前回はm5StickVにサーボを2個繋いで動かすプログラムをご紹介しました。
今回はサーボの繋ぎ方に関してお伝えしたいと思います。
目次
使用した部品
m5stickVは除いています。ざっくり250円位でしょうか。
- 電源用マイクUSBコネクタDIP化キット*1: 1個(150円)
- 両面TH丸型ユニバーサル基板 27mm*2: 1枚(20円)
- 丸ピンIC用ソケット 1x40pin*3: 2pin 2個(150円/40x2x2=15円)
- ピンヘッダ 1x40pin*4: 3pin 2個(35円/40x3x2≒5.25円)
- スズメッキ線 (0.6mm 10m)*5: 少々 (210円/10x0.1≒2.1円)
- GROVE 4ピンケーブル 20cm (5本)*6: 0.5本(432円/5x0.5≒43.2円)
コネクタの配置
電源は上記のDIP化基板を用いてSB miniBのケーブルから取っています*7。
電源だけが必要な時はコンパクトで便利ですね。
(USBケーブルの反対側はスマホの充電用のACアダプタ等に繋ぎます。)
サーボのコネクタは[茶:0V, 赤:5V, 黄:信号線]の順になっています。
m5StickVに繋ぐGROVEのコネクタは[黒:0V, 赤:5V, 白:pin35, 黄:pin34]の順です。
GROVEコネクタの5Vは今回使いません。
基板の実装
基板の表面です。GROVEケーブルを切断して皮膜を剥き、基板上ですずメッキ線とはんだを用いてはんだ付けしています。
USBのDIP化基板の取り付け部は抜けづらい様に丸ピンソケットにしています。
両側のピンヘッダにサーボを刺します。
下記の組み合わせで接続しています。 電子工作に慣れないうちは接続機器のGNDを共通にすることをよく忘れるのでご注意ください。
- サーボの5V(赤) ↔ USB基板の+
- サーボのGND(茶) ↔ USB基板の- ↔ m5StickVのGND(黒)
- サーボ1の信号線(黄) ↔ M5StickVのpin34(白)
- サーボ2の信号線(黄) ↔ M5StickVのpin35(黄)
配線の様子
m5StickVのGROVEコネクタの差込口はツメが干渉していたのでケース側を少し削りました。
このようにサーボ2つとm5StickVとUSBを接続していただければ前の記事のプログラムでサーボが動かせます。
次回は3Dデータを公開してメカの組み立てに関して書く予定です。
読んでくださりありがとうございます。
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*2:両面TH丸型ユニバーサル基板 27mm (ペットボトル基板): パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
*3:丸ピンIC用ソケット (シングル40P) 1×40: パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
*4:ピンヘッダ 1×40 (40P): パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
*5:スズメッキ線(0.6mm 10m): パーツ一般 秋月電子通商-電子部品・ネット通販
*6:GROVE - 4ピンケーブル 20cm (5本セット) - スイッチサイエンス
*7:m5StickVの5V出力の素子が何を使っているのかわからず何Aまで電流を流せるか不明でした。えいやと最初はサーボ2個を繋いで試していたのですが、どうやら過電流でpinが壊れてしまったようです。そのためサーボの電源をm5StickVから取るのは非推奨とさせていただいています。