パスコンパスの日記

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響け!ユーフォニアムの第7回定期演奏会(京都昼)に行ってきました

響け!ユーフォニアム」という吹奏楽をテーマにしたアニメが好きなことは時々このブログに書いています*1。 今回は2/10に京都で定期演奏会というイベントに行ってきて(初参加)、物語の舞台となっている宇治周辺を散策してきた(こちらは4回目位?)のでその感想を書きます。

話が面白くてキャラが魅力的で絵がきれいで曲が良くて熱い作品なので観たことが無い方に「ちょっと観てみようかな」と思っていただきたいと常々思っています。こちらの記事で楽しんでる様子を流し読みしていただけて、もし魅力が少しでも伝わったら幸いです。
吹奏楽がテーマですが、私の様に楽器に詳しくなかったり弾けなくても楽しめます。今年の4月から続きのテレビシリーズをやるので今のうちに過去作を観ておけたらとても良いのではと個人的には思います。

第7回定期演奏会(京都 昼の部)の感想

オーメンズオブラブ

開幕と同時のオーメンズオブラブが最高でした。好きな作品は良い思い出が増えて勝手にどんどん好きになっていく様な気がするのですが、この曲は久々の新作のアンコン編を初日に観に行った時に隣の人がOPで感動で鼻をすすって泣いていたのにもらい泣きをしてしまった思い出がよみがえり、今日聴きに来れて本当によかったなぁとしみじみとしてしまいました。

繰り返し観たOPが脳内で流れつつもこの楽器からこんな音が出るのかと楽しく聴くことができました。

アンサンブルの4曲

次にアンサンブルの形式での演奏がありました。フラワークラウン、ティータイム、メヌエット、フロントラインの流れで、ティータイム以外はサントラでヘビロテしていた曲で馴染みがありました。ヘビロテしていたはずでしたが、コンバスだけの音を生で聴いたことがなかったのでメヌエットの優雅な音色と演奏は個人的にとても新鮮な気持ちで聴くことができました。演奏者のお2人が仲が良さそうなのも素敵でした。プレッシャーものすごいはずなのにそれを感じさせない安定さでした。
もう一つ特記するならばフロントラインのマリンバがすごすぎて意味がわかりませんでした。片手に2本ずつバチを持って正確無比に鍵を叩いている様子は楽器のできないど素人の私からするとすごさをどの様に描写して良いか分からないレベルです。

[Brass7] ティー・タイム/高橋伸哉/ Tea Time by Shin'ya Takahashi - YouTube

上のリンク先の動画のティータイムは作中での演奏シーンやサントラにも収録がないため、かなり新鮮な気持ちで聴くことができました。

朗読劇

続いて朗読劇がありました。 今回は北宇治カルテットの4人ではなく、出演されていた声優のみなさんもおっしゃられていた様に少し珍しいメンバーだったと思います。 キャラクター名の方で言うと緑輝、奏、梨々花、求という2年生1人に対し1年生が3人でしかも1人だけパートも違います。 あらすじは河原町でコンサートに行く緑輝と求が奏と梨々花にバッタリ会って、雑談をして最後に写真を撮る様な内容でした。 アンコン編ではセリフが無かった(ということを私はここのトークで知った)求君ですが、奏ちゃんと顔を合わせる度にケンカをしている日常の風景が浮かぶ内容でほのぼのとしてとても良かったです。

勢い余って絵を描きました。画力が追い付かないので原作の絵と全然違うのはすみません。

google earth河原町の通りのタイルを見て何となくそれっぽくしてみています。

DREAM SOLISTER

朗読劇の後はTRUEさんの一期のOP、DREAM SOLISTERでした。声量すごすぎて清々しいというか何と言ったら良いのか、とにかくめちゃくちゃ爽やかで晴れやかでした。演奏してる方々もみんな楽しそう。

BGMのオーケストラアレンジ

その後は作中のBGMのメドレーのオーケストラアレンジでした。これも通勤中サントラをひたすらループしていたので曲自体は馴染み深かったのですが、生演奏で迫力が普段と段違いでした。更に「今私は作中でも登場している宇治文化センターで聴いているのだ」ということを改めて考えると最高です。

