて作って楽しんでいるので、 更に色々な方が作って面白い用途が増えたりしたらいいなと思います。

ただこの構造は出せる力が小さいのでその辺は難しいですね。 最終的にはペンプロッタを作りたいと思っていますが、 磁場は距離が離れるほど弱くなりますしペンを動かすと磁石でインク跡を踏みつけてしまったり なかなか一筋縄でいかない印象です。 今の本命は名刺サイズ大の紙を磁石に載せて動かして、ペンは筆ペンで固定する案です。

読んで下さり、ありがとうございました!

おまけ:初めて基板を作りたい人向けの発注手順の解説

基板発注について、何だか難しそう…とハードルを感じる方もいるかもしれません。 今回の様にデータがすでにある場合、正直手順はかなり簡単です。 まずは作りたい製造ファイルを保存します。例として今回の50mm移動範囲のフレキ基板をDLします。

  1. 製造ファイルのDL

github.com

GitHubのページにアクセスしたら、右のほうにある下矢印のボタンを押してZIPファイルをDLします。

  1. 発注処理

下記のJLCPCBさんのサイトにアクセスし、右上の「サインイン」のボタンからアカウントを作成し「発注する」を選択します。

日本語発注システム jlcpcb.com

英語発注システム jlcpcb.com

「ガーバーファイルを追加」に先ほどのZIPファイルをドラッグ&ドロップします。

プレビュー画面が表示されます。

ここで必ず下のオプション選択欄で左から2番目の「フレキシブル」を選んでください。 正しく選べていると表示が黄色に変わります。

今回の用途であれば他のオプションは特に触らなくてOKです。 また、ドライバ基板、マイコン基板は「FR-4」のままで問題ありません。 その後はカートに保存を押して注文に必要な情報を入力して処理を進めればOKです。 配送会社は「OCS NEP」が安くておすすめです。 月3回までは特別オファーで送料もかなり安いと思います。

こちらのスクリーンショットの料金は2026/8/16現在の写真になります。 キャンペーンの有無、為替の関係等で料金は変動する可能性があります。

制御基板まで作らなくても 上述の手動切り替えで動作を確認することもできるので もしご興味がありましたらぜひ!

【個人サイト】ブログと別で個人サイトを作った

個人サイトを作りました。
作りたいなーと実は結構前から思っていたのですが、個人的にweb系の知識にうとく、何をどうしたら良いのかよく分かっていませんでした。
ただcodexの力を借りたら作れるのでは?と思ってやってみたのがきっかけです。
相互リンク募集中ですのでお気軽にご連絡ください。

パスコンパスポータル

コンテンツは色々載っけてみました。

作品樹形図

これは昔draw ioで作ったものを移植しました。
obsidianにフォルダを作ってそこに情報を書き込むと繋いでくれる様にしたので今後の更新も比較的楽なはずです。
これを見ると2025年は本をたくさん作っていたり傾向がありますね。

作品樹形図 / パスコンパス

出展イベント年表

こちらはブログに毎年振り返り記事を書いていたのが役立ちました。
見学のみは除いています。
コロナの頃がいかに少なかったか、2024、2025がいかに出展しまくっていたかがわかります。

出展イベント年表 / パスコンパスポータル

マンガ

めかとろろ

メカトロ工作をするマンガです。
pixivにもアップロードしていましたが、1ページずつだったのでちょっと読みづらいという問題がありました。ここだとまとめて読めるので読みやすいと思います。セリフベースのデータは既にストックは割とあるのですが絵に起こせていません。
最近コメント欄を追加してみました。


めかとろろ 置き場

X投稿が見えないとき用です↓



ぺんぷろろ

ペンプロッタ擬人化マンガです。
機能が性格にも反映される様にしています。
最近新型も作っているのでまたキャラも増やせたら良いかも?

ぺんぷろろ 置き場



webアプリ

オシダスマホキャド

最近作っていたメカのスマホ用のcadです。こちらはGitHub Pagesのためリンクです。時々気が向いた時に機能を増やしたりしています。

ブログにも少し前に書いていました。
yoichi-41.hatenablog.com

オシダスマホキャド

Plotter Flow

ペンプロッタにwebシリアルでGコードを送れるサイトです。キャンバスでデータを描いてそれを送信したり順に繰り返しデータを送ったりできます。何だか継ぎ足し継ぎ足しでシミュレータや平面リニアxyステッパーの動作にも対応しています。送るのはあくまでgcodeなのでfluid ncで素直なxy直動タイプのペンプロッタなら流用できると思います。

PlotterFlow - Pen Plotter Layout Editor


ノベルゲーム

これは水面下で製作中です。水中が耐えきれなくなったらX(旧Twitter)に進捗状況を出すかもしれません。

リンク集

SNSや技術書のページやこのブログ等のリンクをまとめてみました。

相互リンク

これもやってみたかったです。自分のサイトのバナーを作りたかった。いしかわさんには急遽バナーを作成いただいたので恐縮です。ありがとうございました。バナーがあるとより嬉しいですが、なくても相互リンク募集中ですのでお気軽に何らかお声かけください。


まとめ

個人サイトを作ったという話でした。
謎の満足感があります。
訪問数はまだまだ少ないですがあまりそこには気にせずマイペースに更新していきたいなと思います。
ブログはブログで役割が違うので続ける予定です。
読んで下さり、ありがとうございました!

