今回、いよいよメカの組み立て手順を書かせていただきます。 3Dデータも公開しています。m5StickVと3Dプリンタがお手元にある方は実際の組み立てもご検討いただけたら幸いです。飛び跳ねて喜びます。
目次
前回までの記事
前々回の記事です。micro pythonでm5StickVに繋いだ2つのサーボを動かしています。
【キョロキョロV①】m5stickVにサーボ2つを繋いで動かしてみました - パスコンパスの日記
前回の記事です。サーボの繋ぎ方に関して書きました。
【キョロキョロV②】m5StickVとサーボの接続に関して - パスコンパスの日記
データ公開
3Dプリンタ出力部品のデータを以下のサイトで公開しました。*1
用意する部品
- 上記の3Dプリンタ出力部品 1個ずつ計5個
- m5StickV 1個
- M3ねじ(5㎜) 7本
- M2ねじ(10㎜位) 2本
- SG92等のマイクロサーボ 2個
- サーボホーン用のねじ 2本
組み立て手順
足の組み立て
サーボ1にサーボホーンを付属のねじを用いて取り付けます*2。写真の状態が角度の中間状態(約90deg)となる様にしてください。
足にサーボ1を差し込みます。横から差し込むと良い感じです。
差し込んだらケーブルが長くて邪魔なので巻き付けておきます。
胴体の組み立て
サーボ2に首パーツを取り付けます*3。こちらも首がまっすぐ向いた状態がサーボの中間状態(90deg)となる様にしてください。
次に胴体とサーボ2を組み立てます。
少しケーブルのところが入りづらいですが、差し込んでM2のねじ2本でねじ止めをします。
こちらも良い感じに巻き付けてください。
胴体と足と土台の組み立て
次に胴体と足を組み立てます。
M3ねじを2本使ってサーボホーンを内側から胴体に固定します。
土台と足を固定します。
土台と足をM3ねじを4本使って固定します。
m5StickVの取り付け
m5StickVにサーボ基板*4とUSBのType Cケーブルを繋ぎ、M3のねじで首と固定します。
サーボ基板は前から胴体の穴を通して後ろ側へ出します。
サーボの極性とUSB給電の極性を注意しながら配線をします。
完成です!お疲れさまでした!
まとめ
比較的ざっくりとした設計ではありますが組み立ても簡単でなんとなく物体追跡等をするには十分ではないでしょうか?
次はカメラを生かして緑のものを追跡する動きをさせてみたいと思います。
読んでくださりありがとうございました。
また、もし「この記事を読んで組み立ててみたよ」という方がいらっしゃいましたら泣いて喜ぶのでぜひ教えて下さい。
関連記事
*1:初期の設計では首のサーボホーンのねじ止めができなかったので修正版も追加しています。
*2:3D出力の具合によってはサーボのセレーションとホーンがかみ合いません。取り外しはできなくなりますがこの時ゼリータイプの瞬間接着剤等を使ってもよいかもしれません。※接着剤はサーボ内部に入り込まないようにご注意ください。
*3:こちらも3Dプリントの具合によって瞬間接着剤を使ってください。※接着剤はサーボ内部に入り込まないようにご注意ください。
*4:前回の記事【キョロキョロV②】m5StickVとサーボの接続に関して - パスコンパスの日記参照ください。