アンサンブル

その後はTRUEさんのアンコン編のエンディング曲「アンサンブル」でした。今回ユーフォのイベントでは生演奏は初披露とおっしゃってた様な気がします。ここで個人的にゾクゾクしたのはTRUEさんの歌詞に合わせたパフォーマンスでした。「一人では曲を奏でられない」という様な内容の歌詞の部分で奏者の方の方に振り返ったり、左右の描写が出てくるところで観客から見た方向に腕を上げたり等、曲を全身全霊で表現されていました。数日経った今思い出してもわくわくします。温泉や風呂に浸かった時につい「あ"〜」と声を出してしまうことがあると思いますが、その時の感覚に近いです。時が経ったら忘れてしまうと思いますが、ここに文で残しておけばまた思い出せるでしょう。読み返すかは分からないですが。

【TRUE】「アンサンブル」Music Video(『特別編 響け!ユーフォニアム~アンサンブルコンテスト~』主題歌) - YouTube

そしてPV今初めて見ましたけど良いですね。

アンコール曲 宝島

ここで一旦終了となりましたが、拍手は鳴り止まずアンコールの曲が始まりました。ちょっとこれがですね。あの、宝島…。宝島がほんとマジでめちゃくちゃウルトラ良すぎて比喩でなく開始後しばらく涙が止まりませんでした。あの曲名曲すぎる。曲の始まりもサプライズというかパーカッションの方が立膝でポーズを取って踊りながら登場して始まって、ポーズ決めてスタート!という感じでこれがもうテンション爆上がりです。声にならない雄叫びを上げる感じです。良い意味でやばいです。今記事を書きながらサントラ宝島に切り替えました。何といっても演奏されているみなさんが楽しそうなのがジーンと来ます。

思えばオーメンズオブラブのOPも楽しそうな写真がずらっと流れるので心に響いたのかもしれないです。心から楽しんでいる様子を見るとこちらまで幸せになります。この記事を読んで下さっている方にも少しでもこの感覚が伝わって良い気持ち(?)になっていただけたら嬉しいです。ソロの演奏も作中の部長の様子を思い出して身震いしました。また聴きたい。

運営関係者の方が東京公演の様子をポストされているツイートを発見したので引用させていただきます↓。改めて楽しそうすぎる。

少し話が逸れますが、好きな作品や物事にハマる要因として正のフィードバックループがかかることがあると思います。今回の例で言うと、元々のアニメの演奏のシーンの印象に更に実際の演奏会が楽しかった思い出が足されます。その後に宇治を観光して良かった思い出も足されると、またイベントや聖地に行きたくなり行けば行くほど思い出が増えて楽しくなります。制御工学では正のフィードバックループがかかると対象の挙動が発散し制御不能となりますが、好きなことのフィードバックループはよほど、止める必要はありません。 何らか人に迷惑をかけたり、自分の生活が窮する程にお金をかけてしまったら考え直した方が良いと思いますが、個人ブログに楽しかった思い出をひたすら書き殴っている分には何も問題はないのではと思っています。

一緒に行った友人とも話したのですが、自分が好きなことを相手にうまく紹介して興味を持ってもらいたいという気持ちがそこそこある方な様です。繰り返しになりますが、少しでも良さが伝わればと思いながら、色々な表現で気持ちを表現してみています。

アンコール曲2 三日月の舞

アンコール、盛りだくさんでした。まだ終わりじゃないです。三日月の舞を宇治で聴けました。はい。一期で練習シーン等かなりフレーズが繰り返されるので非常に印象深い曲です。聴くことができて本当に良かったの一言に尽きます。

アンコール コメント

その後に声優の方々とTRUEさん、指揮の大和田先生のコメントの時間がありました。印象に残っているのは久石奏役の雨宮天さんの感想が他の方の3倍位長くてテンションが高くて心底楽しんで参加されていたのだなと感じたことでした。また、月永求役の土屋神葉さんが「ユーフォへの出演が決まる前からセルフで宇治をロケハンしていた」という話も素敵で、勝手に好感度が爆上がりしました。

アンコール曲3 ムーンライトセレナーデ

アンコールの最後の曲は3期の特別映像で流れていた曲で、調べるとどうやらムーンライトセレナーデという曲名の様です。フルで聴いたのは初めてだったのでとても新鮮でした。3期がとても楽しみです。

オマケ・パネル

また、宇治市公式の紫式部コラボのパネルも大人気で列に並んで写真を撮りました。この場に揃うのは今日だけで今後は観光センターや源氏物語ミュージアム等に置かれる様です。