【レポート】浜松マイクロメイカーフェア 2026を見学してきました

浜松マイクロメイカーフェアに見学に行ってきました。

出展ではなく見学です。音物の良い作品ができたら応募してみようと思いつつ、作れていないので応募できていません。

いや、そういえば去年は影響を受けて衝動的に簡単なリズムマシンを作りました。


www.youtube.com

また、去年は見学の後に楽器博物館へ行ったのですが、今年はまっすぐ帰りました。

yoichi-41.hatenablog.com

スズキかヤマハの博物館があると誰かに聞いた気がします。面白そうなので来年位には行ってみたいと思います。 前置きが長くなりましたが、とりあえず見学時のポストを並べてみます。↓

見学中の投稿

2026-07-04 12:05

2026-07-04 12:39

2026-07-04 14:02

2026-07-04 14:04

2026-07-04 14:08

2026-07-04 14:11

2026-07-04 14:15

2026-07-04 14:18

2026-07-04 14:20

2026-07-04 14:23

2026-07-04 14:26


自作ペンプロッタ

ポストでも少し触れていましたが自作ペンプロッタの展示も3件あって盛り上がっていました いしかわきょーすけさんの自作ペンプロッタを愛でる会の記事も勝手に貼らせていただきます。 展示していない私の投稿も一緒に載せていただいてありがたいです。

note.com

お見かけした他の方の記事

karaage.hatenadiary.jp

moku2camera.hatenablog.com

note.com

note.com

勝手に貼っててすみません。 もし掲載NGでしたらお手数ですが何らかコメントいただければ削除します。

まとめ

何となくですが、浜松は毎年作品としての完成度が高いものが多い気がします。ちゃんと楽器になっていたり、まとまっているというか。

見学のみでも楽しいのですが、やはり自分の作品をいただいて感想いただけるのはまた格別な楽しさがあるので今度の冬にある大垣ミニメイカーフェアには出展で出せたらと思っています。 読んで下さりありがとうございました!

【レポート】NT金沢2026に出展しました

6/28,29開催のNT金沢というものづくり展示イベントへ出展してきました。

NT金沢2026 - PukiWiki

数日前の準備のポストとその後のポストと自分の#NT金沢 をつけた投稿をまとめてみました。閲覧環境の関係でうまく見えない場合はすみません。

NT金沢関連ポスト

Posts

2026-06-14 00:19

2026-06-26 23:33

2026-06-27 10:44

2026-06-27 10:46

2026-06-27 11:49

2026-06-27 12:02

2026-06-27 12:06

2026-06-27 14:24

2026-06-27 16:07

2026-06-27 17:34

2026-06-27 17:54

2026-06-27 17:56

2026-06-27 18:05

2026-06-27 18:33

2026-06-27 18:35

2026-06-27 22:33

2026-06-27 22:54

2026-06-28 09:46

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2026-06-28 12:07

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2026-06-29 09:14

2026-06-29 09:19


Generated at: 2026-07-02T02:04:05.913Z

まとめ

100近くのブースがあり、タイミングが合わなかったりと全部は見て回りきれませんでした。 後、できる範囲で作者名も入れましたが周りながらの投稿が多かったので抜けている方はすみません。公式のサイト等から辿っていただけたら幸いです。

お手伝い係の方々、見学に来てくださった方、出展の方々、本当にありがとうございました。 楽しい時間を過ごすことができました。

自分の作品を展示するイベントとしての参加は4月の技術書典以来で少し久しぶりだったのでとても楽しかったです。技術書典も作品というよりは本の頒布がメインですね。となると3月のNT広島以来でした。

そういえば見返して思い出しましたが、冒頭の方のポストで書いていたスマホのCADは説明書きを印刷し忘れて完全に展示もし忘れました。次は忘れずに展示したい。

所用により9,10月が全く動けない予定なので、おそらく次の出展は11月のNT名古屋になりそうです。月一位では出展したいと思っているので禁断症状が出るかもしれないです。やばいです。 読んでくださり、ありがとうございました!

余談

この記事の様にイベント中は拝見した作品の紹介ポストをすることが多いです。手動で集めるのが面倒でここ最近はあまりブログの記事にはしていなかったのですが、AIに助けてもらいつつXの APIを使えば自動で集められるなと気がついてやってみたらできたので久しぶりに投稿しました。この投稿を集めるのでたぶんおおよそ20円位でした。もう少し効率よく呼び出せばもっと安くできるかも。

細かい話ですが、はてなブログのモバイル版の仕様が昔はX(旧Twitter)の埋め込みのショートカットボタンがあったのが今ないんですよね。その辺を自動にできたのが大きいです。posfieでポチポチまとめてもいいんですけど結局ブログからposfieに飛ぶのが面倒かなと思います。

Googleカレンダーで見学予定のものづくり展示イベントの予定を入れておいてそれを基にAI判断でハッシュタグで自分のポストを集めて自動ではてなブログの下書きに保存するところまでやろうとしてます。うまくいくかな。とりあえず今週末の浜松でも試します。

【作ってみた】スマホで機械部品を作れるブラウザメカCAD【無料】

 

最近、スマホだけでちょっとした機械部品の形を作れるCADを作っています。ある程度公開しても良いかなというレベルになったので記事を書き始めました。

 

f:id:yoichi_41:20260612124637p:image

 

名前はまだ仮ですが、「オシダスマホキャド」です。
「押し出す」と「スマホ」を併せたネーミングです。押田さんのスマホのCADではないです。

 

アクセスしたら誰でも無料で使えます↓

オシダスマホキャド

PCでも使えます↑

 

動作の様子YouTube


www.youtube.com

 

動作の様子 X(旧Twitter) ※YouTubeと一緒です

 

 

なぜ作り始めたか


数年前から出先や移動中にちょっとしたメカ部品を作りたいと思っていました。昨今のAIの力で自分でCADを作れるのでは?と思ったのがきっかけです。ただスマホでは普通のCADのやり方は難しいと思ったので要素を絞って作ることにしました。

 

普通のメカのCADは、スケッチを描いて、寸法拘束を入れて、押し出して、履歴を管理して、という流れが基本です。

これはPCではかなり便利なのですが、スマホで同じことをやろうとすると操作が重くなったり微妙な調整が難しかったり色々やりづらいです。細かい線を選ぶ、拘束を入れる、ハンドルをドラッグする、という操作は、スマホの画面では厳しいと思います。

 

そこで、今回は最初から「線を描くCAD」ではなく「選んで図形を置くCAD」として作ってみました。3次元の図形をbool演算をするcadは既にありますが、平面の時点で図形をboolするものは調べた限りあんまりない気がしています。おそらく。

 

四角や円を置いて、それぞれを add か cut に設定します。座標やサイズは数値とスライダーで調整します。ドラッグはやりづらいので、ここはこだわりポイントです。順番に三面を作り合成して、最終的に3D形状にします。

 

人間がスマホで微調整しやすく、AIにもJSONで形を渡しやすい構成にしたい、というのが大きな理由です。制作前にAIに叩きのイメージ図も出してもらったのですがboolの図がちゃんとしてなくてモヤモヤしました↓

 

f:id:yoichi_41:20260612125753p:image

 

最初に作ったもの


最初のプロトタイプは、React + Vite の完全フロントエンドアプリとして作っています。GitHub Pagesで動かしていて、サーバ側の処理はありません。

 

f:id:yoichi_41:20260612125008p:image

 

最初は機能をかなり絞って入れました。

  • 四角形と円を追加する
  • 図形ごとに座標とサイズを編集する
  • add / cut を切り替える
  • JSONとして内部データを見られる
  • localStorageに保存する
  • 3面図と3Dプレビューで確認する

スケッチ線、寸法拘束、アセンブリ等は入れていません。

このあたりを入れると、たぶん普通のCADの縮小版になってしまいます。今回はそこを意図的に避けて、スマホ操作とAI生成に合う形を探しています。アセンブリはこの記事の公開時点で最低限だけ入れています。

 

UIを触りながらかなり直した


今回かなり時間を使ったのは、形状処理よりも先にUIの感触を詰めるところでした。

最初は、図形の座標を数値入力だけで動かしていました。ただ、スマホで毎回数値を打つのはやはり面倒です。そこで、XとYをスライダーで動かせるようにしました。xyとwhでスライダの向きを移動や伸びの方向と合わせてできるだけ直感的に使える様にしました。

 

f:id:yoichi_41:20260612124731j:image

 

また、上のプレビューは常に見えていた方が良いと思ったので、スクロールしても固定されるようにしてみました。図形を選ぶと下のUIがその図形の編集欄まで移動します。図形のないところをタップすると、面のトップに戻ります。

 

このあたりは小さな変更の積み重ねですが、スマホ前提だとかなり効いてくるのでは?と思います。

 

3面図にしてみた


次に、1枚の2D画面だけで形を作るのではなく、上面、正面、右側面の3面図で扱う形にしました。

一般的な三面図に合わせて、上面図を上に置き、その真下に正面図、その右に右側面図を置いています。面ごとに図形の色を分けて、どの面に置いた図形なのか分かる様にしました。

 

f:id:yoichi_41:20260612124811j:image

 

ここで大事だと思ったのは、「3Dとして成立しない配置」を分かりやすく示すことでした。

例えば、上面で決めた幅よりも正面の図形が大きくはみ出していると、3Dにした時に矛盾します。そこで、他の面から見て配置できない範囲をグレーで表示するようにしました。例えば下図の青と黄色の図形はグレーのエリアにかぶっているので3次元の図形として成り立っていません。

 

さらに、面ごとに「エリアロック」を入れました。ロックすると、その面の図形を他の面の範囲からはみ出さないように制限します。最初はロック後に元の図形を動かすと範囲が変わってしまう問題があったり何やかんや色々仕様を決めるのにも苦労しましたが、現状ではロックした時点の範囲を保持する方向にしました。

 

この仕様は正直まだ触りながら詰めている段階です。理解した上で順番に面を配置すれば図形は作れるのですが、初めて何も知らない人が触るのはまだハードルが高いと思います。ただ、3面図からちゃんと成り立つ3Dを作るためには、このロックの考え方が必要そうです。配置する順番を指定したらわかりやすいのかもしれないですが、自由度が下がるので塩梅が難しいですが。
後は細かい追加要素として、各画面をダブルタップで一面が拡大する様にしました。

 

3Dプレビューで詰まったこと


かなり細かい話にはなりますが、3Dプレビューは最初、ボクセル的に作っていました。

これは実装しやすい反面、円がデコボコになってマインクラフトの様に穴も四角の集合に見えてしまいます。解像度を上げれば多少きれいになりますが、その分かなり重くなります。スマホで回転させると遅くなるので、この方向だけで進めるのは厳しそうでした。この辺の頃はスクショを取り忘れました。

 

そこで、途中から面を貼る方式に切り替えました。

上面、正面、右側面の図形を基に外形を作り、必要な面を貼ってソリッドに近づける方向です。これでかなり軽くなりました。ただし、円の側面や穴の境界、面同士の繋がりの部分がAIの力を持ってしてもかなり難しく、だいぶ何度も修正しています。下の図はなんだか面は貼れてるけど境界がおかしかったころの図です。

 

f:id:yoichi_41:20260612125216j:image

 

途中で「軽いけど形が崩れる」「形は出るけど側面が足りない」「STLとしてスライサーに通らない」という問題も出ました。平面同士であればあまり困らないのですが、円柱の側面に穴を開けたりするのが鬼門でした。