そういえば物販のトートバッグが欲しかったのですが、直前で売り切れてしまいました。

宇治周辺散策

演奏会後と翌日は宇治周辺を散策しました。

ホテル(ホテルトレンドJR宇治駅前)

事前に深く調べずにJR宇治駅の近くのホテルに泊まったのですが、商店街とのコラボパネル?がホテル内に置いてありました。

友人がチェックインしている際に1人写真を撮っていたからどうかわかりませんが、受付の方が去年のキャンペーンのクリアファイルで残っていたものをプレゼントしてくれました。嬉しい。

宇治橋

アンコン編のポスターの上の方の3年生がいるところの背景はここかなと思います。京阪宇治駅から橋を渡って駅を眺める方向です。宇治橋は趣があって好きです。

駐車場

ここは3期のPVで映っていたところだと思います。16秒くらいです。PVが公開されてから初めて宇治に来たので早速現地に行ってみました。登校する途中のシーンになるのかなと思います。

良い感じです。よく見てみると平等院の駐車場でした。喜撰橋の近くで川から少し離れる方向に行った辺りです。

宇治川沿い

ここも3期のPVの最後でこのアングルで映っていたと思います。

時期的に桜は咲いていませんが、場所はここかなと思います。宇治橋をJR宇治駅側に渡った側の川沿いの道です。駐車場も近いです。

アル・プラザ宇治東

ここは作中では出てきていないと思いますが、中の本屋に原作の武田綾乃先生の特集スペースがあると聞いたので行ってみました。

ユーフォ以外の作品も含めて棚の一角が丸々良い感じにまとめられていました。他の本屋であまり見ないファンブックの文庫本があったので買って帰りました。

水道橋

18:00も過ぎてだいぶ日も暮れて作中の夕方と比べるともはや真っ暗でしたがアル・プラザの近くの水道橋にも寄ってきました。印象深い場所です。1日目はこんな感じで後は夜ご飯を食べてホテルに帰って話して寝ました。

中路ベーカリー

ここのフランクデニッシュが作中にも出てきていて食べたいと思っていました。1度目は売り切れ、2度目はお休みで3度目の正直で今回ついに買うことができました。開店が7:00だったので7:15にはお店に着く様に動いた甲斐がありました。

棚に置いてあったフランクデニッシュを持ってレジへ行ったら、焼きたてに取り替えていただけて感謝です。場所は黄檗駅の近くです。

伏見稲荷

ここはユーフォの方では出ていないですが、せっかく京都に来たのと武田先生の短編集の方で登場していたので行ってみました。過去にも何度か来たことはあったのですが、頂上までは行ったことがなかったのでぐるっと回れて楽しかったです。朝一に行ったので比較的空いていましたが、降りてきたら人が沢山いたので正解だったなと思いました。

そういえば神社は出ていないですが、駅は一期の最終話では出てました。

六地蔵周辺

黄檗伏見稲荷六地蔵と、分かる方には分かりますが行ったり来たりしています。今回一番行きたかったのは3期のキービジュアルのここの茶畑でした。

アングル違いでアンコン編にも映っていた道です。 他にも六地蔵周辺のスポットもこちらのサイト等を参考にしつつ何ヶ所か巡りました。

ぶらり聖地巡礼の旅 響け!ユーフォニアム【 場所別まとめ 】

お肉ダイニングきくさん

六地蔵の後は宇治に戻りました。ユーフォファンが集うお店があると知って今回初めてお邪魔しました。ちょうどお昼時で前日が定期演奏会だったこともあってか大人気でした。かつ丼おいしかったです。人が空いたタイミングで店員さんが気さくに「今なら店内の写真撮っていいよ!」と言ってくださったのでお言葉に甘えて写真を撮らせていただきました。ありがとうございます。また行きます。

東隼上がり児童公園

最後はまた黄檗へ移動してアンコン編の最後の公園まで行ってきました。近くのコンビニでチョコまんが売っているかなと思いましたが、残念ながらそれはありませんでした。

位置情報を使ったデジタルスタンプラリーを去年ここでやっていた様で、地元の方からの温かいメッセージのパネルが残っていました。

まとめ

演奏会も聖地巡礼も大満足でとても楽しかったです。また宇治やイベントには遊びに行きたいと思います。ここまでハマった作品は人生で今まで無かったので、3期が終わってしまったら途方もない喪失感に襲われそうで怖いです。外伝とか映像化してくれないかな…。 読んで下さり、ありがとうございました!

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