最終的には、プレビューは軽さを優先しつつ、STL出力ではスライサーで破綻しにくい形状を作る方向にしています。STLで出す時だけ円の分割数を増やしました。

 

STLとSTEP


STL出力も入れました。せっかくデータを作るのであればやはり3Dプリントしたいです。

最初は下の図の様に円や穴の境界が荒く、スライサーで見ると穴が外形とつながってC字のようになったり、面の向きによってうまくスライスできなかったりしました。

そこで、STLは表示用の3Dプレビューとは少し分けて考えることにしました。出力時には、スライサーで通ることを優先して、円周の分割数や表面の作り方を調整できるようにしています。

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STEPも試しています。STEPの方が後から編集したりしやすいのかなと思っています。

最初はプログラムで0からSTEPファイルを作ろうとしましたが、何回か改善してもFusionやスライサー側で「ジオメトリが含まれていない」と扱われてしまう問題がありました。そこで、直書きのSTEPではなく、replicad + OpenCascade.js というライブラリを使ってB-repとして出す方向に切り替えました。この辺は全然知らない分野だったので勉強になりました。あまり完全には理解しきれていないですが。

一応どちらも読み込みはできることを確認しています。

 

保存とヘルプの整理


部品に名前を付けて保存できるようにもしました。

 

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localStorageへのWeb保存、JSON出力、STL出力、STEP出力を下のUIから選べるようにしています。呼び出しは別画面に分け、保存と呼び出しが同じ枠に混ざらないようにしました。

また、初期化は誤操作が怖いので「画面リセット」という名前にして、確認ダイアログを出すようにしました。

 

自分で使うだけだったらいらないのですが、ヘルプも追加してみました。

使い方としては、まず図形を置いて、面をロックして、次の面に図形を置いて、最後の面までロックしたら3Dプレビューで確認する、という流れです。ダブルタップで面を拡大する操作等もtips的に一番下に書きました。

 

今の時点で分かってきたこと


このプロトタイプを作ってみて、スマホCADとして、「やらないことを先に決める」という進め方が良かったなと思っています。押し出し以外に回転もやろうとすればできますが、絶対UIがごちゃごちゃします。他にもフィレットとか面取りとかやりたいことは多々ありますがあえて全て無視しています。

 

似た考え方で上の画面は図形選択と拡大、ロック以外は極力プレビューのみに絞っています。DSの様に上画面はタッチできないというか、ロックやハンバーガーメニュー以外は見るだけです。自由に触れると逆に思わぬ挙動をしてイライラする気がします。

 

3D形状が成り立つ様にするには最初から3D空間で自由にモデリングするより、今回の様に3面図の範囲とロックで制限した方が分かりやすいと思います。

 

STLとSTEPはまだ完全ではない気がします。特にSTEPはファイルとして書ければ終わりではなく、FusionなどのCADやスライサーでちゃんと読める必要があります。一応試しで作ったファイルは読めていますが、例外の条件等がありそうなので、このあたりは今後も検証が必要です。

 

次にやりたいこと

 

  • まずは単品部品の作成をもう少し分かりやすくする
  • 3面図ロックの条件を分かりやすくする
  • AIからJSON/DSLで部品のたたき台を作る流れも面白いかも ←進め中
  • 寸法の表示ON/OFFを追加 ←一応実装済み
  • 長穴やギヤなど、よく使う図形を増やす? ←優先度低

 

一応単品部品だけではなく、複数部品を組み合わせるassyの様なこともやれるところまでは来ています。合致の条件でやるのは大変なのでとりあえずスライドバーで座標指定でやれます。ただあまり納得入っていないので今後買えるかもしれません。



 

まとめ


オシダスマホキャドは、普通のCADをスマホに対応させるというより、スマホとAI生成に合わせて3DのメカのCADの敷居を下げる試みです。2Dのお絵描きソフトはフリーでもたくさんありスマホの手でも描く人はいるのに、3Dモデルになった途端ガクッと数も減り、スマホで寸法指定できてある程度融通の効くものがあまりないという印象を持っていました。

 

最近はPCを持っていなかったり使わない人も多いと聞くので、やはりスマホで作れるのは意味があると思います。3Dプリンタも安く手に入りますがモデルを作るハードルも下がると良いですよね。ブラウザで無料でできたら嬉しいのでは?ものづくりの楽しさを広めたさ過ぎて正常な視点での判断は私にはできません。どうなんでしょう。

まだかなりプロトタイプですが、図形配置、3面図、エリアロック、3Dプレビュー、STL/STEP出力まで一通り触れるところまではとりあえず来ました。

 

作ってみると、形状処理そのものだけでなく、スマホでどう操作させるか、3Dとして成立しない配置をどう見せるかがかなり重要だったなぁという印象です。

 

また改良していきたいと思います。色々書きましたがソース自体は全く私は触ってません。codexでスマホで自宅のpcに指令して開発できるのは最高ですね。移動中にCADを触るのみならずCAD自体を作ることができる様になるとは夢にも思いませんでした。

 

それでいうと開発履歴のチャットを元に記事の叩き台も出してもらっています。かなり加筆修正していますが、私の過去の記事の癖を事前に読んでもらっていたので大まかな最低限の流れは良い感じでした。この記事自体もフィードバックしていく予定なのでおそらく修正は減りそう。AIすごい。ただチャットで話していない内容は加筆は今後もあるのかなと思っています。

 

github.com

 

読んでくださり、ありがとうございました!

つくろがや!4がありますね

ちょっとブログの更新の時間が空いてしまいました。 5/9,10にものづくり展示イベント「つくろがや!4」があります。 楽しみですね。

tsukurogaya.nagoya

今回は企画を盛り盛りにしてみました。 ブログでは企画の意図等を書いてみようと思います。 まだ開催前なのでうまくいくかは分かりません。

全体の方針

つくろがや!では「出展のハードルを下げて作った作品を見てもらう楽しさを体験してもらうこと」を重視しています。

LT等も考えたのですが、LTを聴いている間展示や話ができないので 今回は見送ることにしました。

技書博の様に昼休みを意図的に設けて その時間でやるのであれば割とありかもしれません。 ものづくり展示イベントなので展示している方と 見学している方の交流を自然に助ける仕組みも設けたいと思っています。

新企画①その場で作っ展示

ブロックを使ってその場で作品を作って展示ができます。 名刺サイズの紙にタイトルとハンドルネームを残してもらう予定です。

コンセプトがあった方が作りやすいかなと思ったので「動物」にしました。 見学者の方はもちろんのこと、時間の空いた出展者の方もぜひご参加いただけたら嬉しいです。 これは完全に冒頭に書いた出展のハードルを下げる仕組みですね。

新企画②カタログ配布

作品を冊子にまとめました。 これは何年か前のNT金沢がコロナで中止になってしまった際に 作品情報を集めて冊子にまとめられていたのを参考にしています。 手元に残ると嬉しいですよね。

後は最近技術書系のイベントやコミティアにも出て 比較的安く本を作る方法が分かったためというのもあります。

今のところ、調べた中でプリントパックが一番安いです。 めちゃくちゃ急に私信ですが いしかわきょーすけさんに教えていただいて助かりました。ありがとうございます。

AIの力を借りて出展者情報のcsvとナンバリングした画像でページを作れるようにしたので 来年以降もやりたければやれます。やるかは決めていません。 ここの難しい所はぎりぎりまで出展者を募りたいというのがあり それと印刷の納期が相性が悪いことです。

今回ふらっと展示の方で印刷に間に合わなかった方がいます。 申し訳ないです。 また、直前まで作りこんでいただいたり 写真を更新いただくケースもあるのでそこも難しい所です。

あまりガチガチに申し込み開始の時から写真必須にすると それはそれで出展申し込みハードルが上がってしまいます。 今後検討します。

そしてシールは流行っていることを何となく感じていたので ハンコではなくて今年はシールにしてみました。 出展者の方もハンコが毎年増えても困る気もしたので。

裏事情としては本当は立体的なシールにするために 透明な椅子の足のゴムを貼り付けようかとも思っていたのですが 数が多くて大変なのでやめました。

印刷は家のプリンタで印刷しています。 シールのハーフカットにはFabLab Nagoyaさん・他で カッティングマシンをお借りして大変助かりました。 ありがとうございました。

来年シールかハンコかどうするかは今のところ何も決めていません。 また、出展者ごとに絵を描いてシールにするのは大変は大変なので イベント主催の方にあまりおすすめはしません。

新企画③工作初心者相談所(仮)

これも結構土壇場で入れました。 元々は上述の昼休みのLTを募集しようかと思っていたのですが やめた後に運営で押さえていた枠で代わりに何をするか検討して 勢いで入れてみました。

身近に工作をする方がいれば聞きやすいですが そうでない場合は特に何から手を付けて良いかと困るケースもあるかと思います。 既に何件か事前質問もいただいているのでありがたいです。 ありがとうございます。

いわゆるライブドローイングというと言いすぎかもですが、 その場でA4の紙に回答をまとめて書きたいと思っています。

これも広い意味で工作をする方を増やして出展に繋がったらという思いがあります。

大集合動っく奴らーず

これは去年やっていたのをそのままです。 これも持ち込みの家に眠ったおもちゃ等でも出展(?)できるのでお手軽です。

展示体験ポジティブース

これもそのままです。 気軽に出展できるのでぜひ。

ふらっと展示

しめきり済みですが時間限定の展示も今回もあります。 これがあるので正直全てのシールを集めるのはめちゃくちゃ高難易度だと思います。

企画を追加するにあたって注意したのは 人が常にいなくてもOK、必要であっても一時的にしたことです。 運営メンバーも多くないのでリソース的な側面が強いです。

また、申し込みフォームや情報まとめのスプレッドシートは 去年のものをかなりそのまま使いまわせたので工数を減らせました。 去年の記憶を頼りにメンテしつつでしたが通常展示のサイト反映は GASで半自動化して反映することができました。

必要なところはおさえつつ 楽しいやりたい企画に力をかけられるようにしていきたいです。 また、今回他のイベントとの兼ね合いもあり 時期をGWにずらしたので準備の時間がたっぷりありました。 それも良かったと思います。 来年はどうでしょう。近づいてきたら考えたいと思います。

まとめ

気が付いたら4まで来ました。 運営メンバーを始め、色々な方のご協力がなければ ここまで続けることはできなかったと思います。 ここでお礼をお伝えさせてください。 ありがとうございます。

明日と明後日、楽しみたいと思います! 読んで下さりありがとうございました!

おまけ

過去のつくろがや!関連記事がいくつかあったので貼ります。

yoichi-41.hatenablog.com

yoichi-41.hatenablog.com

yoichi-41.hatenablog.com

超かぐや姫!の感想というか怪文書の様なもの

かぐや姫!が刺さった。

久しぶりにここまで刺さった。

日曜の夕方にNetflixに契約して見終わったら電子書籍でノベライズを買って読み終わり、サントラと劇中曲のアルバムをApple MusicでDLして翌日の行き帰りに聴き、休み時間は感想のブログやポストを読み漁り、帰宅中に信頼できるアニメ好きな友人に勧め、帰宅後に公式ガイドブックを読み終わった。火曜の朝にこの記事を書き始めた。おそらく今週末には2周目を観るだろう。火曜の夜にはコミカライズの無料公開分を読み終わりまだ続きを書いている。と思ったらデータが途中で保存失敗して2500文字分位消えた。悲しい。と思っていたがだいたい大筋の内容は書き直せた。大変だった。水曜もちまちまと書き進めて夜にはApple MusicでCPK!Remixの存在を見つけて喜んで一旦ブログの記事としては公開することにした。7500字位。

↑という感じなので正直かなりとっ散らかってますが勢いを殺さない様にあまりいじらずにそのまま載せてみます。

ここから下の文はだいたい書いた順です。

 

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分析とか考察をしている人はたくさんいると思うので、私が良かったと感じたところをただひたすらに書きたい。最初は観ていない人向けにネタバレ無しで書きたいが後半は思うがままに書くと思うのでその辺になったらまたアナウンスします。観てからぜひ戻ってきてください。

 

とにかく心地よい

つかみの映像、会話のテンポの良さ、戦闘シーンの迫力、ライブシーンの所作や表情、ダンス等等どこを切り取っても心地よいという言葉がしっくり来た。会話のちょっとしたギャグシーンもバリエーションが豊富で絶対に飽きさせないという製作側の思いを感じます。ちょっとしんみりさせる会話や序盤の何気ない会話も2周目には確実に違って見えるという自信もあります。戦闘シーンもこんなの好きじゃん!というかっこいいシーンが何度もありました。ライブシーンはVR空間の演出はさることながら、歌いながら笑ってしまうシーンや少しずつ変わっていく描写等見所が盛りだくさんです。

 

ただ手放しで褒めるのも逆に怪しいかもしれません。不満だったところを探したいですが今は脳を焼かれた直後で正常な判断ができません。強いていうなら綺麗に終わりすぎて続編が無さそうというところが不満でしょうか。また冷静になって追加したくなったら追加します。

 

ネタバレあり感想注意喚起

後から追加しようかと思っていたのですが、内容に触れて書きたい内容の方が圧倒的に多かったのでもうここから後半です。

ネタバレがあります。

まだの方は読まないで下さい。

雑多に連想したら思ったことを追記しているのでおそらくそこそこ怪文書です。

 

 

ネタバレあり感想

8000年て…。辛すぎますね。ただ本当に1人で孤独に過ごしていたのではなくて、描写もありましたが色々な方々に支えられて交流があったからこそ耐えられたのだなと思います。表面上は観客を楽しませるためにふざけていますが笑顔を張り付けていただけで本当に本心で笑えたのは打ち明けたあの日が久しぶりだったのかもしれません。

 

戦闘シーンで印象に残った好きなシーンはいくつかありますが、乃依くんがヤチヨを弓で打つところは良かったです。竹林に隠れながらのあのポーズ、最小限の所作で目を瞑ったまま扇で矢を弾く一連の流れが「そんなん好きじゃない人いないのでは!?」と思ってしまうレベルのかっこよさでした。

後はかぐやがハンマーに乗るシーンの変形もメカ好きとしてはワクワクしました。公式ガイドブックに変形の様子の絵があって良かったです。

月人との闘いの最中の明らかなビートセイバーオマージュのシーンも爽快感がありました。久しぶりにやりたくなりました。

 

ボーカロイドにはあまり詳しくないのですが、メルトとワールドイズマインは昔聴いたことがありました。他の曲は初見ではカバーなのか書き下ろしなのか分かりませんでした。あ、rayは普通に知ってました。知らない曲が多くてもこれだけ楽しめたので元々知ってる人、思い入れが深い人はより楽しめたんだろうなぁと想像できます。

オリジナルもカバーも曲の歌詞とシナリオがうまく繋がっている感じがしたので、聴き直してから2周目に臨みたいです。

 

個人的に気になっているところはかぐやが再び体を手に入れた後もヤチヨが並行して存在していることです。人格を分離したのでしょうか。公式ガイドブックを見ると最後のシーンに関して「仮想空間上の人格」として説明している記載があるので、ある種の最近のAIの様な今までの記憶をデータとして食わせたものを新たに作ったのかなと個人的には想像しています。mvの描写からあくまで元のかぐやから繋がっているヤチヨは体を手に入れてバックアップとしてのたけのこは富士山の山頂に埋めて今後彩葉と共に限られた命で生きることにしたのだと思います。

 

他に気になったのは最初にブレスレットが光ったシーンですね。何となく何らかの発言がトリガとなって発動した様にも見えました。見直して確認したいです。

 

そういえばmvの方の子供の頃の彩葉をかぐやが抱きしめている様なシーンはイメージ映像なんでしょうか。彩葉が幼い頃もにヤチヨとしては存在していて悩みを受け止めていたということなのか。vtuberとして悩みに答えていたシーンもあったので幼い頃にはまだvtuberとしても会っていない気がします。どちらかというと映画序盤のかぐやに会って幼い頃のトラウマが融解していった心理描写のイメージという位置付けの方がしっくりきます。

 

 

 

上のところまでは超かぐや姫!単体での感想に絞りました。他の作品を絡めた感想や雑感を下に書きます。あくまで連想したり思っただけで特に他意はないです。念のため。

 

ハルヒから深夜アニメに入った身としては、ちょっとSFな要素もありつつで好奇心が強くて破天荒なキャラに引っ張られる展開は思えば懐かしさもありつつ大好きな要素だったんだなと改めて気がつきました。

後は月人の雰囲気が宝石の国を思い出しました。

VR Chat、少ししか入ったことないですけど割とゆったり話してるシーンとかは現実のどこかで本当にありそうだなぁと思いながら見てました。

サマーウォーズとか竜とそばかすの姫もだいぶ昔に見ましたが、どちらも個人的に何だかストーリーでしっくりこないところがあった印象です。別に作品をけなしたい訳ではありません。私個人の印象の話です。特にサマーウォーズの雰囲気は素敵だと思います。

 

後はたぶんシンプルに私が好奇心が強いキャラが好きです。氷菓の千反田さんとかもめちゃくちゃかわいいですよね。好奇心や内発的な動機から来る信念で突き進むタイプに憧れというか共感というか良さを感じてなりません。

 

ただめんどくさい心理なのですが絶対にこちらを向いて媚びて欲しくないです。あくまで登場人物や作中の出来事で閉じていて欲しい。ご都合主義的な匂いがしすぎてしまうと急に冷めてしまうことに最近気がつきました。世界に入りたいのではなくてあくまで眺めていたい。ここは絶対です。自分で創作をする時もそうだと思います。

その点で超かぐや姫!は矢印がちゃんと作中で閉じていて話もおもしろくてすごく楽しめました。繰り返しになりますが私があくまでそう感じるという話で誰かの好みや感想等を否定する意図はありません。

 

 

この後、色々書いて倍くらいの文量になってたのが保存に失敗してダメージがでかい。あれはもう完全に再現できない。成仏してくれ…。

気力が戻ったら書きます。→追記:気合いで戻しました。

 

 

最初の出会いが子供の状態というのもポイントですよね。子供の頃は誰しも色んなことを吸収して無敵で好奇心のままに行動すると思います。好きだからやる、楽しいからそうする、誰かにやらされたり義務感からうまれるではなくて自発的な行動はワクワクしますよね。

思い通りにならなかったら駄々をこね、それでもうまくいかないことで世界と折り合いをつけて学んでいきます。彩葉はまだわがままを言っていい年齢にも関わらず頑張り屋の性格と能力があるために限界に近い状態だったと思います。そんな状態ではヤチヨのライブ以外にはなかなか楽しめることも少なかったと推測できます。友人から笑顔が少ないと心配される位には。

 

そんな中、幼い頃父と共に楽しんでいた音楽のことを思い出すシーンはこの映画に関してかなり象徴的な意味合いを含んでいる気がします。自由奔放なかぐやのポジティブな反応に背中を押されて、母のネガティブな言葉も頭をよぎりますが振り切って前に進んでいきます。

この作品で母を単純な悪役としていないところも好きですね。mvだと優しく抱きしめているシーンもありましたし。ノベライズだと電話の内容についても触れられていてなかなか強力な母の言葉も聴けるのでおすすめです。ちなみに京都生まれの京大卒らしいです。花火のシーンでのかぐやと彩葉の会話も印象的でした。

 

その後のライバーとしての活動シーンはvtuberというよりyoutuberっぽいと思いました。正確にはある一定の種類のvtuberに近い様に感じました。

ここで少し唐突なのですが敬称略で私のよく観るvtuberの遍歴の一部を書きます。おめシスから入ってぽこピーに繋がり、24から委員長や富士葵、ヘアピンまみれ、三珠さくまる等等観ている方々が増えていきました。多くで共通しているのは何かを作っている、生み出していること、バーチャルだけでなく現実にも繋がる企画をやられていることです。おめシスやぽこピーは被り物や着ぐるみの姿があります。特におめシスはかなり序盤の頃にお寿司を食べに行く企画の動画を出して当時としてはかなり珍しいと注目されていた記憶があります。ぽこピーのお2人は行動力が凄まじく最近の海外の動画や夢うつつも楽しみにしています。

話を戻すと超かぐや姫!のかぐやもペットボトルロケットを飛ばしたり、バーチャルに縛られない企画をやっていました。要は勝手に私が好きな部類のvtuberの方々に通じるものを感じて嬉しかったということが言いたかったです。知らない方からすると何を言っているのかという感じかもしれませんが伝わる方には伝わったら嬉しいです。

 

そういえばコミカライズを読んで気がつきましたが最初は彩葉が普通のエンドでいいと言っていたのですね。かぐやのハッピーエンドの印象は強かったですが、彩葉の方は映画と小説でさらっと流してしまっていました。物語のフェイクの終わりから完全にスタンスが逆転するのは良すぎますね。構造としてめちゃくちゃきれいです。

逆にいうとなぜあんなにハッピーエンドにこだわっていたかぐやが月人の向かえに対して素直に従ったのかが気になります。月人に掴まれた時にブレスレットが光ったか、ウィンドウが出てバグの様な描写があった気がします。月の住人がデータだとするならばそこのタイミングで修正パッチを流し込まれたという可能性があるのではないでしょうか。そもそも月人からしたら感情を持ったり地球に行きたいと思うことがバグであり、バグにより思わぬ進化を遂げることもあるからと見過ごしていたのを何かをトリガに帰還させる力が働いた様に思います。

トリガがブレスレット光ったシーンなのか…。一周では掴みきれなかったのでまた観てから考えます。仮にブレスレットからかぐやに思念を送れるのだとすると彩葉の歌がバグ≒感情をまた引き起こしたというのは納得できる部分もあるかもしれません。

追記:ブレスレットが光ったのはかぐやが結婚について言及したシーンでした。高畑勲監督のかぐや姫では帝に迫られてsosで月からの迎えが来る描写がありましたが、こちらは逆なのかもしれません。月人としては地球に行くことは許しても帰って来ずに永住するのはNGなのでしょうか。何でだろう。結果的には永住していますが。上の仮説の様にかぐやの感情バグを進化の過程と捉えるのであれば、持ち帰ってフィードバックが無ければ月人としてはかぐやを地球に送ったメリットがないためかもなと思いました。「帰った後に仕事を終わらせて〜」という話もありましたが、かぐやの感じたことや感情について感想文の様な詳細なレポートを書かされていたのではないかというところまで妄想しました。データとして取れてフィードバックができたから解放されて再び地球に行けることになったとか。

そういえば最初の月人の来訪に対してヤチヨはやたら強く、月人も敬意を払っている描写がありました。もしかしたら月のシステムにヤチヨの感情を上乗せしたのがツクヨミなのではなのかもしれません。

 

後は月での退屈な仕事というのが何かは気になりますね。機械学習のデータ作成のラベリングとかなんでしょうか。手動だったら大変そう。月人に掴まれて月での記憶が鮮明に戻ったのだとすると投げ出してきた仕事のことを思い出してケリをつけなければいけないと思った?タイムリープ前のかぐやの言動からはそんなに責任感があるタイプには思えませんが、月でのかぐやの描写は少ないので可能性は0ではないかもしれません。ただ思い返すと帰ってからお金を返したりと筋を通すところはあるのかも。月でのドット絵のゲームの様な演出からも月の住人は体を持たずにデータとして存在している様に思います。DOGEをサクッと作ってしまう様にプログラミングとも親和性がありそうです。

 

ドット絵のゲーム描写で思い出しましたが回想シーンで兄妹でレトロなシューティングゲームをプレイしているシーンがありました。父の趣味なんですかね。まぁでも今だとサブスク的に古いゲームも遊べたりするのでたまたまチョイスが古かったということなのか。それにしては渋い。舞台が少し未来の話だとすると幼少期に遊びたいソフトはもう少し新しいものの気はします。やはり父の趣味と考える方が個人的にはしっくりきました。

 

幼少期といえばmvでかぐやが幼少期の彩葉を抱きしめている様なシーンがありました。これは見落としや読み飛ばしがない限り時系列で考えて直接的に触れ合えて抱きしめることは難しいと思います。出会った直後から少しずつ母に対するトラウマがかぐやとの出会いによって弱まったという比喩表現なのなもしれません。精神的な幼少期の彩葉を癒したというか。もしくは本当の幼少期に、体はないものの何らかの手段で彩葉を癒していたという描写なのでしょうか。どうやら作中の設定で彩葉が生まれたのは2013年の様なのでインターネットは既に普及していたと思います。ただ父との作曲の後にヤチヨの曲がリリースされていないとフレーズの類似について疑問を持たないと考えられるので、個人的にはヤチヨのデビューはそれよりは後だと推測しています。現実でもvtuberが登場し始めたのはだいたい2020年頃でしょうか。

他にも霊体の様な形で街中を歩き回っている描写もあったので、技術が進んで来たら後半のFUSHIの様にARを介して観ると現実にいる様に見える様な行動ができる様になったのかもしれません。もしくは全てイメージ映像か。8000年前に戻った時の記憶を辿った時にも似た様な霊体の様な描写はあった様に思います。ただあれは個人的には彩葉が記憶を辿っているがゆえの演出で他の人からはFUSHIしか見えないと考えていました。もしかしたらヤチヨとしてはもしかしたらwifiの様な電波を介して擬似的に現実世界を観測したりできるのかもしれません。電線を通って電柱をゲーミングにして赤ちゃんになれる位のとんでもないテクノロジーが月にあるのであれば一度0に戻ってもヤチヨはそういったこともできるのかも。全て私の想像の範疇にすぎませんが、色々考えるのも面白いですね。

 

見ていて他に思った感想としては、わがままで振り回す感じのヒロインの出るアニメを久しぶりに観た様な気がしました。良くも悪くもコンプラというかクレヨンしんちゃんも下半身の前面を露出しないこの時代、気を遣って良い距離感の良い話が多いのではないでしょうか。というよりは私が大人になってしまってそういったアニメをよく観る様になっているのかもしれません。完全にギャグで振り回すのともただ無意味にわがままなのとも違ってとても絶妙なバランスを感じました。普段子供に接する機会がほぼないこともあり、良くも悪くも遠慮のない関係というのが何だか新鮮でした。おそらく大人同士の適切な距離の関係性ではなかなかうまく近づくことは難しく、それこそ自分の子供ができたりしたら向こうから否応なく甘えたりわがままを言ってきたりということもあるのかなぁと思いました。

 

芦花についても触れざるを得ません。公式ガイドブックの意味深な解説から彩葉のことを心から心配していたことが分かります。辛い気持ちもあったと思いますが10年経っても仲良くしているというのは救いかもしれません。

 

舞台の立川も行ったことがあったので身近に感じました。モノレールの雰囲気とか立川っぽいなと思ったら立川でした。レールガンも立川でしたっけ。

マンガの図書館みたいな施設があって何度か行きました。後はガルパンの最初の劇場版の極音上映とか君の名はとかも確か立川で観ました。最近めだとぼざろの後半も。あんまりその頃から中身が変わっていない気がします。

 

もはや作品の感想ではないのですが、何というか自分からこんなに文が出てくるとは思っていませんでした。それこそ中学生位の人生経験も浅く多感な時期であれば作品にのめり込んでずっとその作品のことを考えてしまうことは往々にしてあると思います。私はもう30を越えて数年経つのですが、枯れていなかったというか、感動できる心?が残っていたことが嬉しく感じられました。途中で似た様なことを書きましたが、歳を取るにつれて良くも悪くも手を抜いてしまったり新しいこともせずにつまらない日々を無為に過ごしてしまうケースも多いと思います。やはりそうではなく好奇心を持って色々新しいことを見たりやったりしていきたいなと思いました。

せっかくNetflixに契約したので超かぐや姫!をもう一周か何回か観たら他の作品も観てみます。

 

かなり雑多で長い文でしたが、読んでくださりありがとうございました。

 

20260208追記:絵を描きました。